2018-12-31 投稿
いつもメデマートをご利用いただき誠にありがとうございます。
メデマートスタッフの小林です。
今回紹介するのは、ラシックスの代替えとして注目されているルプラックです。
ついに明日の2019年1月1日、新しい年が始まるこの日に、大人気の利尿剤であるラシックスを始めとしたフロセミドが含まれた医薬品が個人輸入できなくなります。
他にもスマートドラッグを始めとしたいくつかの医薬品が輸入できなくなるのですが、この事はご存知の方も多いと思われます。
厳密に言えば、1月1日から日本に入れる事が出来なくなるので、当サイトでも半月ほど前に注文を締め切り、取り扱いを終了しました。
今後は当サイトに限らず、個人輸入によって入手すること一切できなくなります。
しかし、ラシックスはその利尿作用によってむくみがスッキリするということから、体がむくみがちな人は重宝していたものです。
そんな大人気のものが、今まで当たり前に手元にあったものが、急になくなったりしたら困る人も多いかと思われます。
もちろん規制が入ったからにはどこも輸入することはできませんし、今後は病院でもフロセミド錠は処方されにくくなるという話です。
どれだけ困っても、今後入手するのは難しい、というよりはほぼ入手できないと考えたほうがよさそうです。
そこでラシックスの代わりとなりうる薬が切望されているかと思います。
そんな方に是非とも知ってほしいのが、ラシックスの代替えとなりそうな商品の中でも一番注目されている、ルプラックという利尿剤です。
フロセミドと同じループ利尿薬であるトラセミド、その錠剤がルプラックになります。
曰く、トラセミドはフロセミドの約5倍の利尿作用があり、またフロセミドと比べても副作用も少ないのだとか。
ラシックスよりも利便性の増した薬と言えますね。
でも、いくらラシックスがもう手に入らないと言っても、使い慣れた薬を別のものに替えるというのはそれなりに抵抗があると思います。
いかに同じような作用の薬だとしても、効果や副作用などの使用感はやはり違っているでしょうからね。
よって今回は、前もって購入しておいたラシックスとルプラックの効果を比較してみました。
用意したのはラシックス40mgとルプラック10mgです。
これらを日を開けてそれぞれ飲んでみます。
それ以外はできるだけいつも通りに過ごし、飲食も可能な限り同じもの、同じくらいの量を摂るようにしました。
先に飲んだのはラシックスです。
実は私は今までラシックスを始めとした利尿剤を飲んだことがありませんでした。
この検証が初となったわけですが、確かにラシックスの効果は絶大でしたね。
飲んでしばらくするとトイレに行きたくなる、行ったあとも少し時間が経過すればまた行きたくなる。
下品な話になるので回数などを具体的には明記しませんが、数時間は20~30分おきにトイレに行くことになりました。
さらに、尿意が収まったころに体重を測ると、前日比で-1.3kgになっていました。
単純に言えば1.3リットルの水が体から出た事になるわけですから、むくみも相当抑えられたことでしょう。
当然、一時的なものですから数日もすれば元の体重に戻りましたが、確かにこの効果がありがたがられるのは理解できるものでした。
次にルプラックを体重が戻った頃に飲みました。
効果のほどはラシックスと同じようにしか感じられなかったので、両者の差を挙げさせていただきます。
一応どちらの薬も飲んだ時間と、飲んでからトイレに行った時間を記録しておいたのですが、ルプラックの方が飲んでから初回トイレまでの時間がやや長いので、ラシックスに比べるとゆっくり効くものなのかもしれません。
また、尿意を感じていた時間はルプラックの方が少し長く、その分トイレに行った回数もルプラックの方が数回多かったです。
体重も前日比で-1.5kgになっていました。
また、前述した副作用の強弱については、どちらを飲んだときも特に尿意以外の体調の変化を感じ取れなかったので、正直よくわかりませんでした。
総括すると、少し差異は感じられたものの、効き目や飲んだ際の体調変化などは同じ、といった所でしょうか。
以上が、ラシックスとルプラックの効果の比較になります。
もちろん、薬の効果については個人差があるものですから、すべての人が私と同じように感じるとは限りません。
しかし、個人の感想とはいえ実際にラシックスとルプラックを試しての比較となるので、ラシックスが無くなって困っている方に参考にしていただければ幸いです。
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