【2025年最新版GLP-1ダイエット】リベルサスとサクセンダ徹底比較!効果・副作用・選び方

ダイエット

GLP-1ダイエットとは?

GLP-1ダイエット効果画像

GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、食後に小腸から分泌されるホルモンで、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
GLP-1受容体作動薬は、2型糖尿病の治療薬として長らく使用されてきましたが、近年ではその“食欲抑制作用”や“胃排出遅延効果”により、ダイエット目的での採用が広まっています。
GLP-1製剤を使用すると、脳の摂食中枢に働きかけて空腹感を抑えることができる他、胃の内容物の排出が遅れることで満腹感が持続します。
この作用により自然と食事量が減り無理なく体重を減らすことができます。
ただし、日本ではダイエット目的でのGLP-1製剤の使用は保険適用外です。
そのため、美容クリニックでの自由診療や海外からの個人輸入で入手する方が増えています。

リベルサスとサクセンダの比較

GLP-1ダイエットでよく使用される、リベルサス(経口タイプGLP-1製剤)とサクセンダ(注射タイプGLP-1製剤)は、体重減少の有効性が認められています。
使用方法や効果等に違いがあるので比較してみました。

リベルサスサクセンダ
主成分セマグルチドリラクルチド
製剤タイプ錠剤(経口薬)皮下注射
投与方法毎朝、空腹時に1錠
(食前30分前)
毎日1回、自己注射
用量3mg→7mg→14mg0.6mg→3.0mg
効果が出るまで比較的ゆるやか比較的早い
副作用発現頻度少なめ
(吐き気、便秘など)
中程度
(吐き気、便秘、注射部位の腫れ)
継続しやすさ食事の影響あるが飲み薬で継続しやすい注射に抵抗なければ食事の影響なく使用しやすい
保管方法常温保存冷蔵保存
取り扱い商品リベルサスサクセンダジェネリック

臨床試験データでみる効果の違い

GLP-1製剤による減量効果は、臨床試験により定期的に検証されています。
それぞれ被験者の体型や試験期間、投与量などが異なるため、数字だけでなく背景も合わせてみることが大切です。

リベルサス(セマグルチド経口)

  • 試験名
    PIONEER 4試験
  • 対象者
    2型糖尿病患者(平均体重:94kg BMI:32.5)
  • 期間
    26週間(約6ヵ月)
  • 結果
    14mg/日で服用で、平均約4.4kg体重減少
  • 出典
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31186120/

サクセンダ(リラクルチド注射)

  • 試験名
    SCALE Obesity and Prediabetes試験
  • 対象者
    肥満また過体重成人(平均体重:106kg BMI:38.3)
  • 期間
    56週間(約13ヵ月)
  • 結果
    3mg/日で皮下注射で平均約5.6kg体重減少
    (体重5%以上減少:63.2% 10%以上減少:33.1%)
  • 出典
    https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1411892

こんな人におすすめ

タイプおすすめ理由
注射が苦手な方リベルサス飲むタイプなので注射に抵抗がある方でも始めやすい
とにかく痩せたいサクセンダ効果発現が早く、臨床データでも大きな減量効果が示された
忙しい(持ち運び重視)リベルサス薬を携帯でき、服用も簡単なため出先でも使用しやすい
重度肥満・BMI高めサクセンダ長期的な使用での実績があり減量幅も大きい
副作用が心配リベルサスサクセンダに比べ副作用の発生率が低い
※副作用がないわけではありません

GLP-1ダイエットの体験談

GLP-1ダイエットは効果が高い一方で、副作用や継続して使用することに悩む方もいます。
リベルサス・サクセンダそれぞれを使用した方のリアルな声をお届けします。

リベルサスの体験談

成功例①:30代女性(事務職)|リベルサスで-5kg、生活が一変!

30代女性<br>(事務職)
30代女性
(事務職)

オフィスで座り仕事が多く、間食もやめられなかった私にとって、リベルサスは救世主でした。
飲み始めて2週間くらいから「お腹は空いているけど、食べたいとそんなに思わない」という不思議な感覚があり自然と間食のお菓子に手が伸びなくなりました。
1日3食の食事の量も少し減りました。
空腹を我慢する辛さがない分、挫折することなくダイエットを続ける事ができました。
副作用は、最初の1週間程度軽い吐き気がありましたが、いつの間にか治まりました。
3ヵ月で5kg落ちました。平均体重まで後8kg!!軽い運動を取り入れながらリベルサスを続けようと思います。

