モクタール

成分名

モクタール

適応症状

次の皮膚疾患の消炎・止痒・殺菌/白癬、黄癬、疥癬、乾癬、慢性の湿疹・皮膚炎

簡易説明

モクタール軟膏は、皮膚の炎症や痒みをおさえる薬です。
アカマツやクロマツなどの木部を原料としています。炎症や痒みをおさえる作用や、おだやかな殺菌作用があります。モクタール軟膏は、脱ステロイドの際に使用される薬の代表でした。
モクタール軟膏は以前、吉田製薬が製造していましたが、2006年9月販売中止になっています。

処方可能な診療科目

販売中止の医薬品です。

健康保険の適応

販売中止の医薬品です。

病院で処方してもらう時の費用目安

販売中止の医薬品です。

厚生労働省による認可、または発売年月日

情報がありません。

国内のジェネリック認可

現在ジェネリック医薬品の製造はありません。

関連製品(先発薬)

モクタール軟膏【吉田製薬】2006年9月販売中止

関連製品(ジェネリック)

現在ジェネリック医薬品の製造はありません。

効果・作用

モクタールは、防腐・殺菌および皮膚疾患治療剤として古くから使用されてきました。
脱ステロイドの際に使用される薬の代表でした。
日本においては明治24年にモクタールが皮膚疾患の消炎止痒剤として収載され保険適応とされていました。
しかし、モクタールを塗った部位の着色と強烈な焦げた臭いがあるために使用時に不快感を伴います。
さらに、薬としての有効性を立証する科学的根拠がないため、使用されなくなりました
以前、モクタールは吉田製薬が製造していましたが、2006年9月販売中止になっています。
2017年3月17日に官報に告示され2018年3月31日薬価削除されています。
代替品は、第一三共の「グリテール(脱脂大豆乾留タール)」です。

使用方法

軟膏(1~17%)として、症状に応じ1日1~数回塗擦又は貼付してください。

副作用

主な副作用
光線過敏症、発疹、刺激感

※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

使用に注意が必要な方、使用出来ない方は現在報告されていません。

※何か異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。

併用禁忌薬

現在併用禁忌薬に該当する医薬品はありません。

併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

モクタールに関する
よくある質問
モクタールはどういう成分が入っているのでしょうか?

モクタールは、アカマツやクロマツなどの木部を原料としています。
【参考元】
モクタール【おくすり110番】

もうモクタールは病院で処方してもらえないのでしょうか?

モクタールは2006年9月に販売中止になっています。なので処方をすることも不可能になります。
【参考元】モクタールの製造中止と代替品【YG研究会】

参考元一覧

モクタール【おくすり110番】
モクタールの製造中止と代替品【YG研究会】

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