リドカイン

目次

成分名 適応症状 簡易説明 受診科目 健康保険の適応 費用目安 厚生労働省による認可 国内のジェネリック認可 関連製品(新薬) 関連製品(ジェネリック) 効果・作用 使用方法 副作用 使用注意・使えない方 併用禁忌薬よくある質問

成分名

リドカイン

適応症状

局部麻酔

簡易説明

リドカインは世界で一番使われている局所麻酔薬で、抗不整脈薬でもあります。
また、神経痛や手足のしびれの症状の一部にも有効とされています。
痛みや痒みを沈める局部麻酔で、即効性があり、痔や早漏治療にも使えるお薬です。

処方可能な診療科目

皮膚科/内科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

医療機関で処方されるのは外用薬のみ。
塗るクリームタイプや、貼付するテープタイプや坐剤がある。
テープ18mg(先発)目安:42.8円/1枚(薬価)
テープ18mg(後発)目安:32.4円/1枚(薬価)
クリーム・軟膏(先発)目安:187.0円/1g(薬価)
クリーム・軟膏(後発)目安:18.6円/1g(薬価)
坐剤(先発)目安:31.0円/1個(薬価)
坐剤(後発)目安:20.1円/1個(薬価)
治療科目により、診察内容も変わるため薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可

1943年開発 1948年販売開始

国内のジェネリック認可

ジェネリック有り

関連製品(新薬)

エムラクリーム【製薬メーカー:佐藤製薬】など

関連製品(ジェネリック)

プリロックス(クリームタイプ)など

効果・作用

リドカインは、キシロカインとも呼ばれ、強力な局所麻酔薬として使用されています。
また、抗不整脈薬として治療に用いられることも多いです。
神経痛や手足のしびれの症状の一部にも有効とされているので、世界中で幅広く使用されています。
局所麻酔の中で作用が1番強いとされる【テトラカイン】よりも、作用時間や麻酔作用は若干劣るが、毒性が弱く、充分な薬効をもつため、リドカインの使用が一般化されています。
市販薬から、手術で用いられる麻酔薬まで、広範囲にわたり用途があり、身近なところで言うなれば、レーザー脱毛をする際に感じる痛みになどに対しても、表面麻酔として塗ることにより炎症などを抑える作用があります。
原因となり、勃起を抑えるPDE-5が過剰に分泌されてしまた場合、これがEDと呼ばれる病気の状態となってしまいます。

▼クリームタイプのリドカインと早漏防止効果
医療などで皮膚麻酔薬として使われている薬剤であり、塗ることで射精を遅らせる効果が見られます。
男性器(ペニス)に直接塗ることにより、塗布からおよそ1時間ほどで、脳から伝わる痛みを感じる信号を阻害し、患部を鈍感にする効果があらわれます。
一時的に塗った部分を麻痺させることができます。
こうして、挿入時にペニスに感じる刺激を軽減させることで早漏が防止されます。
女性の膣内に敏感な方や、ペニスに対して過剰に反応がある方に有効的です。
リドカインは、性行為の際に射精するまでの時間を2倍~3倍に延ばす効果があるとも言われており、早漏防止の治療として効果があります。
塗った箇所にだけ効果が出ますので、人間の身体の様々な箇所に使用することができます。

使用方法

▼クリーム・軟膏の場合
<成人>1回あたりの最大塗布量は10gで塗布時間は120分を超えないようご使用下さい。
早漏防止のために使用する場合は、浸透後シャワーできれいに洗い流してください。
女性器に付着してしまった際に麻痺してしまうことを防ぐためです。
すぐに性行為を行う場合は、必ずコンドームを使用してください。
<小児>麻酔予定部位に10c㎡あたりに1gを密封法(ODT)により60分程度塗布します。
※ODTとは、外用薬を皮膚に厚めに塗り、その上からサランラップなどで覆い、密封状態にすることです。
なお、1回あたりの塗布量、塗布時間は以下を超えないように使用して下さい。
0~2カ月:最大塗布量1g、最大塗布時間60分
3~11カ月(体重5kg以下):最大塗布量1g、最大塗布時間60分
3~11カ月(体重5kg超):最大塗布量2g、最大塗布時間60分
1~14歳(体重5kg以下):最大塗布量1g、最大塗布時間60分
1~14歳(体重5kg超10kg以下):最大塗布量2g、最大塗布時間120分
1~14歳(体重10kg超):最大塗布量10g、最大塗布時間120分

▼テープの場合
1.注射を打つ際の痛み緩和:注射予定位置に1枚をおよそ30分間貼付
2.ウイルス感染症の一種、水イボなどの摘除時の痛み緩和:小児の場合、摘除予定部位に1~2枚をおよそ1時間貼付
3.母斑など、皮膚レーザー照射療法時の痛み緩和:レーザー照射予定位置に6枚まで貼付、小児には以下枚数までを、部位に約1時間貼付
3歳以下:1回あたりの最大貼付枚数2枚
4歳~5歳:1回あたりの最大貼付枚数3枚
6歳~7歳:1回あたりの最大貼付枚数4枚
8歳~9歳:1回あたりの最大貼付枚数5枚
10歳以上:1回あたりの最大貼付枚数6枚

▼注射液の場合
リドカインの注射液が処方されることはほとんどありません。
基本的には医療機関にて、比較的軽い手術や応急処置などの時に用いられます。
塩酸リドカインとして、1回200mgを基準とします。
ただし、年齢、麻酔領域、部位、組織、症状、体質により適量は増減します。
各種麻酔方法による用量は以下をご参照ください。
1.硬膜外麻酔:200mg
2.伝達麻酔:40~200mg、指趾神経遮断には60~120mg
3.浸潤麻酔:40~200mg

