オルリスタット

目次

成分名 適応症状 簡易説明 受診科目 健康保険の適応 費用目安 厚生労働省による認可 国内のジェネリック認可 関連製品(新薬) 関連製品(ジェネリック) 効果・作用 使用方法 副作用 使用注意・使えない方 併用禁忌薬 よくある質問

成分名

オルリスタット

適応症状

肥満症

簡易説明

オルリスタットは、食事に含まれる脂質(油分)を体内に吸収して分解させる働きを持つ、リパーゼという酵素の働きを抑えるます。
体内へ吸収される脂質を約30%カットし、体外へ排出させる事で摂取カロリーを抑える脂肪吸収抑制剤です。
世界各国で、重度の肥満症患者のダイエット治療として使用されています。
日本でも、ダイエット外来がある内科や美容整形外科などで処方されています。
脂質の多い食事の際に服用し、長期使用も可能です。

処方可能な診療科目

内科/美容整形外科 など

健康保険の適応

健康保険適応外 全額自己負担

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安  :約2,500円~10,000円
薬代1錠あたりの目安:約250円~500円
病院によって差が有り、薬代の他に初診料・診察料・検査料などが必要になります。

厚生労働省による認可、または発売年月日

なし

国内のジェネリック認可

なし

関連製品(新薬)

ゼニカル【製薬メーカー:ロシュ】

関連製品(ジェネリック)

▼オルリスタット
オルリガル/オーリスタット/ビーファット

効果・作用

▼オルリスタットの作用
食事から脂質を吸収するには、リパーゼという脂肪分解酵素が必要です。
体内に入ってきた脂質を、吸収できるようにリパーゼが脂肪分を分解し、吸収を助けます。
そこで、オルリスタットがリパーゼの働きを抑えます。
分解されなかった脂肪分は、体内へ吸収されずにそのまま便として体外へ排出されます。
このオルリスタットの作用により、通常時と比較し脂質約30%の吸収を阻害する事が可能です。
脂肪分の多い食事を好んで食べる方には効果的ですが、脂肪分の少ない食事では効果が見込めないため、脂肪分の多い食事をする際に服用します。

【オルリスタットの効果・作用まとめ】
①リパーゼという脂肪分解酵素の働きを抑える。
②分解されなかった脂肪分は、吸収されずに体外へ排出される。
③吸収されずに体外へ排出される脂肪分は約30%
④脂肪分の少ない食事ではあまり効果がない。
オルリスタットは本来吸収されるはずの脂肪分約30%をカットし、体外へ排出する事で摂取カロリーを抑え肥満症の治療に用いられます。

使用方法

▼肥満症など
脂質の多い食後1時間以内に、オルリスタット60mg~120mgを目安に、水またはぬるま湯で服用して下さい。
年齢や症状によって、適宜増減して下さい。
※但し、ビタミンも吸収されずに一緒に体外へと排出される為、、ビタミン剤と併用する事をオススメ致します。

副作用

▼オルリスタットの副作用
▼便の変化
・軟便
・脂肪便
・便漏れ
・便意のコントロール不可 など
▼脂溶性ビタミン
・吸収不足

オルリスタットには、副作用が起こる可能性があります。
副作用の出方は、個人差や服用量によっても違ってきます。
オルリスタットを安全に使用する為にも、医師や薬剤師に指示された用法・用量を守りましょう。
服用を中止する際も、医師に相談し問題ないか確認してから中止しましょう。

■オルリスタット副作用(重度)
極めて稀な副作用ですが、重度の副作用にご注意下さい。

▼肝機能障害
・食欲低下
・倦怠感
・かゆみ
・黄疸 など
▼胆石症
・胆石
・腹痛
・吐き気
・嘔吐 など
▼腎機能障害
・むくみ
・尿量低下
・血尿
・背中、腰、脇腹の痛み など

重篤な副作用の発生率は低いですが、異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。

【オルリスタットの副作用まとめ】
・軟便や脂肪便になり、便のコントロールがきかなくなる場合がある
・脂溶性ビタミンの吸収も妨げられるため、別途ビタミンを摂取した方が良い
・肝機能障害、腎機能障害、胆石などの重篤な副作用も稀におこる
用法用量を守り、医師の指示に従って正しく服用しましょう。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

▼オルリスタットが使用できない方

■オルリスタットを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
添加物にアレルギーをお持ちの方は、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。

■禁忌薬、シクロスポリン、経口抗凝血剤を投与中の方
・シクロスポリン
体内の免疫力を低下させ臓器移植後の拒絶反応を抑える薬です。シクロスポリンの効果を減少させる恐れがあります。
・経口抗凝血剤
血液を固まりにくくするワーファリンなどの経口抗凝血剤とは併用できません。

▼オルリスタットの慎重投与が必要な方

■妊婦または授乳中、妊娠している可能性がある女性の方
妊婦又は授乳中の方への投与に関しては、安全性の確立がされていないため、妊婦又は妊娠している可能性がある場合、治療上の有益性が危険性を上回ると判断した場合のみ投与とし、基本的に使用は避けて下さい。

■栄養失調、摂食障害、精神障害、消化吸収障害、肝胆膵疾患をおもちの方
使用するにはリスクがある為、必ず使用前に医師に相談して、指示に従って下さい。

【オルリスタットの使用に注意が必要な方、使用が出来ない方まとめ】
▼オルリスタットが使用できない方
・オルリスタットや医薬品の添加物にアレルギーをお持ちの方
・禁忌薬を投与中の方
▼オルリスタットの慎重投与が必要な方
・妊婦または授乳中、妊娠している可能性がある女性の方
・栄養失調、摂食障害、精神障害、消化吸収障害、肝胆膵疾患をおもちの方
上記にあてはまる方は、オルリスタットを使用する事が出来ない可能性があります。
オルリスタットを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

▼併用禁忌薬
下記薬剤との併用は出来ません。
・ワルファリン
・ワーファリン
・ヘパリン
・シクロスポリン
・抗てんかん薬
・アミオダロン
・レポチロキシン など

▼併用注意薬
下記薬剤と併用すると、薬剤の効果を低下させたり、強めたりする恐れがあります。
下記の医薬品と併用する場合は、事前に医師に相談して下さい。
・経口避妊薬
・アカルボースなど

オルリスタットに関する
よくある質問
オルリスタットはカーボブロッカーと併用可能ですか?

炭水化物などの糖質と、油分の多い食事を取る際は、同時に服用して両方の摂取カロリーを抑える事も可能です。

具体的に30%の脂質をカットするとどの位痩せますか?

・豚肉100gに含まれている脂質は約350キロカロリー
・牛肉100Gに含まれている脂質は約450キロカロリー
その約30%をカットすると、下記の計算となります
・豚肉100gで117キロカロリー
・牛肉100Gで135キロカロリー
150キロカロリーを1日3食で1日450キロカロリー
30日で計算した場合、13500キロカロリーカットする計算となり、7000キロカロリー消費すると約1キロ減量出来ますので、1ヶ月で約2キロ減っていく計算となります。

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