ED治療薬としてのバイアグラ・レビトラの特徴
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3種類のED治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)が主流となっていますが、現在、先発薬レビトラは国内での流通は停止しています。
しかし個人輸入では、レビトラは取り扱い可能であり、当サイトメデマートではどちらのED治療薬も購入することが可能です。また、同じ効果をもつジェネリック医薬品も多く販売されています。
今回は中でも先発薬バイアグラと先発薬レビトラを比較して見ていきます。
商品名 | バイアグラ | レビトラ |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
有効成分 | シルデナフィルクエン酸塩25mg/50mg/100mg | バルデナフィル塩酸塩水和物5mg/10mg/20mg |
メーカー | Pfizer(ファイザー)/VIATRIS(ビアトリス) | Bayer(バイエル) |
購入サイト | バイアグラの購入ページ | レビトラの購入ページ |
バイアグラもレビトラも皆さんご存じの通りED治療薬です。
その作用機序も同じでPDE-5阻害作用により陰部の血管が拡張され血流が増加することにより勃起します。
ただし個人差はあります。
バイアグラは1999年3月にファイザー株式会社より発売された世界初のED治療薬です。
最も知名度が高く実績が多い点、また食事の影響を受けやすい点が特徴です。
剤形は青いひし形をした普通錠だけでなくODフィルム錠も販売されています。
一方レビトラは2004年6月にバイエル薬品株式会社より発売された2番目のED治療薬です。
即効性と強力な作用を持ち、食事の影響を受けにくい点が特徴です。
日本ではどちらも医療用医薬品に該当するため、医師の診断及び処方が必要になります。
バイアグラとレビトラの有効成分の違い
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有効成分について比較して見ていきます。
バイアグラの有効成分は「シルデナフィル」です。
日本での規格は2規格あり、シルデナフィルクエン酸塩35.12mgがシルデナフィルとして25mg、シルデナフィルクエン酸塩70.23mgがシルデナフィルとして50mgに相当します。
この様にバイアグラは25mgと50mgが販売されていますが、当サイトメデマートでは100mgの規格も販売されています。
用量が増えれば増えるほど作用も強くなります。
ただし副作用も増強されることに注意が必要です。
自分に合った用量を探すためには、少量から開始し効果を見ながら徐々に増量していくことが大切です。
レビトラの有効成分は「バルデナフィル」です。
日本での規格は3規格あり、バルデナフィル塩酸塩水和物として5.926mgがバルデナフィル5mg 含有、バルデナフィル塩酸塩水和物として11.852mgmgがバルデナフィル10mg 含有、バルデナフィル塩酸塩水和物として23.705mgがバルデナフィル20mg 含有します。
この様にレビトラは5mgと10mg、20mgが販売されていますが、当サイトメデマートでは20mgのみ販売されています。
バイアグラとレビトラの有効成分の構造式は非常によく似ています。
しかし、効果や持続時間、副作用や食事との影響などは大きな違いがあります。
バイアグラとレビトラの効果を比較
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バイアグラとレビトラの効果の違いについて見ていきます。
効果の違いとはつまり、服用後の勃起の硬さ、効果発現時間、効果持続時間と3つの視点から比較検討します。
比較対象としてバイアグラ(シルデナフィル)は25mgと50mgについて、またレビトラ(バルデナフィル)は10mgと20mgを対象とします。
個人差があるため必ずしも同じ結果になるわけではありませんが、条件として食事の影響に左右されないように食事の30分前に服薬し、またアルコールの影響を受けない様飲酒しない状態で性行為をしたものとします。
バイアグラもレビトラも性的刺激がなければその効果を発揮しないため、常に勃起状態という訳ではありません。
以上を踏まえた上で一つ一つ解説していきます。
勃起の硬さに対する効果の違い
バイアグラとレビトラは誰もが耳にしたことのある医薬品で、どちらも勃起不全(ED)を治療する目的で使用されますが、両者を比較したとき勃起時における硬さは一体どちらの方が上なのか、その結果についてここでは解説していきます。
まず日本で使用されるバイアグラの上限は50mgです。
一方レビトラでは20mgが上限になります。
日本で使用される上限用量を用いて2つのED治療薬の勃起時における硬さを比較検討するわけですが、実際の硬さについては何を基準にしているのかから説明します。