  • 使用した商品:リベルサス3mg→7mg(2ヵ月目から7mg)
  • 副作用:軽い吐き気(初期のみ)
  • 使用期間:3ヵ月(継続中)

成功例②:30代男性(営業職)|持ち運び便利で続けやすい

30代男性<br>(営業職)
30代男性
(営業職)

出張が多い仕事柄、注射だと保管方法が難しく続けにくいと思いリベルサスを選びました。
錠剤は、常温保存できるし毎朝決まった時間に飲むだけなので継続しやすいかったです。
飲み忘れた日もありますが、しっかりとルーティーン化すれば問題ないと思います。
5ヵ月で4.5kg痩せ、スーツのパンツもかなり緩くなったので買い換えました。
人と会うことが多い仕事なので、見た目にも自信がつきました。
とりあえず合計10kg痩せるまで続けてみようと思います。

  • 使用した商品:リベルサス7mg
  • 副作用:軽い便秘
  • 使用期間:5ヵ月(継続中)

注意例①:20代女性(大学生)|便秘とだるさで断念

SNSで流行っていたり周りの友達が使用して痩せているのをみて試してみましたが、私には合いませんでした。
確かに食欲は落ちたのですが、それ以上に便秘が酷く、お腹がずーっと重たい感じです。
また、朝のだるさもあり学校に行くのがしんどい日もありました。
1ヵ月で2kg落ちましたが、体調を優先して辞めました。

  • 使用した商品:リベルサス3mg
  • 副作用:便秘、嫌悪感
  • 使用期間:1ヵ月

サクセンダの体験談

成功例①:40代男性(在宅勤務)|メタボ対策のため使用開始

40代男性<br>(在宅勤務)
40代男性
(在宅勤務)

40代に入り急にお腹まわりが気になり始めました。
コロナ禍の影響で在宅勤務になり運動不足もありどんどんメタボ体型に。
藁にもすがる思いでサクセンダの使用を始めました。
始めは自分で注射をすることに抵抗がありましたが、痛みもなく3日でなれました。
使用して最も助かったのは、強烈な空腹がなくなったこと!
以前は、直ぐにお腹が減り1日4食+間食みたいな食べ方をしていましたが、1日3食で食事量もかなり減り体重が3ヵ月で7kg減りました。
健康診断では、内臓脂肪が減っていると言われて嬉しくなりました。

  • 使用した商品:サクセンダ1.2mg→3mg
  • 副作用:軽い吐き気、嫌悪感(初期のみ)
  • 使用期間:3ヵ月半

成功例②:30代女性(主婦)|動きやすい体になりました

30代女性<br>(主婦)
30代女性
(主婦)

30代を超えてから運動をしても中々体重が落ちず、疲れやすくなり3年で10kg程太りました。
運動したらした分、お腹が減り食事量が増えるという悪循環でどうにかしなきゃと思いサクセンダを始めました。
始めの1週間は効果を感じられず、私には効きにくいのかなーと思っていましたが2週間目くらいから効果が出始めました。
1食の食事量が、半分程度でおなかいっぱい!
いつも通り、ランニングなどの運動後もお腹は減らずゆっくりお風呂に入ったりしています。
1ヵ月3kg減 →2ヵ月5kg減 →3ヵ月6.5kg減 →4ヵ月で7kg減 と順調です。
そして体重が軽くなったことにより、体が動かしやすくなりウォーキングからランニングへと運動量を増やしてもへっちゃらでした。
注射後の痒みは多少ありましたがなれたら大丈夫です!

  • 使用した商品:サクセンダ0.6mg→1.2mg
  • 副作用:軽い吐き気、注射後の痒み
  • 使用期間:5ヵ月

注意例①:50代男性(営業職)|保管管理が面倒で続かず

50代男性<br>(営業職)
50代男性
(営業職)

サクセンダの効果は感じていました。
実際2週間程で1.5kg落ちて、間食欲も減っていました。
でも、毎回冷蔵庫に入れておく必要があるのが大きなネックでした。
出張や旅行の時に継続が難しく結局辞めました。
注射の痛みは、耐えられましたがライフスタイルに合わなかったです。
せっかく始めたのにもったいないことをした気がします。

  • 使用した商品:サクセンダ1.8mg
  • 副作用:特になし
  • 使用期間:1ヵ月で中断

口コミのまとめPOINT

リベルサス飲みやすさと携帯性は好評だが、飲み忘れ・便秘対策が必要
サクセンダ即効性と大幅減量に期待大!ただし注射の管理や冷蔵保存が必要
効果を出すには、「薬剤の選択」よりも「継続できるか」がカギ

