2021-09-15 投稿
イベルメクチンの処方
腸管糞線虫駆虫薬であるイベルメクチンですが、日本での処方は可能なのかという点ですが、
このお薬はヒゼンダニ寄生による疥癬(かいせん)といわれる症状を発症した時に処方されるお薬になります。
日本では新型コロナウイルスのお薬として病院では処方は行ってもらえません。
もちろんドラッグストアや薬局などでも入手が困難となります。
コロナウイルスの予防にも感染後にも効果があると言われていますが、日本では未承認の為、医師による処方は医者自身にリスクがあるため処方は行いません。
日本は十分な治験によるデータをもとに承認するため、承認薬に至るまでかなりの歳月が必要となります。
その点世界から見ても、日本の医薬品に対する評価は世界からも高く評価されています。
しかしその反面、薬の処方を行うまでに時間がかかります。
日本では薬の処方をするために、医師の診察を受診したのちに処方箋が必要となります。
「処方箋」とは、診断した医者が患者さんの病気の治療に必要な医薬品の種類や適した量、服用法を記載した書類です。
その次に薬剤師が処方箋の内容が本当に適正であるか確認した後、調剤を行います。
患者さんの薬物治療を行う上で重要な役割を担っています。
処方箋の有効期限は発行日を含めて4日間です。
有効期限が過ぎると調剤薬局では受付できなくなります。
医療機関で再度発行をしてもらう必要があります。
しかしその場合、健康保険が適用されないため費用は全額自己負担となります。
それが「医薬分業」と呼ばれる日本の医療の仕組みです。
しかし、今の日本でイベルメクチンを処方するのは厳しいといえます。
最近ではメディアで開発者、研究者、医師がイベルメクチンの有用性を唱えたことでイベルメクチンの処方を求めて病院へ処方を求めて殺到したそうですが、結果はどこも処方をしてもらえません。
未承認である現状で入手するには、個人輸入代行を利用して海外から取り入れる他無いのです。
諸外国の名でオーストラリア、カナダ、ブラジル、ロシアなどでは個人輸入代行を利用する場合でも医師免許を所有している医師からの処方箋が必要となりますが、日本は個人輸入代行を利用する際、処方箋が必要とされていないので、イベルメクチンを個人輸入で入手する際、自己責任の下であれば輸入・服用が可能なのです。