トレチノインとは

スキンケアの世界では、数多くの成分や製品が注目を集めています。その中でも、ビタミンAの誘導体であるトレチノインは特に注目される成分の一つです。
トレチノインは、ビタミンAの100倍以上の効果があるとされており、
①皮膚のターンオーバーを促進する
②皮脂の分泌を抑える
③コラーゲンの分泌を促進し、シワやニキビなどの色素沈着を改善する作用を持ちます。
また、トレチノインは人間の血液中にわずかに存在しているため、アレルギーを起こす心配がありません。そのため、最近肌のハリやしわが気になってきた方、ニキビの予防をしたい方に使用されています。肌の若返り効果を持つ「トレチノイン」のみでも効果は期待できますが、肌を白くする作用を持つ「ハイドロキノン」を併用した「ハイドロキノン・トレチノイン併用療法」が一般的です。
<関連商品①>
●エーレットジェル【トレチノイン】
トレチノインを有効成分として含んだクリームであり、肌の新陳代謝を促す事でシミ・シワ・ニキビ跡を再生する強い作用を持ちます。1日2回朝と夜に使用します。
商品名 | エーレットジェル |
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画像 | ![]() |
有効成分 | トレチノイン【0.025%/0.05%/0.1%】 |
価格 | 0.025%:1本あたり1050円~ 0.05%:1本あたり1191円~ 0.1%:1本あたり1219円~ |
メーカー・ブランド | Menarini Group(メナリーニグループ) |
URL | エーレットジェルの購入はこちら |
<関連商品②>
●トレチノインジェル【Dr.Venu】
トレチノインジェルは、Asle pharmaceuticals(アイスルファーマシューティカル)社が販売している、美容ジェルです。
主成分としてトレチノインが含まれており≪肌のターンオーバー促進・ヒアルロン酸の合成促進・コラーゲンの生成促進≫などの効果があります。
シミ、しわが気になる方や、ニキビやニキビ跡を改善したい方などにオススメです。
商品名 | トレチノインジェル |
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画像 | ![]() |
有効成分 | トレチノイン |
価格 | 0.05%:1本あたり740円~ 0.025%:1本あたり698円~ |
メーカー・ブランド | Asle pharmaceuticals(アイスルファーマシューティカル) |
URL | トレチノインジェルの購入はこちら |
トレチノインの市販はある?

トレチノインは、ドラックストアや薬局で市販されていない薬剤です。
トレチノインはアメリカではシミやニキビの改善薬としてFDAに認可されていますが、日本では認可されていない未承認の薬剤であるためです。
保険適用外となっており、今後も市販される可能性は低いと考えられます。
ハイドロキノンであれば、一部化粧品の扱いで市販されているものもあります。
※日本とアメリカにおける「トレチノイン」「ハイドロキノン」の取り扱いの違い
トレチノイン | ハイドロキノン | |
---|---|---|
日本 | 未承認 | 未承認 |
アメリカ | シミやニキビの改善薬として承認 | 美白をもたらすための医薬品として承認。 2%以下は市販薬だが、2%以上の濃度では処方薬となる |
トレチノインの入手方法と金額比較
トレチノインを処方してもらう方法としては3つあります。
それぞれの入手方法とメリット・デメリットについて紹介していきます。
※トレチノイン0.05%の場合の費用比較
クリニックでの処方 | オンライン診療 | 個人輸入 | |
---|---|---|---|
合計 (1本) | 約3900円 | 約3300円 | 約740円 |
治療薬の 費用目安 | 約2000円/本 | 約2000円/本 | 約740円/本 |
診察料 (再診料) | 約1300円/回 | *1約700円/回 | 0円/回 |
処方料 | 約600円/回 | 約600円/回 | 0円/回 |
クリニックの場合
クリニックでトレチノインを処方してもらう場合、医師からの処方箋が必須となってきます。
トレチノインを使用するにあたっての注意点や気になることを医師に質問したうえで処方してもらえる点はメリットです。
一方、診察費用や通院費用がかかってしまうため、費用負担を安く抑えながらトレチノインを使用したい人にとってはデメリットと考えられます。
また、使用後も定期的な受診が推奨されているため、仕事が忙しい方にとっては通院負担も発生する可能性があります。
オンライン診療の場合
オンライン診療とはインターネットを通して、自宅や職場から医師の診察・服薬指導を受けることができるサービスです。
クリニックへの通院が難しい高齢者や、遠方に住んでいる方、お仕事が忙しい方に活用されています。
クリニックと同じく医師の診察を受け、処方箋を出してもらう必要があります。医師に不明点を聞きながら治療を進められる点、通院の負担が軽減できる点はメリットです。
一方、クリニックにもよりますがオンラインシステム利用料や薬剤の配送料、処方箋の配送料は診察費用と別にかかってくる点は費用の観点でデメリットと考えられます。
個人輸入の場合
トレチノインを購入するには、個人輸入代行もおすすめです。個人輸入代行ではインターネット上で薬剤を購入することができます。
通院時間の負担はなく、クリニック受診時よりも安価である点がメリットです。費用負担や通院負担が少ないため、治療を継続しやすいと考えられます。
一方、医師からの診察はない点は人によってはデメリットであるため、1度トレチノインを使用したことがあり、定期的に購入をしたい方におすすめです。
トレチノインに関するよくある質問

