ノルエルゲストロミン

成分名

ノルエルゲストロミン

適応症状

避妊/月経困難症

簡易説明

ノルエルゲストロミンは、性ホルモンとしてプロゲストゲンの種類に分類されます。
ノルエルゲストロミンは、黄体形成ホルモンの放出を阻害し、そのため排卵阻害活性を有する。
エストロゲンは、卵胞刺激ホルモンの分泌を阻害することによって、排卵を阻害します。
エストロゲンには、17-ベータ-エストラジオール及びエチニルエストラジオールが含まれていて、ノルエルゲストロミンを含む製品、並びにノルエルゲストロミン及びエチニルエストラジオールを含む組み合わせ製品は、女性における避妊及びホルモン補充療法に使用されます。

処方可能な診療科目

処方可能な診療科目はありません。
(日本未承認のため)

健康保険の適応

病院で処方してもらう時の費用目安

厚生労働省による認可、または発売年月日

国内のジェネリック認可

関連製品(先発薬)

エブラ【製薬メーカー:ジョンソン社】

関連製品(ジェネリック)

効果・作用

ノルエルゲストロミンはエチニルエストラジオールという卵胞ホルモンと組み合わせることによって排卵を抑える作用があります。
この二つが含まれている医薬品は、『エブラ』という避妊パッチが有名です。
ノルエルゲストロミン(黄体ホルモン)とエチニルエストラジオール(卵胞ホルモン)を皮膚から吸収することによって、排卵をおさえ、子宮頚管粘液の性状の変化により精子が子宮に入るのを防ぎ、子宮内膜の変化により、受精卵の着床を抑えられます。
上記のことから従来の低用量ピルと同等の効果である避妊効果、生理不順の改善、重度の生理痛の改善にも効果があります。

使用方法

副作用

【エブラ(避妊パッチ)の場合】
お腹の膨らみ/倦怠感/むくみ/頭痛/かぶれ/不正出血など

重篤な副作用の発生率は低いですが、用法や用量を間違えると命に危険を及ぼすような、重篤な副作用が発生する恐れもあります。
異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

【エブラ(避妊パッチ)の場合】
・本剤に対しアレルギーをお持ちの方
・重篤な腎障害または肝障害のある方
・妊娠中、授乳中の方
・乳がんまたは他のエストロゲン、プロゲスチン感受性のがん疾患を患っている方
・動脈または静脈血栓症のリスクが高い方
・医師に診断されていない異常な子宮出血がある方など

上記にあてはまる方は、ノルエルゲストロミンを使用する事が出来ない可能性があります。
ノルエルゲストロミンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

現在調査中

ノルエルゲストロミンに関する
よくある質問
避妊パッチエブラを使用したときに頭痛と顔にニキビがたくさん出来てしまいました。これはやはり避妊パッチによる副作用なのでしょうか?

避妊パッチエブラは第一世代のホルモンを使用しています。副作用の出方には個人差がありますし、ホルモン剤全般のお薬に該当する事ですがホルモンの変化や体質などでニキビが出来てしまう可能性もあり得ます。

避妊パッチエブラを貼る箇所は太ももの内側でも可能でしょうか?

はい、太もも内側に貼った場合でも成分は浸透され効果は得られます。

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医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。