リザトリプタン

成分名

リザトリプタン

適応症状

片頭痛

簡易説明

トリプタン製剤の種類であるリザトリプタンは、中度~重度の片頭痛発作に対して有効的な急性期治療薬になります。
中度~重度の片頭痛に対して効果的で、頭痛発現時の早期に服用することで片頭痛をやわらげる作用があります。
国内では4番目のトリプタン製剤になり、血管周りの炎症を取り除き拡張した血管を収縮させることで片頭痛を抑制します。

処方可能な診療科目

神経内科/脳神経外科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安:約1000円~3000円程度
新薬1錠あたりの目安:10㎎674.7円(薬価)
新薬RPD錠の目安:10㎎674.7円(薬価)
後発薬1錠あたりの目安:10㎎225.7円(薬価)
後発薬RPD錠の目安:10㎎225.7円(薬価)
※病院によって差が有り。薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

2003年9月24日発売開始【マクサルト錠10mg】

国内のジェネリック認可

ジェネリックあり

関連製品(先発薬)

マクサルト錠10mg【製薬メーカー:杏林】
マクサルトRPD錠10mg【製薬メーカー:杏林】

関連製品(ジェネリック)

リザクト5㎎・10㎎/マクトリン10㎎/リザトリプタンOD錠10mg「TCK」/リザトリプタンOD錠10mg「アメル」/リザトリプタンOD錠10mg「トーワ」/リザトリプタンOD錠10mg「ファイザー」

効果・作用

片頭痛は脳の血管が広がることによって発症します。
片頭痛を抑えるためには広がってしまった血管を収縮させる必要がありますが、このときに重要な役割を果たすのがセロトニンという物質になります。
セロトニンの中でも『5-HT1B受容体』『5-HT1D受容体』という2種類の物質が脳の血管にはあります。
『5-HT1B受容体』は血管収縮作用、『5-HT1D受容体』は血管拡張物質の放出抑制作用に関係していると言われています。
リザトリプタンは『5-HT1B受容体』『5-HT1D受容体』を刺激させる作用があるので、脳の血管が収縮し片頭痛が抑制されます。
リザトリプタンは片頭痛が起きてからすぐに服用することで効果を発揮します。
また最大の特徴は服用してから30分ほどで効果が現れ始め、60分ほどで最高血中濃度がピークに達する即効性になります。

使用方法

成人は1回10㎎を片頭痛の発現時に服用してください。
効果が感じられない場合は、追加服用できるが前回の服用から2時間以上の間隔を空けるようにする。
1日の服用量は20㎎まで。
※使用上の注意※
片頭痛発現時に使用し、予防的な服用はしないでください。
服用しても効果がなかった場合は、服用を止め違う薬にかえるなどの選択をしてください。

副作用

リザトリプタンの主な副作用
動悸/眩暈/吐き気/眠気/倦怠感/体の痛み/喉のつかえ感/胸の圧迫感など

リザトリプタンには、副作用が起こる可能性があります。
リザトリプタンを服用した場合、どのような副作用が起こるか知っておきましょう。

■リザトリプタン副作用(重度)
極めて稀な副作用ですが、重度の副作用にご注意下さい。

▼アナフィラキシーショック
気持ち悪い、冷や汗、顔面蒼白、手足の冷え、手足の痺れ、じんましん、全身発赤、顔の腫れ、喉の腫れ、呼吸困難、目眩、血圧低下、意識が遠のくなど
▼心臓の異常
胸の痛み、動悸、胸の圧迫感、冷や汗、脈の乱れなど
▼てんかん様発作
けいれん
▼薬剤使用過多頭痛
頭痛薬や鎮痛薬の使用過多による頭痛

重篤な副作用の発生率は低いですが、用法や用量を間違えると命に危険を及ぼすような、重篤な副作用が発生する恐れもあります。
異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

■リザトリプタンを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方(マクサルト錠10㎎の場合)は、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。

▼マクサルト錠10㎎の添加物
・乳糖水和物
・結晶セルロース
・部分アルファー化デンプン
・三二酸化鉄
・ステアリン酸マグネシウム

【使用に注意が必要な方】
・虚血性心疾患の可能性のある方
・肝機能障害を有している方
・てんかんあるいは痙攣を起こしやすい器質的脳疾患のある方
・脳血管障害の可能性のある方
・ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群(WPW症候群)又は他の心臓副伝導路と関連した不整脈のある方
・コントロールされている高血圧症の方

【使用出来ない方】
・心筋梗塞の既往歴のある方
・虚血性心疾患又はその症状・兆候のある方
・異型狭心症(冠動脈攣縮)のある方
・脳血管障害や一過性脳虚血発作の既往のある方
・末梢血管障害を有している方
・コントロールされていない高血圧症の方
・重度の肝機能障害を有している方
・血液透析中の方
・エルゴタミン、エルゴタミン誘導体含有製剤、あるいは他の5-HT1B/1D受容体作動薬を投与中の方
・モノアミン酸化酵素阻害剤(MAO阻害剤)を投与中、あるいは投与中止2週間以内の方
・プロプラノロール塩酸塩を投与中の方

上記にあてはまる方は、リザトリプタンを使用する事が出来ない可能性があります。
リザトリプタンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

【併用注意薬】
選択的セロトニン再取り込み阻害剤/セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 など

【併用禁忌薬】
エルゴタミン製剤/エルゴタミン誘導体含有製剤/5-HT1B/1D受容体作動薬/MAO阻害剤/プロプラノロール塩酸塩など

上記の併用禁忌薬に入ってないからといって、むやみに他の医薬品と併用するのは危険です。
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

よくある質問
市販薬の頭痛薬を服用しても痛みが治まらない場合は追加でリザトリプタンを服用できますか?

特に問題はないですが、前回の服用から最低でも2時間は服用間隔をあけるようにしてください。

飲酒後にマクサルトを服用することはできますか?

少量の飲酒量では問題ないですが、飲酒により頭痛が悪化する可能性やマクサルトの効果が弱くなる可能性があるのでなるべく飲酒は控えるようにしたいいでしょう。

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医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。