フィンペシア&ミノキシジル(AGA)の口コミ・レビュー【メデマートスタッフの体験談】

フィンペシア&ミノキシジル(AGA)の口コミ・レビュー【メデマートスタッフの体験談】 AGA治療薬

スタッフ体験談で紹介されている商品:フィンペシア&ミノキシジル セット

商品名 フィンペシア&ノキシジル セット
画像 フィンペシア&ノキシジル セット
一般名 フィナステリド・ミノキシジル
価格 1錠あたり43円
メーカー シプラ・T.O. MED
購入ページ

スタッフ斎藤の体験談

<スタッフプロフィール>

性別
年齢 44歳
身長 175㎝
体重 110㎏

履歴詳細

  • AGA治療薬使用開始 2020年10月27日~

開始時~3ヶ月

  • フィンペシア(フィナステリド1mg)
  • ノキシジル(ミノキシジル2.5mg)

3ヶ月~ミノキシジルを5mgに増量

  • フィンペシア(フィナステリド1mg)
  • ノキシジル(ミノキシジル5mg)

服用タイミング

  • 起床後、服用

※この記事は、医師や有資格者ではないスタッフによる体験談です。個人の感想を記載しております。
今回は、前回のED治療薬シルビトラに続き、AGA治療薬の体験談です。
まずは、薄毛が気になりだした頃から、治療を開始するまでの経緯についてお話させて頂きます。

最初に薄毛が気になったのは10代後半位の頃で、その頃から頭頂部や髪の毛の分け目から地肌が見えており、薄毛が気になっていました。
最初におこなった薄毛対策は、薬局などで市販されている育毛剤のサクセスを使用しました。
サクセスに関しては、1年ほど使用しましたが薄毛改善効果は感じられず諦めて使用をやめました。

この頃、海外では発毛剤のロゲイン(主成分ミノキシジル)が話題となっており、髪の毛が生えるという噂を耳にしてかなり気になっていました。
そして20歳前後の頃でしょうか。遂に日本でもロゲイン(日本名はリアップ)が登場し、薬局で市販されるようになり、私も早速使い始めました。
1年ほど継続して使用しましたが、残念ながら薄毛改善効果は感じられず諦めて使用をやめました。

それ以降は、特に薄毛対策といった事もせず、薄毛が少しでも目立たないようにと、基本髪型は短髪にしていました。
出来るだけ薄毛を気にしない、可能な限り薄毛の事は忘れ去るといった感じで約20年過ごしていましたが、やはり気持ちだけで薄毛が改善される事はなく、加齢と共に髪の毛も細くなり薄毛がゆっくりと進行しているように感じていました。

AGAという言葉を知ったのもこの頃ですが、数年前から周りで飲み薬による薄毛治療を始める方が増えてきました。
久しぶりにあった知り合いのHさんがAGA治療をおこなっていたのですが、その豹変ぶりにびっくりしてしまいました。
サザエさんのお父さんである波平さん。波平さんと同じ髪型だった知り合いの方が、約1年で隙間なくびっしり髪の毛が生えている坊主頭になっていたのです。まさに、カツラを被ってるか、植毛でもしたんですか?っていうレベルの変わり方でしたが、Hさんのお話を聞くと飲み薬によるAGA治療を1年続けてここまでなったとの事でした。
そんな物凄い変わり方をした方ばかりではありませんが、1年ほど継続して治療を行っている方のほとんどから、体感で効果がわかるという事を数人から聞きまして、この様な出来事をキッカケとして、約20年ぶりに薄毛治療を開始しようと思い立った訳であります。
忘れようと頑張っても事実はなくなりませんので、41歳を目前に最新のAGA治療薬で再びチャレンジする事にしました。

そこで理屈っぽい私は、ただ飲めば効くというのではなく、どの様にして効くのかといった仕組みや、周りの経験者の飲み方や注意したほうが良い事など情報収集をしっかりとしてから、治療を始める事にしました。
情報収集した中から、個人的にAGA治療に関して大切だなと思えた知識を下記まとめてみました。

個人的にAGA治療に関して大切だなと思えた知識まとめ

  • ヘアサイクルは約3年~5年【すぐに結果はついてこない】
  • 薄毛の原因はヘアサイクルの乱れで起こる
  • ヘアサイクルの回数は有限で約15回~40回程度
  • ヘアサイクルが終了すると二度と髪の毛は生えてこない
  • AGAは進行性である