勃起の硬さについては勃起硬度測定評価EHS(Erection Hardness Score)と言う簡単な問診票が海外で開発され、現在は日本でも使用されています。
以下がそのグラフになります。
Grade1 | こんにゃく | 陰茎は大きくなるが、硬くはない |
---|---|---|
Grade2 | みかん | 陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない |
Grade3 | グレープフルーツ | 陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない |
Grade4 | リンゴ | 陰茎は完全に硬く、硬直している |
このグラフを参考にして、バイアグラ錠50mgとレビトラ錠20mgを比較した見た結果、実はどちらも勃起時の硬さとしてはGrade4であり、相当強い部類に該当します。
ではどちらも同じ強さと言えるのでしょうか。
バイアグラ錠50mgとレビトラ錠20mgをそれぞれ服用した時に得られる勃起の硬さは、なんとレビトラ錠20mgの方が頭一つ抜けており勃起の硬さは非常に強力だと言えます。
つまり勃起の硬さに順位を付けた場合、
ランキング | 商品名 | 強さ |
---|---|---|
1位 | レビトラ錠20mg | 最も強い |
2位 | バイアグラ錠50mg | 強い |
このような順位に表すことができます。
しかし、勃起時における硬さの感じ方には個人差がありますので、効果に差が生じる場合もあります。
ここで一つ問題となるのは、当サイトメデマートにおいてバイアグラ錠100mgが販売されていることです。
しかしレビトラは20mgまでしか販売されていません。
ではここで、バイアグラ錠100mgとレビトラ錠20mgの勃起の硬さを比較してみましょう。
結果はなんと、レビトラ錠20mgはバイアグラ錠100mgと同等の勃起力であり、「最も強い」に該当します。
つまり、用量を増やすことで、血中濃度が増え効果も強くなるということです。
しかし用量が増えると、効果増強同様に副作用も強く現れる可能性があるため注意が必要になります。
効果の持続時間を比較
続いて効果の持続時間を比較検討していきます。
バイアグラ、もしくはレビトラを飲んだ場合、どのくらいの時間効果が続くのかは誰もが知っておかなければならない内容です。
あまりに早くに飲んでしまい、いざ行為が訪れた時には効果が切れていましたではパートナーにがっかりされるのが目に見えています。
基本的には直近に服用してもらうことが前提ですが、どのくらいの時間その効果は持続するのでしょうか。
バイアグラの効果持続時間は服用後およそ5~6時間ほどと言われています。
一方でレビトラの効果持続時間は服用後およそ3~5時間ほどと言われています。
勃起の硬さはレビトラが一枚上でしたが、持続時間はバイアグラの方が上の様です
しかし個人差があったり、その日の体調変化なども影響してきますので必ずしもこのような結果になるとは限りません。
ただし、もし服用後行為まで少し時間が開いてしまうことを心配されるのであれば、バイアグラを選択しておくと良いでしょう。
即効性の違いと影響
バイアグラとレビトラの効果発現時間を比較した場合、どちらが「即効性」があると言えるのでしょうか。
ここでは服用後どのくらいの時間で効果が表れてくるかについて比較検討していきます。
効き目に関して言えば、バイアグラは多くのED治療薬の中でも平均的なED治療薬です。
一方でレビトラは即効性のあるED治療薬として知られています。
具体的に2つのED治療薬の効果発現時間について比較してみましょう。
まずはバイアグラです。
バイアグラは服用後30分から1時間程度で効果が現れます。
その為、添付文書上の用法は、「性行為の約1時間前に経口投与すること」となっています。
これはバイアグラの効果のピークを性行為にタイミングよく持ってくるためです。
ピークを過ぎればその後は徐々に効果は減弱していきますが、5~6時間効果が持続した後に血中から徐々に消失していきます。
続いてレビトラです。
レビトラは服用後15分から30分程度で効果が現れます。
もの凄く早く効き目が現れるため、性行為が始まってしまってから服用しても全然間に合います。
ただし、添付文書上の用法はバイアグラ同様「性行為の約1時間前に経口投与する」になっていますが、実際のところそれよりも早くにピークが来ます。
従って即効性と言う観点から比較した場合、レビトラはバイアグラより即効性があると判断できます。
バイアグラが決して遅効性であるという訳ではありませんが、即効性を求めてED治療薬を使用したいと考えるのであればレビトラを使用してみましょう。
バイアグラとレビトラの副作用の比較
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副作用はどんな医薬品にもある望ましくない作用ですが、必ずしも飲んだ人全員に同じ症状が出るわけではありません。
