成分名 |
セファランチン |
適応症状 |
円形脱毛症
放射線による白血球減少症
滲出性中耳カタル
粃糠性脱毛症
まむし咬傷 |
簡易説明 |
アレルギーを抑えたり、血流をよくする作用があります。主に、円形脱毛症、放射線による白血球減少症、まむし咬傷、粃糠性脱毛症などの治療に使用されます。有効成分は、ツヅラフジ科植物の「アルカロイド」です。特定の効能を狙って製品加工され、内服薬や外用薬の形で利用されます。抗アレルギー作用や、血流促進作用、免疫機能増強作用、造血機能の改善作用などがあります。また、耳鼻科では、滲出性中耳炎の治療に応用されます(同一成分の注射薬は正式な適応)。 |
処方可能な診療科目 |
内科/耳鼻咽喉科/皮膚科など |
健康保険の適応 |
健康保険適応 |
病院で処方してもらう時の費用目安 |
診察料などの目安 :約1,000円~5,000円
薬代1錠あたりの目安:1mg約7.2円
薬代1末あたりの目安:1%約52.7円
薬代1注あたりの目安:10mg約163円
病院によって差が有り薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。 |
厚生労働省による認可、または発売年月日 |
発売開始年月 : 1966年12月 |
国内のジェネリック認可 |
現在ジェネリック医薬品の製造はありません。 |
関連製品(先発薬) |
【製薬メーカー:メディサ新薬】
セファランチン錠1mg
セファランチン末1%
セファランチン注10mg |
関連製品(ジェネリック) |
現在ジェネリック医薬品の製造はありません。 |
効果・作用 |
セファランチンは、ツヅラフジ科の植物タマサキツヅラフジから抽出した有機化合物です。結核菌の発育を阻止する効果が認められ、1942年に結核の治療及び予防の医薬品として承認されています。アレルギーを抑制し、血液の流れをよくする作用があります。主に円形脱毛症、白血球減少症、中耳炎、毒蛇のかみ傷を治療するのに使用されてます。また、中耳の炎症をおさえる働き、血液を作る機能を改善したり、免疫力を高める働きがあります。保険適応されていませんが、口内炎にも効果があります。
▼作用部位・作用機序
セファランチンは、細胞膜を形成する脂質二重層へ取り込まれることにより、膜撹乱物質による細胞膜の流動性を低下させ、膜構造と機能の障害を抑制していることが確認されています。
▼作用
≪抗アレルギー作用≫
肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用に基づく抗アレルギー作用を発揮します。
≪血液幹細胞増加作用≫
血液幹細胞を増加させ、造血機能を改善します。また、通常は放射線による白血球減少に使用されます。
≪末梢循環改善作用≫
末梢血管の拡張、血流を促進することで末梢循環障害を改善します。この作用により、毛根などに栄養が供給されるようになります。
▼セファランチンの発毛効果
毛が生えてくるまでには最低でも1~3ヶ月はかかります。円形脱毛症が完全に治るまでには6ヶ月~1年はかかり、全く効果が出ず、円形脱毛症が治らない場合もあります。
▼セファランチンとまむし咬傷
セファランチンは、もとは薬草から抽出された生薬ですが、実験室的ににマムシ毒に対する効果が証明されています。副作用が少ないので投与しやすいクスリです。
▼セファランチンと併用薬
≪アレグラ、グリチルリチン併用≫
自律神経障害による円形脱毛症は治る可能性があります。また、軽症の円形脱毛症の治療効果を高められます。 |
使用方法 |
①白血球減少症
タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして、1日3~6mgを2~3回に分けて食後経口投与してください。
※なお、年齢、症状により適宜増減します。
②脱毛症
タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして、1日1.5~2mgを2~3回に分けて食後経口投与してください。
※なお、年齢、症状により適宜増減します。
③滲出性中耳カタル
タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回2〜5mgを1日1回静脈内に注射するか又は皮下に注射してください。
※なお、年齢、症状により適宜増減します。
④まむし咬傷
タマサキツヅラフジ抽出アルカロイドとして1回1〜10mgを1日1回静脈内に注射してください。
※なお、年齢、症状により適宜増減します。
<注>:重症化が予想される場合には、まむし抗毒素血清を使用することが望ましいです。
≪使用上の注意≫
セファランチンの副作用として過敏症が報告されており、セファランチンを投与後に顔面や手足に発疹や皮疹、浮腫などの症状が出た場合には、速やかに医師の診断を仰ぎ、投与を中止することが必要です。また、食欲不振や胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢などがあり、これらの症状が発現した場合には医師の診断を仰ぎ、減量または休薬することが必要です。
≪女性の利用について≫
女性がセファランチンを服用すると、内分泌系の副作用として、生理不順の症状が出ることがあります。なお、セファランチンは妊娠中の投与に関する安全性は確立されていないため、妊娠中の女性がセファランチンを服用する際には、医師の診断を仰ぐことが必要です。 |
副作用 |
主な副作用
セファランチンには、副作用が起こる可能性があります。
セファランチンを服用した場合、どのような副作用が起こるか知っておきましょう。
浮腫、過敏症、発疹、皮疹、顔面浮腫、手足浮腫、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢
重大な副作用
極めて稀な副作用ですが、重度の副作用にご注意下さい。
重篤な副作用の発生率は低いですが、用法や用量を間違えると命に危険を及ぼすような、重篤な副作用が発生する恐れもあります。
異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。
ショック、アナフィラキシー、顔面潮紅、蕁麻疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下
その他の副作用
AST上昇、ALT上昇、月経異常、頭痛、そう痒感、眩暈
※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。 |
使用に注意が必要な方 使用出来ない方 |
使用が出来ない方 ■セファランチンを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方セファランチンは、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。
▼セファランチンの有効成分
セファランチン
▼代表薬の添加物
乳糖水和物、バレイショデンプン、カルメロースナトリウム、タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム
妊婦/授乳者
使用に注意が必要な方 高齢者
新生児/乳児/幼児/小児
上記にあてはまる方は、セファランチンを使用する事が出来ない可能性があります。 セファランチンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。 |
併用禁忌薬 |
併用禁忌薬 なし
併用禁忌薬がないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です 現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。 |
セファランチンに関する よくある質問 |
|
参考元一覧 |
添付文書セファランチン錠【メディサ新薬株式会社】 |
サイト利用に関する注意事項 | 医薬品を使用する場合、必ず医師や薬剤師の指示に従って下さい。 医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。 |