まずは、髪の毛が生え変わる仕組みを理解し、薄毛になる原因を取り除く事が大切だと思い情報をまとめてみました。

髪の毛が生えて抜け替わるまで、男性は通常約3年~5年周期で起こるようで、この一連の流れはヘアサイクルと呼ばれてます。
薄毛になってしまうのは、髪の毛が成長しきる前に抜けてしまったり、短期間で抜けてしまうなど、ヘアサイクルが乱れる事で起こります。

という事は、先ずは抜け毛を抑える事が一番大事である。
治療には毛周期があるため、3年~5年程度と長い目で見る必要がある。
という上記2点に気づきました。

やっかいなのがこのヘアサイクル。無限に続くわけではないようで、ヘアサイクルの回数は15回~40回程度で終わってしまうそうです。
しかも、ヘアサイクルが終わった毛穴からは、髪の毛は二度と生えて来なくなってしまう。
更にAGAの薄毛は進行性であり、進行すればするほどヘアサイクルの周期が短くなる。
つまり、二度と髪の毛が生えてこなくなってしまうまでのタイムリミットが、どんどん短くなっていくという負の連鎖が起こっている恐ろしい状態。
薄毛かな?と感じた時には、既にAGAは進行しており、薄毛が気になる前に対策を始める事が理想的で、出来る限り早く対策を始めたほうが効果的である。

なに!忘れようと気づかないふりしているしているうちに、どんどん状況は悪化していたってことか!
10代の頃から薄毛が気になってた私は、もう既に間に合わないんじゃないか?という不安もよぎりましたが、Hさんを始めとする周りの成功事例を目の辺りにしてきていますので、取り敢えずはダメ元でも良いからやってみようと思いました。

上記でも記載させて頂いた知り合いのHさんは、年齢は50代後半。サザエさんのお父さんである波平さんと同じ状態でした。
頭頂部からおでこにかけて地肌丸見え状態の薄毛で、後頭部下部と側面に髪の毛が残っている状態です。
この状態からAGA治療を開始し、1年程度で普通の坊主に近くなる状態まで薄毛改善しています。羨ましすぎる(泣)

そんなHさんや周りの人達がおこなっていたAGA治療は皆同じで、2種類の飲み薬を毎日飲み続ける事でした。

抜け毛を抑えるフィナステリド【フィンペシア】

まずは、一番大事な抜け毛を抑えるって事ですね。どんなに生えてもバンバン抜けてたら髪の毛残りませんもんね。
短期間で抜けてしまっていたヘアサイクルを正常な状態に戻す働きを持つ有効成分がフィナステリドです。

先発薬名はプロペシアで、私は同成分を含有したジェネリックのフィンペシア1mgを使用しています。
何故ジェネリックを選んだのかというと、このフィナステリドは飲み続けなければいけない薬だからです。
飲むのを辞めた時点で元の状態へと戻ってしまいます。AGAは進行性なので、元の状態よりも症状が進行している可能性も十分あります。
飲み続けなければならないとなると、気になるのは金銭面での負担です。
塵も積もればなんとやらで、価格が安く同等の効果が期待出来るジェネリックを選択しました。

また、同系統の抜け毛を抑える薬には、ザガーロ(有効成分デュタステリド)もありましたが、Hさんを含め周りの方は全てフィナステリドを使用して結果を残していましたので、私も同様にフィナステリドから使い始める事を選択しました。

発毛・育毛はミノキシジル

2番目に大事な事は、抜け毛を抑えて残った髪の毛へ栄養をしっかり送り育毛する事。
また、栄養が足りずに育ちきらなかった髪の毛も、十分な栄養が行き渡る様にする事で、新たな髪の毛が生えてくるように発毛する事です。
血管を広げ十分な栄養を送り発毛・育毛を促進する有効成分がミノキシジルです。

そりゃ、栄養が足りなかったら育つものも育ちませんよね。
そんなミノキシジルには、頭皮に塗り込む外用薬と、飲み薬で服用する内服薬の2種類がありました。
外用薬は患部である頭皮のみ血流を改善することが出来ますが、以前に使用した事があったが効果を感じられなかった事。Hさんを含め、周りで良い結果を出している人達は全て内服タイプのミノキシジルを使っていた事から、内服タイプのミノキシジルを選択しました。