それはED治療薬でも同じです。
副作用には頻度の高いものから頻度の低いものまでさまざまあります。
ここからはバイアグラとレビトラの副作用について比較していきます。
もし副作用が出た場合どうしたらよいでしょうか。
副作用が出たらもう二度と使用できないわけではありません。
ここでは副作用の対策も踏まえて解説していきます。
バイアグラの副作用と対策
ここからはバイアグラで最も発生しやすい副作用ベスト3を解説していきます。
ベスト1:ほてりや潮紅などの血管拡張作用
バイアグラの副作用で最も高頻度で生じる副作用ベスト1はほてりや潮紅などの血管拡張作用です。
そもそもバイアグラは血管を拡張して血流を増加させることで勃起するといった作用機序のため当然と言ったら当然の副作用かもしれません。
頻度として5.78%の確率で発生すると報告されています。
この副作用は時間経過により自然とおさまりますのでそれほど恐れることはありません。
ただし血管拡張作用により血流が増加することにより鼻の粘膜が腫れたりすると鼻閉や鼻血を生じることがあります。
過度の鼻づまりには点鼻薬を使用することで改善が見込めます。
ベスト2:頭痛
副作用ベスト2は頭痛です。
3.87%の確率で発生します。
基本的に軽症で済むようですが、ひどい場合は鎮痛剤を使用するようにしましょう。
頭痛もひどくなれば2次的に眩暈や吐き気が生じることもあります。
眩暈だけの場合であれば抗めまい薬、吐き気も伴うようであれば吐き気止めを服用することで症状は落ち着きます。
ベスト3:消化不良
副作用ベスト3は消化不良です。
0.77%の確率で発生します。
バイアグラの作用により平滑筋が弛緩し消化不良が生じます。
その結果腹痛が起こることがあります。
消化不良が起きた場合には消化剤を服用し症状が収まるまで安静にしていましょう。
レビトラの副作用と対策
次にレビトラで最も発生しやすい副作用ベスト3を解説していきます。
ベスト1:頭痛
レビトラの副作用で最も高頻度で生じる副作用ベスト1は頭痛です。
11.7%の確率で発生します。
拡張した血管が周囲の神経を刺激することで頭痛が生じます。
最も手っ取り早い対処法は痛む箇所を冷やすことです。
それでも痛むときには鎮痛剤を服用するようにしましょう。
ベスト2:ほてり
副作用ベスト2はほてりです。
10.6%の頻度で発生します。
こちらも時間の経過とともに静まりますが、気になる場合は部屋の温度を下げるなどで対応しましょう。
ベスト3:鼻閉と心悸亢進
副作用ベスト3は鼻閉と心悸亢進があります。
鼻閉は鼻の血流増加が影響し粘膜が腫れてしまうため生じるので血管収縮作用のある点鼻薬を使用すると良いでしょう。
また心悸亢進とは一般的に動悸のことを言います。
心拍数が上昇し心臓の鼓動が強く感じられます。
酷い場合は病院受診が必要ですが、大半は横になっていれば時間経過とともに落ち着いてきます。
レビトラの効果持続時間は長くはないため薬の効果が消失するのを待っていれば、いずれ症状も落ち着いてきます。
副作用の頻度と安全性の違い
バイアグラとレビトラの副作用は似ているところが多々ありました。
しかしよく見てみると発生頻度に違いがあります。
バイアグラとレビトラを比較した場合、副作用発生頻度はレビトラの方が高いことに気が付いたのではないでしょうか。
ではレビトラの方が危険な薬だと言えるのでしょうか?
ここからは副作用の頻度と安全性の違いについて解説していきます。
副作用の頻度は、一見すると安全性を直接的に示すように見えますが実はそう単純ではありません。
つまり、軽い眠気の副作用が30%の確率で出る薬と、重い肝障害が0.1%の確率で出る薬では、確率の低い後者が安全だと言えるのかと言う問題が生じます。
必ずしも発生頻度が低いからと言って安全だという事ではありません。
薬の安全性を評価するには、①副作用の発生頻度、②副作用の重症度、③治療上の有益性を総合的に判断する必要があります。
副作用の発生頻度は10%以上であればとても高頻度、1~10%では高頻度、0.1~1%はやや高頻度、0.01~0.1%は低頻度、0.01%未満は極めて低頻度、と臨床試験や市販後調査をもとに算出されます。
また重症度について見ると、添付文書上では重篤な副作用とその他の副作用で分けて記載されています。
そして治療上の有益性、つまり副作用の危険性と命を救う可能性を天秤にかけてどちらを優先すべきかを医師が判断します。
これら要件を総合的に判断することで安全性を評価することができるようになります。
薬の副作用は個人差が大きいため、年齢、体重など様々な要因で出やすさは変わってきます。
安全に薬を使用するためには、医師や薬剤師に相談し、自分の状態に合わせた適切な使用方法を守ることが大切です。
バイアグラやレビトラ服用時の注意点
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バイアグラやレビトラを服用する際に気を付けなければならないことがあるのをご存じでしょうか?