▼坐剤の場合
1日2回、1回につき1個を肛門内に挿入します。

副作用

医薬品には全てにおいて、副作用が起こる可能性があります。
リドカインを使用した場合、どのような副作用が起こるか知っておきましょう。
リドカインは、医師や薬剤師に指示された、用法・用量を守っていれば安全に使用出来るお薬です。
副作用が気になるようでしたら、医師に相談し使用量を調整する事でも改善が可能です。
▼クリーム・軟膏の場合
紅斑/蒼白/潮紅/錯感覚/皮膚硬結/皮膚そう痒症/ALT増加/疼痛/浮腫/浮動性眩暈/感覚鈍麻など

▼テープの場合
発赤/そう痒/接触皮膚炎/皮膚症状/過敏症/熱感/皮膚剥離/蕁麻疹/刺激感/皮膚色素沈着など

▼注射液の場合
中毒/眠気/不安/興奮/霧視/眩暈/悪心/嘔吐/過敏症/蕁麻疹/皮膚症状など

▼坐剤の場合
過敏症/そう痒感/皮膚感染症/皮膚真菌症/皮膚カンジダ症/皮膚白癬/陰部真菌症/陰部カンジダ症/陰部白癬/皮膚ウイルス性感染症/皮膚細菌性感染症など

■リドカイン副作用(重度)
極めて稀な副作用ですが、重度の副作用にご注意下さい。
・ショック
・徐脈
・不整脈
・血圧低下
・呼吸抑制
・チアノーゼ
・意識障害
・心停止
・アナフィラキシーショック
・振戦
・痙攣
・中毒症状
・運動障害
・一過性異常感覚
・持続的異常感覚
・疼痛、知覚障害
・膀胱直腸障害
・神経学的疾患
・頻脈
・血圧変動
・急激な体温上昇
・筋強直
・血液暗赤色化
・過呼吸
・発汗
・アシドーシス
・高カリウム血症
・ミオグロビン尿
・ポートワイン色尿
・重篤な悪性高熱など

リドカインは安全な医薬品ですが、使い方を間違えると重篤な副作用を引き起こす可能性があるので、注意が必要です。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

リドカインご使用時の注意点ついては、患部に直接塗布しますのでアレルギーなどをお持ちの方や、敏感肌の方は、ご使用する際は慎重に行う必要があります。
もし塗布した部分に異常が現れた際には使用を止め、医師や薬剤師に必ず相談してください。
詳しい医薬品名に関しては、下記併用禁忌薬をご確認下さい。

【使用禁忌】
■リドカインに対して過敏症の既往歴のある方
■トリベノシドや、局所麻酔剤に対し過敏症の既往歴のある方
■大量出血やショック状態の方
■注射部位又はその周辺に炎症のある方
■敗血症の方
■メトヘモグロビン血症のある方

【慎重投与】
■妊婦・産婦
妊婦又は、妊娠している可能性のある女性は、危険性を上回るほどに、治療が必要と判断される場合にのみ使用されます。
妊娠中の使用に関する安全性は確立しておりません。
授乳中の女性が使用する場合は、授乳を中止して下さい。
■高齢者
一般にご高齢の方は、生理機能が低下しているので慎重に使用必要があります。
■幼児・小児
未熟児、新生児に対する安全性は確立しておりません。
リドカインを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

▼併用禁忌
抗精神病薬/ブチロフェノン系/フェノチアジン系/イミノジベンジル系/ゾテピン/リスペリドン等/セレネース/トロペロン/ウインタミン/デフェクトン/ロドピン/リスパダール等/α遮断薬(プラゾシン等)/ミニプレス等/カテコールアミン製剤/アドレナリン作動薬/プロタノール等
※過度の血圧低下、不整脈、場合により心停止を起こすことがある。

▼併用注意
ハロゲン含有吸入麻酔薬/ハロタン/イソフルラン/セボフルラン/三環系抗うつ薬/イミプラミン等/セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)/ミルナシプラン等/その他の抗うつ薬/マプロチリン等/MAO阻害薬/メチルフェニデート/非選択性β遮断薬/プロプラノロール等/分娩促進薬/オキシトシン等/麦角アルカロイド類/エルゴメトリン等/クラスIII抗不整脈剤/アミオダロン等/ジギタリス製剤/キニジン/甲状腺製剤/チロキシン等/ブロモクリプチン/利尿剤/チアジド系利尿剤/トリクロルメチアジド/ヒドロクロロチアジド等/チアジド系類似剤/インダパミド等/ループ利尿剤/フロセミド等/カリウム保持性利尿剤/スピロノラクトンなど

現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

リドカインに関する
よくある質問
リドカインって強い薬のイメージがあるけど、本当に使って大丈夫なの?

用法・容量などをしっかり守り、使用禁忌などに該当しない方であれば問題ございません。
しかし、強い作用のあるお薬なので、使用する際には医師や薬剤師にご確認をお願い致します。

海外薬店で買えるリドカインは、皆どんな用途で購入してますか??

主に、早漏防止などに使用する方が多いです。
または、女性の方ですと、レーザー治療の前に使用し、痛みを緩和させたりなどに用いられているようです。

サイト利用に関する注意事項

医薬品を使用する場合、必ず医師や薬剤師の指示に従って下さい。
医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。