デソゲストレル

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目次

成分名 適応症状 簡易説明 受診科目 健康保険の適応 費用目安 厚生労働省による認可 国内のジェネリック認可 関連製品(新薬) 関連製品(ジェネリック) 効果・作用 使用方法 副作用 使用注意・使えない方 併用禁忌薬よくある質問

成分名

デソゲストレル

適応症状

避妊/月経異常症

簡易説明

デソゲストレルは黄体ホルモン剤(プロゲストーゲン)の一種になります。
月経異常症(生理不順・生理痛)を適応症としていますが排卵抑制作用を主作用とし、子宮内膜変化による着床阻害作用および頸管粘液変化による精子阻害作用により、避妊効果があることもわかっています。

処方可能な診療科目

婦人科/内科など

健康保険の適応

健康保険適応外

病院で処方してもらう時の費用目安

デソゲストレルは殆どの場合、女性用の低用量ピルに含有されています。
診察料などの目安  :約2,500円~10,000円
女性用ピル(先発)目安:4,000円~7,000円/1シート
女性用ピル(後発)目安:1,500円~3,000円/1シート
全額自己負担の為、病院によって差が有り。薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

1999年9月発売開始

国内のジェネリック認可

関連製品(新薬)

マーベロン21【製薬メーカー:MSD】
マーベロン28【製薬メーカー:MSD】

関連製品(ジェネリック)

▼デソゲストレル+エチニルエストラジオール
セラゼッタ/メリアン/マーシロン/フェミロン/ノベロン/ジュリアナ/ファボワールなど

効果・作用

デソゲストレルは第3世代の黄体ホルモン薬となります。
デソゲストレルが含まれている医薬品は低用量ピルになります。
女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)があり、この二つのホルモンが視床下部から下垂体、卵巣内分泌系へと作用して排卵のときに必要なホルモンの分泌量を減らします。
また、排卵を抑制すると同時に子宮の入り口(子宮頚管)の粘液の粘りを強くして、精子が子宮内に侵入しないようにしたり、子宮内膜を受精しにくい状態にします。
卵胞ホルモンや黄体ホルモンが体内に微量にある状態は、脳が「既に卵胞が成熟している」と認識し卵胞は成熟しなくなり、排卵が抑えられるので避妊効果を示します。
第2世代までの黄体ホルモンは、男性ホルモンの作用が強く出ていましたがデソゲストレルのような第3世代の黄体ホルモンは男性ホルモンの作用が少なくなっており、今まで懸念されていたニキビ、多毛症、肥満などといった症状を抑えることに成功しました。
女性は月経時に子宮内膜が剥がれ落ち、このときに激しい痛みを伴いますがデソゲストレルを服用すると卵胞の成熟や子宮内膜の増殖を抑えることができ、月経困難症の軽減にも作用を示します。

使用方法

デソゲストレルが含まれている医薬品は低用量ピルになります。
【21錠の場合】
生理初日から1日1錠を同じ時間に21日間連続で飲みます。その後7日間は休薬します。28日間を周期とします。
※出血が終わっているか終わっていないかに関係なく29日目から新しいシートの服用を始めます。

【28錠の場合】
生理初日から実薬1日1錠を同じ時間に21日間連続で飲みます。その後プラセボ錠1日1錠を同じ時間に7日間連続で飲みます。28日間を周期とします。
※出血が終わっているか終わっていないかに関係なく29日目から新しいシートの服用を始めます。

飲み忘れないように注意して下さい。
万が一、飲み忘れた場合は翌日までに気付いたならただちに飲み忘れた錠剤を服用し、その日の錠剤も通常通りに服用をして下さい。
2日以上連続して飲み忘れがあった場合は服用を中止して、次の月経を待って服用を再開して下さい。
避妊目的で低用量ピルを服用している方は、飲み忘れにより妊娠する可能性が高くなるので、その周期は他の方法で避妊を行って下さい。

副作用

不正出血/吐き気/頭痛/乳房痛/腹痛/下痢/むくみなど

服用開始からホルモン環境が一時的に変化すると見られるものとなります。
2~3ヶ月ほど経過し身体が慣れてくると、次第に軽減してきます。
デソゲストレルには、副作用が起こる可能性があります。
デソゲストレルを服用した場合、どのような副作用が起こるか知っておきましょう。

■デソゲストレル副作用(重度)
極めて稀な副作用ですが、重度の副作用にご注意下さい。
▼血栓症
手足とくにふくらはぎの痛み・はれ・むくみ・しびれ、突然の息切れ・息苦しい、深呼吸で胸が痛い、急に視力が落ちる、視野が欠ける、目が痛む、頭痛、片側のまひ、うまく話せない、意識が薄れるなど