十分な効果を得るために必要な注意点がいくつか存在します。
場合によっては効果減弱する可能性もあるため、覚えておく必要があります。
特に食事やアルコールとの影響は見過ごすことはできません。
また現在持病で服用している医薬品がある場合には相互作用なども気にしなければいけません。
ここからは服用時の注意点としてED治療薬を使用する際に覚えておかなければならない事項を詳しく解説していきます。
食事と服用のタイミング
ED治療薬を服用する際最も気にするのは食事の影響です。
バイアグラは特に食事の影響を受けやすい薬である為注意が必要と言われています。
ではどの位食事に影響を左右されるのでしょうか。
シルデナフィル50mgを食後又は空腹時に単回投与し、体内動態に及ぼす食事の影響を検証したデータがあります。
Tmax(hr) | Cmax(ng/ml) | AUC∞(ng・hr/ml) | T1/2(hr) | |
---|---|---|---|---|
食後 | 3.0±0.8 | 149±55.6 | 697.5±289.4 | 3.26±0.88 |
空腹時 | 1.2±0.5 | 255±116 | 806.2±269.4 | 3.35±1.72 |
このデータから分かる通り、食事を摂った後にバイアグラを服用すると最高血中濃度に到達する時間が1.2時間から3時間に延長し、且つ最高血中濃度も255ng/mlから149ng/mlに減少しています。
つまり効き始める時間が遅くなり、また効果も減弱するという結果です。
一方レビトラはと言えば同じような内容で検証した結果が以下の通りです。
Tmax(hr) | Cmax(ng/ml) | AUC∞(ng・hr/ml) | T1/2(hr) | |
---|---|---|---|---|
食後 | 1.00 | 13.04 | 51.97 | 3.9 |
空腹時 | 1.00 | 14.22 | 59.12 | 3.8 |
レビトラは最高血中濃度もそこに到達するまでの時間も差がありませんでした。
つまり標準的な食事をした場合であれば効果に影響はないという結果です。
これらのデータから分かる通り十分な効果を得るためには、バイアグラは空腹時に摂取しなければなりません。
少なくとも食前1時間前、又は食後2時間後が目安となります。
レビトラは効果に影響はなかったものの、あくまで標準的な食事でのデータですので、食事の内容如何では影響が出る可能性があります。
気にするのであればレビトラも空腹時に摂取しておけば安心でしょう。
アルコールとの併用について
食事をする時に一緒に飲酒する機会もあるかもしれません。
空腹時に服用しても飲酒してしまったら薬効に影響すると考える人もいるかもしれません。
実際バイアグラ及びレビトラとアルコールとの影響はどうでしょうか。
こちらも外国人でのデータですがアルコールの影響を検証したデータがございます。
Tmax(hr) | Cmax(ng/ml) | AUC∞(ng・hr/ml) | T1/2(hr) | |
---|---|---|---|---|
バイアグラ単独 | 1.58±0.85 | 145±54 | 552±241 | 3.046 |
アルコール併用 | 1.42±0.42 | 157±78 | 542±147 | 2.989 |
Tmax(hr) | Cmax(ng/ml) | AUC∞(ng・hr/ml) | T1/2(hr) | |
---|---|---|---|---|
レビトラ単独 | 1.25 | 11.7 | 45.5 | 3.76 |
アルコール併用 | 1.5 | 12.6 | 45.3 | 4.0 |
これらのデータが示す結果はアルコールによる影響は見られなかったと言うことです。
つまり食事は注意しなければいけませんがアルコールはさほど気にしなくても良いのです。
とは言え、アルコールも飲みすぎてしまえば勃起しづらくなることは確かです。
適量を心がけて飲酒するようにしましょう。
禁忌薬との併用注意
バイアグラとレビトラには共通して併用禁忌の医薬品があります。
それは、ニトログリセリン・亜硝酸アミル・硝酸イソソルビド・ニコランジルなどの硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤と呼ばれる医薬品です。
これらと一緒に服用してしまうと血圧低下作用が強まり、一気に血圧が低下してしまうことがあるため併用しないこととされています。
具体的な商品名を以下に示しました。
