脱毛やダーマペン・ダーマローラーの痛みをブロック!皮膚表面麻酔ラクサールクリームの使い方を解説

脱毛やダーマペン・ダーマローラーの痛みをブロック!皮膚表面麻酔ラクサールクリームの使い方を解説 美容

ラクサールクリームとは

ラクサールクリームとは

ラクサールクリームとは、「リドカイン」「プリロカイン」を含む皮膚表面麻酔剤です。レーザーを照射する部位や美容医療で注射を予定している部位に直接塗ることで、治療や処置時の痛みを和らげます。これまで美容医療の施術時、痛みがひどかった方や今後脱毛を受ける方で痛みが心配な方におすすめです。

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ラクサールクリーム

皮膚への吸収性・浸透性に優れているため、高い局所麻酔効果を発揮する外用クリーム剤です。肌に直接塗り、塗布後1時間程度で塗布した部位の神経を一時的に麻痺させ、痛みをブロックします。美容医療や脱毛、ダーマローラー・ダーマペンのサポートします。
本品に、ステロイド(副腎皮質ホルモン)は含まれておりませんので、安心してご使用いただけます。

商品名ラクサールクリーム
画像ラクサールクリーム
有効成分リドカイン25mg/プリロカイン25mg
メーカーAbca Pharma Lab(アブカファーマラボ)
購入ページラクサールクリームの購入ページはこちら

ラクサールクリームの有効成分

ラクサールクリームの有効成分

ラクサールクリームは、佐藤製薬株式会社が発売している「エムラクリーム」と同じ有効成分(リドカイン、プリロカイン)を含んでいます。リドカインとプリロカインは、神経を一時的に麻痺させ、痛みを感じさせない作用があります。皮膚への透過性に優れているため、皮膚に塗ることでしっかりと麻酔効果をもたらしてくれます。
通常、注射針を刺した時、注入する薬剤が血管を押し広げるため痛みが生じます。これまでリドカイン軟膏やスプレータイプの製剤が使用されていましたが、油を含んでいるため皮膚への透過性が低く、効果が弱いデメリットがありました。ですが、固体のリドカインとプリロカインを混合することで常温でも液体となる作用を活用し、油を添加する必要がなくなりました。結果、皮膚への透過性が高まり、十分な麻酔効果を得ることができるようになっています。

ラクサールクリームはどんな時に使う?

ラクサールクリームの使用タイミング画像

ラクサールクリームは痛みを感じる施術や治療が行われる際に使用します。例えば、レーザー脱毛は照射する際、部位によって痛みの程度が変わります。VIOなど痛みを伴う箇所に照射する時、ラクサールクリームを塗っておくことで、痛みを感じにくくなります。
また、最近の美容医療で話題となっている「ダーマペン」も針を深くまでさすため、施術時痛みを伴うことが知られています。ダーマペンは肌が持つ再生力を引き出すことでコラーゲンの生成促進やターンオーバーの活性化を期待する治療です。同じく「ダーマローラー」はダーマペンほど痛みはないとされていますが、人によっては我慢できないケースもあります。ダーマペンやダーマローラー実施時に、ラクサールクリームを塗っておくことで痛みが少なく治療できます。

ラクサールクリームの効果的な使用方法

ラクサールクリームは清潔な肌に塗って使用します。塗った後ラップで覆うと、約1時間で効果が発現します。1回当たりの塗布量が10gまで、塗っている時間は120分を超えないよう注意してください。また、体毛が残っていたり、皮脂で肌が汚れていると麻酔効果が出にくくなります。

ラクサールクリームの効果的な使用方法

ラクサールクリームの入手方法

ラクサールクリームの入手方法

ラクサールクリームは日本で承認されておりません。そのため、ドラッグストアや薬局での購入はできません。
もしラクサールクリームを購入したい場合は、「個人輸入代行」が選択肢となります。同じ有効成分が含まれている「エムラクリーム」であれば、処方箋をもらうことで病院や薬局で購入することが可能ですが、初診費用や通院費用がかかってしまいます。
一方、個人輸入代行では診察費用や通院費用がかからないメリットがあります。もし医師に相談しながらの購入を検討したい場合は病院の受診、費用を安く抑えたい・通院時間を軽減したい場合には個人輸入代行での購入がそれぞれ適しています。

ラクサールクリームが効かない?

「ラクサールクリームの効果が得られない」と感じた時は、以下の点を確認してみましょう。体毛を剃ったり、脂汚れを落とすことで効果が出やすくなります。

ラクサールクリームが効かない?

エムラクリームとラクサールクリームの違い 

先発医薬品である「エムラクリーム」「ラクサールクリーム」の違いが気になる方は多いと思います。ですが、有効成分が同じであるため効果や副作用もおおむね同じと考えられます。
異なる点は、「会社名」「入手方法」「内容量」などになります。特にエムラクリームは病院の受診、ラクサールクリームは個人輸入での購入がメインとなる点が大きな違いになります。同じ点と異なる点をそれぞれまとめていますのでご参考にしてください。

エムラクリームラクサールクリーム
有効成分リドカイン2.5%/プリロカイン2.5%
メーカー佐藤製薬Abca Pharma Lab(アブカファーマラボ)
内容量5g30g
入手方法病院個人輸入
費用187.8円/g
病院での購入の場合、約3000円ほど
1本あたり2933円~

ラクサールクリームに関するよくある質問

よくある質問
Q
ラクサールクリームで副作用は出ますか?
A

主な副作用として紅斑(毛細血管の拡張が原因で皮膚の表面にできる発赤)蒼白、めまい、意識低下があげられます。少しでも症状があらわれた場合にはラクサールクリームの塗布を中止し、お近くの医療機関を受診してください。

Q
ラクサールクリームと併用注意するべき薬剤はありますか?
A

アミオダロンなどのクラスIII不整脈剤を使用している方は、ラクサールクリームの併用に注意してください。作用が強まり、副作用が増強する可能性があります。また、サルファ剤、エステル型局所麻酔剤、ニトログリセリン亜硝酸アミルなどの硝酸薬を併用するとメトヘモグロビン血症を引き起こす可能性があります。アミド型局所麻酔剤、クラスIII抗不整脈剤と併用した場合は、中毒症状が相加的に起こるリスクがありますのでご注意ください。

Q
併用禁忌薬はありますか?
A

併用禁忌として設定されている薬剤はありません。

Q
ラクサールクリーム使用にあたって注意するべき人はいますか?
A

「グルコース-6-リン酸脱水素酵素(G-6-PD)欠乏症」「心臓の刺激伝達障害のある人」「肝臓又は腎臓に重篤な障害がある人」は高用量のラクサールクリームを使用すると、原疾患を悪化させる、副作用の発現リスクが高まる可能性があります。そのため、該当する方は高用量を使用しない、副作用が出たらすぐに病院を受診するようお願いいたします。

最後に

ラクサールクリームは、レーザー照射時やダーマペン実施時に痛みを軽減してくれるクリーム剤です。麻酔効果があるため、脱毛をしたかったが痛みが我慢できなかった方におすすめです。使用にあたっては皮膚を清潔にすることが効果を最大限得るために必要ですので、塗る際には体毛が残っていないか、皮脂で汚れていないかを確認の上使用しましょう。

出典

医療用医薬品 : エムラ (エムラクリーム) (kegg.jp)
sato ニュースリリース

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