レボノルゲストレル

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目次

成分名 適応症状 簡易説明 受診科目 健康保険の適応 費用目安 厚生労働省による認可 国内のジェネリック認可 関連製品(新薬) 関連製品(ジェネリック) 効果・作用 使用方法 副作用 使用注意・使えない方 併用禁忌薬よくある質問

成分名

レボノルゲストレル

適応症状

避妊/過多月経/月経困難症

簡易説明

レボノルゲストレルはプロゲステロン薬(黄体ホルモン薬)と呼ばれる種類の薬になります。
排卵抑制作用により避妊効果を示すことが示唆されており、その他に受精阻害作用及び受精卵着床阻害作用も関与する可能性が考えられています。
レボノルゲストレルが最初に作られたのは1960年代で、1980年代に避妊薬として使用され始めました。
これまで世界の約50カ国で承認がされており、日本では初めての緊急避妊薬としてWHO(世界保健機構)によって必須医薬品の1つに定められています。

処方可能な診療科目

婦人科/内科など

健康保険の適応

一部健康保険適応外

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安  :約2,500円~10,000円
薬代1錠あたりの目安:約10,000円~16,000円
薬代後発薬1錠の目安:約5,000円~10,000円
病院によって差が有り。薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

2011年2月23日認可取得済み 2011年5月発売開始

国内のジェネリック認可

関連製品(新薬)

ノルレボ錠【製薬メーカー:あすか製薬】
ミレーナ【製薬メーカー:バイエル薬品】

関連製品(ジェネリック)

▼レボノルゲストレルのみ
アイピル/ポスティノール/ノルパック/マドンナ/アンウォンテッドなど

▼レボノルゲストレル+エチニルエストラジオール
トリキュラー/オブラル-L/アンジュなど

効果・作用

レボノルゲストレルは低用量ピルや緊急避妊薬に含有される合成プロゲステロン(黄体ホルモン)のことになります。
「第2世代」の黄体ホルモンになり、今まで主流だったノルエチステロンと比較すると黄体ホルモン活性が強く、卵胞ホルモン活性がないのが特徴になります。
レボノルゲストレルは排卵を起こさない、排卵を遅らせるといった作用があります。 排卵は脳の下垂体が卵胞の成熟度を察知し、黄体化ホルモンを分泌することにより始まります。
この黄体化ホルモンが卵巣に向かうことを「LHサージ」と呼ばれていますが、このLHサージを止める作用があるのがレボノルゲストレルになります。
レボノルゲストレルには、上記の作用のほか子宮の入り口(子宮頸管)から分泌される粘液の粘性を高めてくれる作用があります。
この作用により子宮内に精子が入りにくくなります。
この2つの作用によってレボノルゲストレルには避妊効果があることが認められています。
レボノルゲストレルが含まれている医薬品は主に緊急避妊薬や低用量ピルになります。

使用方法

【緊急避妊薬の場合】
性交後72時間(3日)以内に1回服用して下さい。

【低用量ピルの場合】
▼21錠の場合
生理初日から1日1錠を同じ時間に21日間連続で飲みます。その後7日間は休薬します。28日間を周期とします。
※出血が終わっているか終わっていないかに関係なく29日目から新しいシートの服用を始めます。
▼28錠の場合
生理初日から実薬1日1錠を同じ時間に21日間連続で飲みます。その後プレセボ錠1日1錠を同じ時間に7日間連続で飲みます。28日間を周期とします。
※出血が終わっているか終わっていないかに関係なく29日目から新しいシートの服用を始めます。

【子宮内避妊具の場合】
生理が始まった日を月経1日目として、7日以内に挿入します。
出産後は子宮の回復を待って挿入となります。 出産後3~4ヶ月後を目安にして下さい。

副作用

【緊急避妊薬の場合】
消退出血/不正子宮出血/頭痛/吐き気/倦怠感/疲労感/傾眠など

【低用量ピルの場合】
吐き気/食欲不振/腹痛/下痢/乳房痛/むくみなど

【子宮内避妊具の場合】
下腹部痛/不正出血/腰痛など

レボノルゲストレルには、副作用が起こる可能性があります。
レボノルゲストレルを服用した場合、どのような副作用が起こるか知っておきましょう。

■レボノルゲストレル副作用(重度)
極めて稀な副作用ですが、重度の副作用にご注意下さい。

【緊急避妊薬の場合】
1回の服用で済みますので、副作用も一過性で重いものはありません。

【低用量ピルの場合】
・血栓症
・アナフィラキシーショック
・網膜血流障害による視力障害
・肝機能異常
・黄疸
・急激な体重増加など

【子宮内避妊具の場合】
・骨盤内炎症性疾患(PID)
・子宮外妊娠
・穿孔
・卵巣のう胞破裂など

重篤な副作用の発生率は低いですが、用法や用量を間違えると命に危険を及ぼすような、重篤な副作用が発生する恐れもあります。
異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

■レボノルゲストレルを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方は、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方(ノルレボ錠の場合)は、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。

▼ノルレボ錠の添加物
・乳糖水和物
・トウモロコシデンプン
・ポビドン
・軽質無水ケイ酸
・ステアリン酸マグネシウム

【使用に注意が必要な方】
①肝機能障害のある方
②心疾患、腎疾患またはその前歴がある方
③授乳中の方

【使用が出来ない方】
①重い肝機能障害のある方
②妊娠中の方

上記にあてはまる方は、レボノルゲストレルを使用する事が出来ない可能性があります。
レボノルゲストレルを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

【併用禁忌薬】
調査中

【併用注意薬】
フェノバルビタール/フェニトイン/プリミドン/カルバマゼピン/リトナビル/リファブチン/リファンピシン/グリセオフルビン

【組み合わせが注意な食品】
セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

上記の併用禁忌薬に入ってないからといって、医薬品と併用するのは危険です。
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

レボノルゲストレルに関する
よくある質問
低用量ピル服用中に避妊失敗した場合は、併用してアフターピルを飲んだほうがいいですか?

低用量ピルをきちんと毎日服用しているのであれば、避妊効果は十分期待できますのでアフターピルをさらに服用する必要はありません。

アフターピル服用してから3日経過しても副作用の吐き気があります。このような場合は妊娠している可能性があるということでしょうか?

万が一妊娠していたとしても症状が出るのは早すぎます。薬による副作用の高いのでご不安な場合は再度受診するようにして下さい。

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