- Qトレチノイン使用にあたって注意する点はありますか?
- A
トレチノインは非常に強力な作用を持つため、皮膚が弱い方では赤くなる・角質が取れるなどの皮膚炎が起こる可能性があります。
しかし、これはアレルギー反応ではなく効果が出ている証拠であるため、痛みが強すぎたり血がにじんでこなければ続けていただいて大丈夫です。
痛みが強い場合は、いきなり中止するのではなく量を減らすという対処法もあります。
また、胎児への奇形リスクがあるため、妊娠中や妊娠予定の方は使用できません。
- Qトレチノインには濃度が複数ありますが、どのようにして使い分けたらよいでしょうか?
- A
目的によって使用する濃度は異なります。「しみ」や「ニキビ」の改善を目的とする場合は、0.05%の低濃度を使用します。
一方、「しみ」の漂白を目的とする場合は0.4%程度の高い濃度で使用するのがよいでしょう。
- Qトレチノインを使用した時に出やすい副作用は何かありますか?
- A
トレチノインの副作用として「レチノイド皮膚炎」が出ます。使用開始6週間以内に出ることが多く、症状としては塗った部位の発赤や痒みです。
徐々に症状は軽くなっていき、個人差はあるものの1カ月程度がピークとされています。
その後は落ち着いていく方が多いです。
ひどくなった際にステロイド外用薬の使用を検討される方がいますが、ステロイドを塗るとトレチノインの効果が減弱してしまう可能性がある点は念頭に置いておきましょう。
- Qトレチノインを使用しているときに化粧をすることは可能でしょうか?
- A
化粧をすることは可能です。トレチノインの使用初期に出やすいレチノイド皮膚炎の赤みをコンシーラーなどで隠すことも可能です。
しかし、レチノイド皮膚炎の症状が出ているときはメイク崩れが起こりやすくなるので、常に化粧品は携帯しておきましょう。
- Qトレチノイン・ハイドロキノン併用療法を実施している場合、どのくらい続けたらよいのでしょうか?
- A
一般的には4カ月半が1クールと呼ばれていますので、4カ月半が目安となるでしょう。
この間に皮膚のターンオーバーが3回起こるとされているため、多くの方が効果を実感することができます。
最後に
トレチノインは、若い女性を中心に注目されている成分です。
皮膚の再生や肌ハリの維持に必要なビタミンAの100倍の効果を持つため、最近皮膚のたるみやシミが気になり始めた方におすすめです。
しかし、トレチノインは日本で未承認の薬剤であるため購入できる方法が限られています。
ドラックストアや薬局では市販されていないため、クリニック、もしくはオンライン診療や個人輸入代行が選択肢となります。
それぞれ費用面や通院面でメリットとデメリットがありますので、ご自身にあった方法で購入することが大切です。
出典
成山ひだまりクリニック 肝斑などのシミに対するトレチノイン・ハイドロキノン併用療法
巣鴨千石皮ふ科 シミ治療薬「トレチノイン」
独立行政法人 環境再生保全機構 オンライン診療について