亜硝酸アミル「AFP」 | アンカロン錠100 | アイトロール錠10mg/20mg | イトリゾールカプセル50 |
ゲンボイヤ配合錠 | ニトロール錠5mg | フランドル錠20mg | ニトロールRカプセル20mg |
フランドルテープ40mg | シムツーザ配合錠 | プレジコビックス配合錠 | プリジスタ錠600mg |
シグマート錠2.5mg/5mg | ニトロペン舌下錠0.3mg | ミオコールスプレー0.3mg | ニトロダームTTS25mg |
ハイパジールコーワ錠3/6 | パキロビッドパック300/600 | ノービア錠100mg | カレトラ配合錠 |
この他ジェネリック医薬品もあり、点滴なども合わせれば全部で71品目存在します。
もし持病があり服用している医薬品がある場合、ED治療薬と一緒に飲んでも良いか医師又は薬剤師に見てもらうようにしましょう。
バイアグラとレビトラの個人に適した選び方
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色々な角度からバイアグラとレビトラについて比較検討してきました。
どちらにもそれぞれ良い点と悪い点はあります。
ではED治療薬を使用しようと思ったら何を基準に選択したら良いのでしょうか。
即効性・持続時間・硬さなど求めるものは人それぞれです。
まず自分は服用できる状態なのか、その上で何を求めるのかをよく考えてみましょう。
自分にあったED治療薬と自分が求めているED治療薬は意外と異なるかもしれません。
個々の症状・求めるものに基づく選択肢
バイアグラもしくはレビトラを服用しようと考えたときまず注意しなければならないのが自分は服用できる状態なのかです。
まず、バイアグラもレビトラも共通して過敏症の既往歴のある人は禁忌となっています。
さらに、心血管系障害があったり先天性のQT延長患者、脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴のある患者、重度の肝障害、透析が必要な腎障害、低血圧又は管理されていない高血圧、不安定狭心症、網膜色素変性症患者も同様に禁忌としています。
その上でED治療薬に何を求めるのかを考えてみましょう。
即効性や最強の勃起力を求めるのであればレビトラが良いでしょう。
副作用を気にされるのであればバイアグラが良いでしょう。
効果持続時間が少しでも長い方が良いのであればバイアグラが良いでしょう。
食事を気にする人はレビトラにしておけば安心です。
硬さと持続時間を求める人には当サイトメデマートで販売されているバイアグラ錠100mgなんて選択肢もあります。
まとめ
今回はED治療薬の中でもバイアグラとレビトラの2製品を比較しながら紹介しました。
自分に合う製品はどちらなのか迷うところですが、比較することであらゆる面で差が見られ、選択しやすくなったのではないでしょうか。
バイアグラは世界的に有名で安心感があります。
服用後およそ30分~1時間程で効果が現れ、その効果は5~6時間持続します。
レビトラは速さと硬さに定評があります。
服用後およそ15~30分程で効果が現れ、その効果は3~5時間持続します。
副作用を見ると発生頻度は異なるものの、頭痛・ほてり・鼻づまり・消化不良・心悸亢進が主たるものでした。
各々対処法も紹介しましたので参考にしていただければと思います。
食事を摂ることで効果が弱まるバイアグラと食事の影響を受けないレビトラ、基本的には空腹時に服用することをお勧めします。
アルコールの影響は受けませんが、アルコール自身の作用に注意が必要です。
併用禁忌薬も多々存在するため医師又は薬剤師に確認してもらうと良いでしょう。
これらの視点から自分に合ったED治療薬を探してみましょう。
即効性と勃起時の硬さ、食事の影響を優先するのであればレビトラが、持続時間や副作用の頻度、また知名度を優先するのであればバイアグラがおすすめです。
日本で販売されているバイアグラは50mgまでですが、実は海外ではバイアグラ錠100mgという用量が販売されています。
当サイトメデマートでも販売しておりますので一度試してみてはいかがでしょうか。
もしかしたら海外にこそ自分に合ったED治療薬が見つかるかもしれません。
出典
バイアグラ錠25mg/50mg添付文書
レビトラ錠5mg/10mg/20mg添付文書
バイアグラ錠25mg/50mgインタビューフォーム
レビトラ錠5mg/10mg/20mgインタビューフォーム