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主なジェネリック医薬品輸出国

主なジェネリック医薬品輸出国

ジェネリック大国インド

何故、ジェネリック医薬品がインドで製造が多いかのご説明を致します。
日本の場合、ジェネリック医薬品は新薬の特許期間が切れた後に、ジェネリック医薬品として厚生労働省より認可が降りた物しか製造・販売出来ません。その他諸外国もこの形が多いのですが、インドに関しては、特許に関して大きな違いが有ります。

お薬に関する2つの特許

日本の場合ですと『物質特許』『製法特許』と2つの形で特許が別れます。

『物質特許』とは、科学物質(成分)に対する特許です。
『製法特許』とは、お薬の製造過程に対する特許です。

ジェネリック医薬品大国インド

これに対して、インドでは特許が他の国とは大きな違いが有り、物質特許を認めておりません。
つまり、日本や他の諸外国では物質に対する特許が切れるまで、同じ有効成分を使用して作る医薬品は使用できませんが、 インドでは、同じ有効成分の医薬品に対して、製造過程が違えばジェネリック医薬品を作る事が可能となります。 こういった事から、インド国内では様々なジェネリック医薬品が登場しています。

実は、昔の日本も物質特許を認めていませんでした。長い期間と莫大な開発費をかけて新薬(先発医薬品)を開発しても、 すぐにジェネリック医薬品(後発医薬品)を安価で販売されてしまっては、 新薬を作った製薬会社は開発費も回収できず赤字になってしまい、次の新薬開発費すら捻出できなくなってしまいます。
医療の発展も止まってしまうという問題が出てきて、新薬開発をする製薬会社の利益や開発意欲を促進する為にも、 日本では1976年に物質特許を認めて、今の形が出来上がったわけです。

そういった理由から、インドでは他の国よりも多数のジェネリック医薬品を生んでいます。

インドとジェネリック医薬品

インドでは、ジェネリック医薬品を作ったほうが、開発費用も抑えられるので、新薬開発をするよりもジェネリック医薬品の開発研究をしたほうが、利益を見込めるのです。
インドの物質特許が認められる様になり、もしジェネリック医薬品が特許が切れるまで製造・販売が出来なくなってしまうと、困ってしまう出来事もおこります。

特にボランティアで運営されている非営利医療団体は、世界各国の貧しい地域等で、薬代が無く治療を受けたくても受けられないような人達が、無料で治療を受ける事が出来るのです。
現在の日本では想像し難い出来事ですが、実際に薬代がなく治療が受けれずに死亡している方は大勢います。

その治療に用いられている薬の大半は、インドで製造・販売されているジェネリック医薬品が使用されています。インドの特殊な環境の中で、安くて信頼出来るジェネリック医薬品を、使用する事で大勢の貧しい方々が救われているという実情もあります。
そのような様々な事情もあり、インドのジェネリック医薬品は数多く輸出され使用されています。

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