2021-09-18 投稿
2023-05-11 最終更新日
イベルメクチンを扱う製薬会社の安全性
イベルメクチンを主成分とするお薬ですが、名前が微妙に違うジェネリック医薬品が複数ございます。
・イベルジョン
・イベルメクトール
・イベルヒール
などなど
こちらの医薬品は果たして安全なものなのでしょうか?
まず、抗寄生虫薬である「イベルメクチン」が新型コロナに効くかもしれないという話があります。
イベルメクチンとは本来、疥癬(かいせん)や腸管糞線虫症、糞線虫やヒゼンダニなどの寄生虫の治療薬として用いられるお薬です。
1970年代、日本の大村智博士が静岡県川奈で採取した土の中の微生物から発見、抽出した「エバーメクチン」をもとに、アメリカの製薬会社メルクによって開発された寄生虫駆除薬。
これが先発薬である「ストロメクトール」(イベルメクチン)です。
日本国内だとイベルメクチンが含まれている医薬品は、このストロメクトールのみです。
しかしこの薬は手に入れようと思うと、新型コロナウイルスに感染してから病院で処方してもらうか。
本来の寄生虫の治療薬として処方してもらうかしか手に入れる方法がありません。
つまり日本国内では予防として手に入れるのは不可能です。
しかも日本ではジェネリック医薬品が製造販売されていないため、価格が高い先発品を購入する必要があります。
そこで、ジェネリック医薬品が存在します。
日本製の医薬品「ストロメクトール」(イベルメクチン)は、約40年前の薬なので特許はすでに切れ、後発医薬品が存在します。
同効果のジェネリック医薬品は価格もお安く、先発薬と比較すると約10倍ほどの差があります。
日本では販売されていないため入手するためには個人輸入代行業者を利用します。
イベルメクチンを主成分とするストロメクトールの後発医薬品
つまりストロメクトールのジェネリック医薬品は様々な製薬会社から発売されております。
現在購入可能なイベルメクチンのジェネリック医薬品はこちら(一例です)↓↓↓
◆イベルジョン
インド ムンバイの製薬会社Johnlee Pharmaceutical Pvt Ltd(ジョンリー製薬)の医薬品です。
ジョンリー製薬は、ISO(国際標準化機構)が定める品質管理システムであるISO-9001:2008の認定を取得しているほか、WHO(世界保健機構)のガイドラインに従った総合的な製造・品質管理により、高品質の医薬品製剤を製造しています。急成長中の製薬会社です。
経験豊富な優秀な薬剤師の厳格な監督の下で、400種類以上の製剤を製造しています。
治療薬の分野は幅広く、抗菌薬、抗糖尿病薬、抗真菌薬、抗精神病薬、鎮痛剤、抗リウマチ薬、制酸剤、抗マラリア薬、心臓血管系、胃腸薬、化粧品、スキンケア製品、栄養補助食品など、多岐にわたるお薬を提供しています。
◆イベルヒール
インド ムンバイの製薬会社Healing Pharma(ヒーリングファーマ社)の医薬品です。
高品質なジェネリック医薬品とヘルスケア製品を世界中に提供し、強いマーケティング構造で急成長している企業です。
ヒーリングファーマが製造販売している製品は300以上にもなり、ISO9001-2015認証を取得した施設にて様々な剤型の製品を製造しています。
◆イベルメクトール
インド ムンバイの製薬会社Sun Pharma(サンファーマ社)の医薬品です。
サンファーマ社はジェネリック医薬品を専門にした世界第4位の製薬会社であり、インドでは第1位の製薬会社です。150カ国以上の国々で高品質で手頃な価格の医薬品を提供しています。
約2,000人の科学者による研究開発に注力しており、
一般用医薬品(OTC)、抗レトロウイルス薬(ARV)、医薬品原薬(API)、中間体など多岐にわたって製造販売しています。
などなど。
ほとんどがインドの製薬会社になりますが、インドは「開発途上国の薬局」と言われる世界のジェネリック医薬品の最大の供給地です。
ジェネリック医薬品市場では世界最大であり、世界の供給量の20%を占め、ワクチンの世界需要の62%も供給しています。
インドは米国外で最大の数のUS-FDA準拠の製薬工場(APIを含めて262以上)を持つ唯一の国です。
参考にしてみてください。