ただし、ミノキシジルの内服に関しては、世界でも内服使用で承認されている国が無いことからも、服用にはリスクがある事。
周りの方の意見を聞いていると、副作用による浮腫が気になるという意見が多かった事から、少量から開始し状況に応じて増量又は外用薬へ変更を判断する事にしました。

また、使用していた方が皆が口を揃えて言うのは、治療を開始すると体毛が増えるという事でした。
内服タイプのミノキシジルは、体全体に作用が及ぶため、髪の毛だけではなく体毛も増えるという事ですね。
体感で違いを感じられるのは嬉しいですが、体毛が濃くなるのはやはり気になりますね。

フィナステリドとミノキシジルの飲み方を決めた理由

Hさんを含む周りの意見を聞いていると、飲んだか飲んでないかがわからなくなってしまうことがあるという意見がありました。
飲み忘れを防ぐ。ムラをなくすといった意味でも、毎日同じ時間に飲むことにしました。
しかし時間で管理すると、平日と休日で行動が変わってきたりします。
そこで、朝起きてトイレに行き、歯を磨き顔を洗い終わった後、1日1回フィナステリドとミノキシジルを飲むことに決めました。
休日も平日も起きる時間はさほど変わりないので。
起きたら必ず毎日行うルーティーンですので、それとセットにする事で、飲み忘れを防ぎ、時間を気にしなくて良いからです。

また、朝に決めたもう一つの理由として、ミノキシジルはED治療薬やアルコールと併用が出来ないということです。
アルコールを飲んだり、ED治療薬を使う頻度はあまり高くありませんが、使用する時間帯は夜が多いので、時間をあけるために朝に設定しました。
お酒を大量に朝まで飲んで、何時もの起きる時間にまだ酔っている。今日は朝にED治療薬が必要になった。など、イレギュラーが起こった時、AGA治療薬の服用はお休みしていました。

ED治療薬を使う日やお酒を飲む日は基本的にミノキシジルは服用しない。
ミノキシジルを飲んだ後、半日以上時間が経過している場合のみED治療薬を使用したり、お酒を飲むといった感じで対応しています。

このあたりは、それぞれ生活リズムが違いますので、自分生活リズムにあったタイミングを見つける事が大事だと思います。
大事な事は、忘れずに毎日継続して飲み続けなければならないことですので。
ただ、毎日飲み続ける事は大切ですが、無理して飲む必要はないので、お休みした日は、1日くらい大丈夫と気にしないようにしています。

用量に関しまして、Hさんや大きく変化を感じられた周りの皆さんの殆が、フィナステリドが1日1mg、ミノキシジル10mgを服用していました。
確かに今まで薄毛治療に失敗してきた私としては、喉から手が出るほど効果が欲しいです。
ただ、長く治療を続けなければならないと考えると、体に負担が少なく続けられる事が大切だと思いました。

そこで私は、ミノキシジルのリスクや副作用など、無理なく続ける事が出来るかを見極める為にも、少量からスタートしました。
ミノキシジルは最初の3ヶ月間は2.5mgから開始し、問題ない事を確認して4ヵ月目以降は5mgに増量して継続しています。
ミノキシジル2.5mgで3ヶ月間服用しましたが、特に浮腫が酷いといった事もなく、増やしても問題ないかなと判断出来たので、5mgまで増量しました。
やはり、途中で10mgに増やそうかどうか迷った事もありましたが、体に負担が少なく続けられる事が大切だを優先し、5mgのまま継続しています。

初期脱毛について

飲み始めて1ヶ月後、飲み始める前との記録写真を比較した時、更に髪の毛の量が減ったと思いましたが、ミノキシジルによる生え変わりの初期脱毛と理解していたので、安心してそのまま継続使用が出来ました。
自分は短髪でしたので、抜け毛は気になりませんでしたが、髪の毛に長さがある方は、抜け毛が目立つので、本当にこれは大丈夫か?と焦ったと言っていました。やはり、一時的に抜け毛が増えるとわかっていても、大切な髪の毛が減ってしまったら焦りますよね(笑)

効果を実感できる点

私の場合、Hさんを含め、周りの実体験を聞けた方は5名いました。
Hさんは、使用後3ヶ月程度で明らかに変わってきたそうです。
その他の方も、大体皆さん体感で効果を感じるまでには、半年~1年程度といった印象でした。
まぁ、効果には個人差があると思いますが、毛髪サイクルが通常約3年~5年という事を考えると、しっかりその期間は使う必要があると思います。
私も今回、一つの区切りめとしてこの体験談を書かせて頂いた理由は、継続使用して3年経過したという点です。

