ビマトプロスト

成分名

ビマトプロスト

適応症状

緑内障/高眼圧症

簡易説明

ビマトプロストはプロスタマイド受容体に作用し、ぶどう膜流出路を介して、房水とよばれる目の中の体液の排出を促進することで眼圧を下げます。
緑内障や高眼圧症の治療に対する有効性が高いことから、第一選択されることが多い点眼液です。
ビマトプロストの副作用でまつげが伸びたり、太くなるということから美容目的で使用されることもあります。

処方可能な診療科目

眼科/美容外科/皮膚科など

健康保険の適応

健康保険適応(一部健康保険適応外)

病院で処方してもらう時の費用目安

約1000円~10000円程度(薬価:910円/ml)
※病院により差が有り。薬代の他に初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

製造販売承認年月日:2009年7月7日

国内のジェネリック認可

関連製品(先発薬)

ルミガン点眼液0.03%【製造メーカー:千寿製薬】

関連製品(ジェネリック)

ルミガン点眼液0.03%【製造メーカー:アラガン】/グラッシュビスタ/ケアプロスト/ビマトアイドロップス

効果・作用

▼ビマトプロストの作用
ビマトプロストは緑内障や高眼圧症に処方される点眼液です。
緑内障とは、眼球内の圧力によって視神経が圧迫されたために、視野が徐々に欠けていく病気です。
緑内障は、失明原因の第一位を占めており、40歳以上の日本人20人に1人の割合で発症すると言われている眼病です。
目の中は、房水と呼ばれる体液で満たされていますが、この房水は絶えず循環しており、目の中には房水を注ぐ蛇口と目の外へ体液を流す排出管があります。
排出管が目詰まりをおこし、流れが悪くなると、房水を注ぐ蛇口は開きっぱなしになっているため、目の中に水が溜まり、圧力が次第に高くなっていき、緑内障を発症させてしまいます。
そんな緑内障の治療に使用されるビマトプロストには、眼圧を低下させる効果があり、房水の排出を促進させる効果があります。
ビマトプロストには、プロスタグランジンF2α(房水排出促進作用がある体内物質)という体内物質を元にして造られた薬剤(プロスタグランジンF2αの眼圧降下作用を保持したまま、結膜充血などへの副作用の軽減を目的として造られた薬剤)が主成分となっているため、点眼後、PGF2αと同様に房水の排出を促進することで眼圧を下げる作用があります。
また、ビマトプロストの副作用として、まつげが伸びたり太くなるという育毛効果が発見され、美容クリニックなどでも「グラッシュビスタ」などの呼び名で処方されています。

使用方法

【緑内障・高眼圧症】
通常、1回1滴を1日1回点眼します。

【まつ毛育毛に使用する場合】
1日1回寝る前に、上まつ毛の付け根だけに外用します。


コンタクトレンズとの併用はできません。
コンタクトレンズは使用後15分経過した後に装着します。

副作用

【よくある副作用】
充血/一時的な刺激症状(しみる、灼熱感、痛み)、かゆみ/まぶたの腫れ/かすみ目/目の周囲の皮膚変色(黒ずむ)/まつ毛の異常(長く、太く、濃くなる)/角膜障害(しみる、かゆみ、目の痛み、異物感、かすみ目などの症状が続く)など

【重大な副作用】
・虹彩色素沈着(黒目部分の色調変化)

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

・以前、薬を使用してアレルギー症状が見られる方
・無水晶体眼又は眼内レンズ挿入眼の方
・眼内炎(虹彩炎、ぶどう膜炎)のある方
・ヘルペスウイルスが潜在している可能性のある方
・妊婦、産婦、授乳婦など

上記にあてはまる方は、ビマトプロストを使用する事が出来ない可能性があります。
ビマトプロストを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

【併用禁忌薬】
プロスタグランジン系点眼剤/ラタノプロスト含有点眼剤(眼圧が上昇する恐れがある)

よくある質問
緑内障治療でルミガン点眼薬を処方してもらいましたが、授乳中は原則使用しないようにと記載ありましたが授乳に何か影響は出てしまいますか?

妊婦や授乳婦に関して特にこれといった検証をすることなく理由なしに投与を禁止しているケースがほとんどです。 しかし、それでは治療薬がなくなってしまうため外国の情報やこれまでの使用実績で医師や薬剤師が独自に薬の安全性を判断する事が多々あります。 ルミガンに関しては、血中移行がかなり微量なものとされていますがご不安な場合は治療時は一時使用を中止しかかりつけの医師や薬剤師のかたにご相談下さい。

誤って点眼液を誤飲してしまったときの対処法はありますか?

吐き気や異常な症状が現れた場合はかかりつけの病院を受診して下さい。

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