副作用と注意点

GLP-1製剤は、体重減少に効果的な一方で、胃腸障害を中心とした副作用が報告されています。
また、安全に使用するためには、副作用や注意点を理解しておく必要があります。

リベルサスの副作用

主な副作用(頻度順)

副作用内容・症状発生頻度(目安)
食欲低下空腹を感じにくくなる
※この症状は副作用であり効果でもある
多くの方に見られる
吐き気・むかつき食後に気持ち悪くなる
空腹時のむかつき
約10~20%
便秘・下痢腸の動きの変化約10%前後
頭痛・疲労感血糖の変動によるもの数%程度
胃の不快感・腹部膨満感リベルサス食べ物が胃に長く残ることによる数%程度

対処法アドバイス

  • 吐き気が出た場合は、脂っこい食事を避けるましょう。少量ずつこまめに食べるのが効果的!
  • 空腹時に服用する薬のため、最低でも食前30分に飲みましょう
  • 体調に異常を感じたら無理せず一時中止し、医師に相談しましょう

サクセンダ副作用

副作用内容・症状発生頻度(目安)
胃の不快感・食欲不振空腹を感じにくくなる
満腹感の影響で食事量が減る
多くの方に見られる
吐き気投与開始~1週間程で出やすい
体が慣れると改善される
約20~30%
下痢・便秘腸の動きの変化約15%
頭痛・めまい投与初期に一時的に出ることがある数%程度

対処法アドバイス

  • 吐き気は用量が急に増えたときに出やすいため、徐々に増量しましょう
  • 注射時間は毎日できるだけ同じ時間に。習慣化することで副作用も安定します
  • 注射の際はて手洗い消毒をし清潔な状態で毎回新しい針を使用しましょう

リベルサス・サクセンダに共通する注意点

①妊娠中・授乳中は使用不可
胎児・乳児への影響が明確に分かっていないため、使用は避けてください。

②糖尿病治療薬との併用に注意
インスリンやスルホニル尿素系薬(例:グリクラジドなど)との併用は低血糖のリスクが高まる可能性があります。

③膵炎や胆石症の既往歴がある方は注意
GLP-1製剤は稀に膵炎や胆嚢への影響が報告されています。
腹部の激しい痛みや発熱がある場合はすぐに病院を受診してください。

④甲状腺疾患の既往がある方
動物実験で甲状腺腫瘍リスクが示された例があり、甲状腺疾患をお持ちの方は必ず医師と相談してください。

使用を中止した方が良い症状

  • 激しい腹痛や背中まで響く痛み(膵炎の可能性)
  • 吐き気や嘔吐の症状が持続する
  • 高熱や全身のだるさ
  • 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)

GLP-1ダイエットに関するよくある質問

GLP-1ダイエットに関するよくある質問画像
Q
服用するのを辞めたらリバウンドしますか?
A

多くの人は使用中止後に体重が増える傾向にあります。
増える原因は、GLP-1製剤が食欲を抑えるホルモン作用を補っているためで、薬を辞めることにより作用がなくなり空腹感や食欲が元に戻ります。
▼リバウンドを防ぐには
・中止する前からバランスの良い食事管理を習慣化する
・筋トレや有酸素運動で基礎代謝を維持する
・減量後も定期的な体重測定で変化を早期に把握する

Q
保険は使えますか?
A

日本では、ダイエット目的でのGLP-1製剤使用は保険適用外です。
保険が使用できるのは、あくまで糖尿病の治療を目的とし医師が必要と判断した場合のみです。

Q
海外版と国内版に違いはありますか?
A

有効成分や含有量は同じでも、パッケージや添加物や製造工場が異なる場合があります。
信頼出来る販売元かえあ正規品を入手することが大切です。

まとめ

リベルサスとサクセンダは、どちらもGLP-1受容体作動薬として高い減量効果が期待できます。
臨床試験では、どちらの薬剤もプラセボと比べて有意な体重減少効果が確認されていますが、投与量・期間・生活習慣によって効果は大きく変わります。
また、使用中止後は食欲が戻りやすく長期的な食事管理と運動習慣の確立がリバウンド防止のカギです。

どちらを選択するべきかが、減量の目的・予算・続けやすさ・副作用への許容度によって決まります。
まずは特徴をしっかりと比較し自分にあった方法を選びましょう。

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