実際に私が体感で変化を感じられたのは、AGA治療薬を飲み始めてから半年程度でした。
まず、髪の毛が太くなったからなのか、シャンプーをした時の髪の毛の手触りが明らかに変わりました。
細くぺにゃぺにゃだった触り心地が弾力を感じるようになり、毛量が増えたと実感しました。

以前から薄毛が目立つと感じてるタイミングは、髪の毛が濡れた時や、整髪料をたっぷり付けた時、頭皮に脂分が増えてきた時などがあります。
同様の状況でも、以前ほど薄毛を感じなくなってきました。
薄毛が気になりずっと短髪で過ごしていましたが、この頃から気にせず髪の毛をのばせるようになったり、整髪料も気にせず使い髪型をセット出来るようになりました。
実は、丁度3年目の毛髪状況を撮影する為に、ずっとのばしていた髪の毛を坊主にしたんです。同じ長さで比較しないとわかりにくいですもんね。
撮影前の髪にある程度長さがあった時は、以前と比較すると部屋や枕周囲に落ちている毛量や、お風呂場の排水溝に詰まる毛量など明らかに変わっています。

また、皆が言われていたミノキシジルによる体毛増加ですが、こちらもしっかり感じられました。
私は、体毛が濃くなる事が嫌でしたので、同時期に全身医療脱毛の施術を受けていました。
が、いつまで経ってもなかなか減っていかない体毛は、ミノキシジルによって後から新たに生えてきていた体毛でした(笑)
そりゃ、いつまで脱毛しても体毛なくなりませんよね。
うなじなど、以前はまったく毛が生えていなかった部分からも毛が生えるようになりしました。
イタチごっことなっておりますが、脱毛を繰り返すことで対処を継続しています。

私はこの様な状況から、はっきりと全身から発毛の効果を感じる事が出来ましたので、髪の毛も増えてるんだという安心にもつながりました。
周囲の知り合いでミノキシジル10mgを使用している方々は、より体毛の増加がわかりやすいようで、腕やすね毛など体毛があきらかに濃くなったと言う方が大半でした。
そういえば、最近は、髪の毛薄いねとか言われなくなりましたね…。
私の周りは少し特殊で、皆思ったことを口にする方が多くいるので、ストレートに言われる環境です(笑)

継続は力なり

3年間続けてきて大事だと思うことは、継続してAGA治療を続けることだと思いました。
1日1日では変化に気づきませんが、続ける事で、いつの間にかにこんだけ変わったのか!という方が自分も周りの意見も含め同じ意見でした。
ヘアサイクルが通常男性は3年~5年という事を考えると、まだまだ伸びしろがありそうです。
これからも、しっかりと継続していくつもりです。

性欲に関して

特に性欲の衰えは感じませんでした。
周りの方にもコチラを聞いてみましたが、衰えたと感じる方は居ませんでした。
また、自分も含め、ED治療薬を使っている方ばかりなので、この意見はあてになるかはわかりませんが…。

私個人としても、ED治療薬を知ってしまってからは、殆どの機会で使うようになってしまっていますので、そのおかげ?もあるかもしれませんが、服用以前と後で特に大きな違いは感じておりません。
性的に衰えが来る年齢の方が、AGA治療を必要とされる場合が多いと思いますので、加齢による性欲低下を、AGA治療薬が原因なのか、加齢が原因なのか区別を付けるのは難しいんではないでしょうか。40代50代で3年歳をとれば、通常でも性欲が衰えてきてもおかしくない年齢だと思いますので…。

周りの状況の変化

周囲の人も年齢的に薄毛が気になる方が増えています。
やはり、自分を含めHさんの存在がかなり大きいと思いました。
身近な方で大変身すれば、自分もやりたい!!って思う人ばかりだと思いますので。

まさにその通りで、自分の周囲の人の結果を見て、聞いて、自分もやりたいと、どんどんAGA治療を始める方がかなり増えており、現在では私は直接知らない方、知り合いの知り合いまで、どんどん広がってきているようです。

スタッフ小林の体験談

<スタッフプロフィール>

性別
年齢 37歳
身長 170cm
体重 80kg

AGA薬の使用経歴

はじめまして、メデマートスタッフの小林と申します。
私はそれなりに長い間AGAの薬を使用しております。
その経緯により、コラムにてレビューを書くことになりました。