重篤な副作用の発生率は低いですが、用法や用量を間違えると命に危険を及ぼすような、重篤な副作用が発生する恐れもあります。
異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

■デソゲストレルを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方は、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方(マーベロン21・28の場合)は、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。

▼マーベロン21の添加物
・バレイショデンプン
・ポビドン
・ステアリン酸
・軽質無水ケイ酸
・トコフェロール
・乳糖水和物
・ヒプロメロース
・マクロゴール400
・酸化チタン
・タルク

▼マーベロン28の添加物
・バレイショデンプン
・ポビドン
・ステアリン酸
・軽質無水ケイ酸
・トコフェロール
・乳糖水和物
・ヒプロメロース
・マクロゴール400
・酸化チタン
・タルク
・トウモロコシデンプン
・ステアリン酸マグネシウム
・黄色三二酸化鉄
・食用青色2号アルミニウムレーキ

【使用に注意が必要な方】
・40歳以上の方
・子宮筋腫のある方
・乳癌の既往歴のある方
・乳癌の家族歴又は乳房に結節のある方
・喫煙者
・肥満の方
・血栓症の家族歴を持つ方
・前兆を伴わない片頭痛持ちの方
・心臓弁膜症の方
・軽度の高血圧の方
・耐糖能の低下している方
・ポルフィリン症の方
・肝障害のある方
・心疾患、腎疾患又はその既往歴のある方
・てんかんの方
・テタニーのある方

【使用が出来ない方】
・エストロゲン依存性悪性腫瘍、子宮頸癌及びその疑いのある方
・診断の確定していない異常性器出血のある方
・血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患又はその既往歴のある方
・35歳以上で1日15本以上の喫煙者の方
・前兆(閃輝暗点、星型閃光等)を伴う片頭痛の方
・肺高血圧症又は心房細動を合併する心臓弁膜症の方
・亜急性細菌性心内膜炎の既往歴のある心臓弁膜症の方
・血管病変を伴う糖尿病患者の方
・血栓性素因のある方
・抗リン脂質抗体症候群の方
・手術前4週以内、術後2週以内、産後4週以内及び長期間安静状態の方
・重篤な肝障害のある方
・肝腫瘍のある方
・脂質代謝異常のある方
・高血圧のある方
・耳硬化症の方
・妊娠中に黄疸、持続性そう痒症又は妊娠ヘルペスの既往歴のある方
・妊婦又は妊娠している可能性のある方
・授乳中の方
・骨成長が終了していない可能性がある方
・オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤を投与中の方

上記にあてはまる方は、デソゲストレルを使用する事が出来ない可能性があります。
デソゲストレルを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

【併用禁忌薬】
オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル配合剤

【併用注意薬】
副腎皮質ホルモン剤/プレドニゾロン/三環系抗うつ剤/イミプラミン/セレギリン塩酸塩/シクロスポリン/テオフィリン/オメプラゾール/リファンピシン類/バルビツール酸誘導体/フェノバルビタール/ヒダントイン系抗てんかん剤/フェニトインナトリウム/カルバマゼピン/ボセンタン/モダフィニル/トピラマート/テトラサイクリン系抗生物質/ペニシリン系抗生物質/アンピシリン水和物/塩酸テルビナフィン/Gn-RH誘導体/酢酸ブセレリン/血糖降下剤/インスリン製剤/スルホニルウレア系薬剤/スルホンアミド系薬剤/ビグアナイド系製剤/ラモトリギン/モルヒネ/サリチル酸/アセトアミノフェン/HIVプロテアーゼ阻害剤/メシル酸ネルフィナビル/リトナビル/ダルナビル/ロピナビル・リトナビル配合剤/非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤/ネビラピン/ホスアンプレナビル/エファビレンツ/テラプレビル/アスナプレビル/エトラビリン/フルコナゾール/イトラコナゾール/ボリコナゾール

【組み合わせが注意な食品】
セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

上記の併用禁忌薬に入ってないからといって、医薬品と併用するのは危険です。
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

デソゲストレルに関する
よくある質問
飲酒後にマーベロンの服用は特に問題はありませんか?

アルコールとの相互作用は特にないので、飲酒後でも服用されるのは問題はありません。

マーベロンと市販薬の風邪薬の併用は大丈夫ですか?

はい、特に併用は問題ありません。

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医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。