私がAGAの薬を飲むようになったのは2017年の5~6月ごろからになります。
このレビューを書いているのが2023年11月ですので、使用期間はおよそ6年半ほどでしょうか。

今現在、私が飲んでいるのはフィンペシア1mgとミノキシジル10mgです。
ミノキシジルは5mg錠を日に2回に分けて服用しています。
この飲み方をするようになったのも飲み始めてしばらく経過してからです。

履歴詳細

デュタステリド0.5mg(デュタス【ザガーロジェネリック】
 ↓
フィナステリド1mg(フィンペシア【プロペシアジェネリック】
 ↓
フィナステリド1mg + ミノキシジル5mg(ノキシジル
 ↓
フィナステリド1mg + ミノキシジル10mg(5mg錠 × 2回)

上記のように遷移していきました。
今の内容に落ち着いてから、およそ4年ほどになると思われます。

AGAの薬を飲むようになったきっかけ

私がAGAの薬を飲むようになったのは、下記のような複数の理由があります。

①家系による懸念

 いささか大仰な表現になりましたが、単純に母方の親戚に薄毛の人物が多いのを、長いこと私は懸念していました。
 AGAに関する見識に乏しかった当時に何かで得た情報として、母方の家系に薄毛の人が多いと自身もそうなる、というものがありました。
 母方の祖父や叔父がまさにそういった方々であり、ハミルトン・ノーウッド分類でいうところのⅦ型の頭をしています。
 子どもの頃からその親戚たちを眺めていた身としては、下記の②も相まって年を重ねるごとに恐々としていました。

②若いころから広かった額

 私が自身の額に違和感を覚えだしたのは、高校生の半ばの頃だったと記憶しています。
 ある時、鏡を見て思ったのです。
 なんか自分のデコ広くない?
 前より広くなってない?
 そしてまじまじと自分の額を観察し、過去の写真と見比べ、気のせいや見間違いとは言えない範囲から毛がなくなっている事を確信しました。
 その事実に気付いてからというもの、鏡を見るたびに額を注視するようになってしまいました。

③20代後半から増えた抜け毛

 前述の①②により髪の毛に対して一抹の不安感を持っていた私ですが、それが増大したのが働き出して数年した頃の20代後半になります。
 ストレスからくるものなのか何なのか、その頃から明らかに抜け毛の量が増えてきたのです。
 特にシャワー時の抜け毛がひどく、髪に指を通す度に驚くほどの毛が手に絡んでいました。
 その頃にはもはや薄毛に対して恐怖感すら覚えており、抜けた毛の本数を数える勇気は私にはありませんでした。

④AGA治療薬との出会い

 30代に突入して今の会社に転職し、その際にAGA治療薬について知りました。
 それまではAGAという言葉くらいは知っていましたが、それ以上の知識はなくて治療薬があることもその種類も知りませんでした。
 しかしAGA治療薬の存在、種類、飲み方、そして周囲の人が普通に飲んでいる事を知り、それが縁遠いものではなく意外と身近なものであることを理解したのです。
 その事実によって、1歩踏み込んでAGAに立ち向かう為の勇気を得ました。

AGA治療薬を飲みだして

デュタステリド 0.5mg

 前述の通り、私が最初に飲んでいた薬はデュタステリドです。
 当サイトにおいては現在デュタス【ザガーロジェネリック】の名前で取り扱っております。
 チョコボールをやや引き延ばしたような見た目をしており、錠剤としては少々粒が大きめです。
 人によっては飲みにくいと感じるサイズかもしれないので、抵抗がある場合はデュタストロンの方を検討してもいいかもしれません。

 ご存じの方も多いと思いますが、概してデュタステリドはフィナステリドよりも効力が強いと言われており、フィナステリドを試して効果が実感できなかったらデュタステリドに切り替える、というのが一般的といえます。
 それ自体は当時の私も把握していましたが、それでも私が先にデュタステリドを飲み始めたのはそれまで10年以上も蓄積した薄毛への不安感を払しょくするのに、その強い効力を試したかったからです。
 デュタステリドを服用していたのは約半年間ほどになります。
 その半年ほどで感じたのが、明らかに抜け毛が減ったというものです。
 少し指でいじっただけで絡みついてくる毛もなくなり、数えるのをためらう程のシャワー時の抜け毛も顕著に減りました。

フィナステリド 1mg

 その後、デュタステリドからフィナステリドに切り替えました。
 当サイトにおいては現在フィンペシア【プロペシアジェネリック】の名前で取り扱っております。
 デュタステリドに何か問題があったわけではないのですが、デュタステリドはフィナステリドより強い薬であるということで、フィナステリドで効果があるならデュタステリドではなくフィナステリドを飲んだ方がいい、と周囲から勧められたからです。
 結果としてフィナステリドで十分な効果があり、切り替える事によって再び抜け毛が増えたりはしませんでした。

フィナステリド 1mg + ミノキシジル 5mg

 デュタステリドからフィナステリドに切り替えて、だいたい1年ほど経った頃でしょうか。
 薄毛対策につしてさらにもう一歩、踏み込むことを決断しました。
 すなわち、ミノキシジルの導入です。
 当サイトにおいては現在ノキシジルの名前で取り扱っております。
 最初に飲みだした際は5mg錠を1日1回、フィナステリドと同時に飲むようにしていました。
 これは、すでに広くなっていた額に髪の毛が生えるようになって欲しい、という一念からです。

 ミノキシジルの効果を実感できるようになるまで、やはり半年ほど要したように思います。
 一番わかりやすかった変化は髪の感触でしょうか。
 髪の感触というのは、髪の毛が生えている場所によってそれぞれ違っていると思います。
 私の場合は側頭部や後頭部は割としっかりした感触だったのに対して、頭頂部から前髪部分、生え際に向かうにつれて徐々に弱弱しいというか頼りない感触になっていました。
 その頼りなかった部分に少しずつハリやコシと呼べる弾力が備わってきて、側頭部や後頭部と比較しても遜色のない触り心地になっていきました。
 そんな触り心地の変化を感じるようになったのが、ミノキシジルを飲むようになってから半年ほど経過した頃でした。

 ただ、その頃はまだ生え際の改善はさほど進んでいませんでした。
 依然として額は広く、不毛なる地肌を晒している状態です。
 それが私を、次の段階へと駆り立てたのです。

フィナステリド 1mg + ミノキシジル 10mg

 ミノキシジル5mgで確かな効果を感じつつもそれだけでは物足りないと感じた私は、ミノキシジルの量を10㎎に増やす判断をしました。
 ただし、単純に10mg錠に切り替えるのではなく、5mg錠×2回服用という飲み方を採用しました。
 これも周囲のAGA治療薬経験者の方々から頂いた助言をもとにしたもので、単純に10mg錠を1日1回飲むより効果が出やすいとの事だそうです。

 もともと長期間に渡って5mgを飲んでいたためか、10mgに切り替えて3~4ヶ月で新たな実感を得られました。
 それまで確かに生え際部分の地肌だった所に、うっすらとではありますが毛が生えるようになったのです。
 のみならず、前髪の本数も増えたように見受けられました。
 やや寂れ気味だった前髪がおもむろに賑わいだしたように感じたものです。
 この時点でAGA治療薬を飲み始めてから2年と数か月。
 何度かの変遷はありつつ、ようやく薄毛に対する反攻作戦が実を結んだ瞬間でした。

 ただ、その頃にはミノキシジルのデメリットも感じるようになりました。
 それは体毛増加です。
 髭が伸びるのが早くなったりムダ毛が濃くなったり、体毛の増加というか増強というか、ともあれ髪の毛以外のあらゆる毛も元気になってしまいました。
 これについては対策を講じる必要があり、今も色々と試行錯誤している最中です。
 また、フィナステリドとミノキシジルにはそれ以外にも性欲減退などのデメリットが生じうる事で知られていますが、私は今のところ体毛増加以外に気になる点はありません。
 体毛増加についても、もはやフィナステリドとミノキシジルを手放すのは難しいので、これからも上手く付き合っていく必要があるでしょう。

AGA治療薬の成果

先述の通り、私にとって薄毛問題は長年に渡って文字通り頭の一部を常に支配していた小さからぬ悩みでした。
20代後半から加速しだしたその悩みを、AGA治療薬との出会いにより縮小化することに成功したのです。
もちろんこれで終わりではなく、これからもずっとAGA治療薬を飲み続ける必要があるのですが。
それでも、これからは薬の効果を疑う必要も無く、ずっと続けるだけの価値があるという確信に至ったという意味でも、大いなる成果と言えましょう。
まさに数年掛かりの試みでしたが、満足のいく結果が得られたと思っています。

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