ED治療薬シルビトラとは
商品名 | シルビトラ |
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有効成分 | シルデナフィル100mg バルデナフィル20mg |
メーカー・ブランド | RSM |
飲み方・使い方 | 1日1錠、性行為の約45分前 |
購入ページ | シルビトラの購入ページはこちら |
シルビトラはインドの製薬会社RSM社が開発したED治療薬です。
バイアグラの有効成分シルデナフィル100mgとレビトラの有効成分バルデナフィル20mgを1錠にした混合タイプのED治療薬です。
日本で処方されるバイアグラ1錠の成分量はシルデナフィル25~50mgで、レビトラ1錠の成分量はバルデナフィル10~20mgです。
日本と比較して海外の方は、体格が大きい方が多いため、海外製のバイアグラ1錠の成分量はシルデナフィル50~100mgが主流です。
シルビトラ1錠に対して海外では【バイアグラ1錠+レビトラ1錠分】、日本でも【バイアグラ2~4錠+レビトラ1~2錠】と同等の成分量が配合されており、その配合量の多さからも他のED治療薬と比較しても段違いに効果が強い事から、最強のED治療薬と呼ばれています。
日本で処方されている通常量と比較しても、1/2~1/4に程度に割って服用しても十分効果の期待できる配合量です。
シルビトラの特徴
シルビトラは、バイアグラの特徴である硬さと、レビトラの特徴である即効性を兼ね備え、使い勝手が良いと人気です。
バイアグラ(シルデナフィル)の特徴
- 硬く力強い勃起力
- 服用後約30分~1時間で効き始める
- 服用後約1時間で効果のピークを迎える
- ピーク後は緩やかに効果が低下
- 約3時間効果が持続し、約6時間後には服用前の状態に戻る
- 食事の影響を受けやすい
レビトラ(バルデナフィル)の特徴
- 力強い勃起力
- 服用後約20分で効き始める即効性
- 服用後約45分で効果のピークを迎える
- ピーク後は緩やかに効果が低下
- 約3.2時間効果が持続し、約5.3時間後には服用前の状態に戻る
- 食事の影響を受けにくい
また、バイアグラやレビトラなどのED治療薬単体で使用するよりも、効果の強さや食事による影響を受けにくいなど様々なメリットがありますが、その成分量の多さから副作用も強く出てしまうリスクが高まるため注意が必要です。
ED治療薬を安全に使用するためには、1回の服用は1錠まで。服用後、次の服用まで24時間以上あいだをあける事が基本です。
シルビトラは、1錠に含まれている有効成分の配合量が一番多いED治療薬です。
そのため、他のED治療薬を試しても物足りず効果が得られなかった方など、最後の砦として使用されるED治療薬がシルビトラです。
その効果を体感された方の多くは、自分自身とパートナー共に使用していない時と比較してあきらかに大きな違いを感じています。
最強のED治療薬シルビトラが効かない場合
シルビトラを服用したけれども効果が無かったという方もいます。
万が一、効かなかった場合は下記の理由が考えられます。
●正しい服用方法をしていなかった
こちらでもシルビトラの効果を最大限引き出す効果的な服用方法をご紹介しております。まずは上記を参考に正しい服用方法をご確認ください。
●正しい服用方法をしても効かなかった場合
器質性EDの可能性があります。器質性EDとは、身体的な原因によって引き起こされます。
その多くが加齢による原因であり、動脈硬化や神経障害が原因で起こるEDです。
シルビトラを含めED治療薬は血管を拡張させる事で陰茎へ流れる血流をよくし勃起がし易い状態となります。
しかし、動脈硬化が進行すると血管が拡張しづらくなってしまうため、シルビトラが効かなくなってしまう場合があります。
また、脳が性的興奮を感じる事で陰茎に信号が送られ勃起を促進しますが、手術や事故、糖尿病などの病気が原因で神経障害が起こると、正常な勃起に必要な信号が送られなくなってしまうため、シルビトラが効かなくなってしまう場合があります。
シルビトラは1錠に含まれている有効成分の配合量が一番多いED治療薬です。これ以上成分量を増やすのは大変危険です。
器質性EDの場合、ED治療薬自体が効かない可能性がありますので、病院を受診し適正な治療を行うことが最善となります。
シルビトラの購入方法【通販・個人輸入・薬局・病院処方】
実際にシルビトラを購入出来る方法
- 個人輸入を利用して購入する
- シルビトラを扱っている病院,クリニックで処方してもらう
基本的な購入方法はこの2つになりますが、実際に購入されている方法の殆どが個人輸入を利用した方法になります。
それでは、一般的に薬を売られている、通販・薬局薬店などで何故シルビトラが取り扱われていないか詳しく解説していきます。
薬局・ドラッグストアではシルビトラは購入出来ない
薬を購入する際にまず思い浮かぶのが、薬局・ドラッグストアです。
しかし薬局・ドラッグストアで取扱い可能な薬は『要指導医薬品』と『一般用医薬品』です。
一般的には市販薬やOTC医薬品などとも呼ばれれています。
シルビトラは『処方せんが必要な医療用医薬品(処方薬)』に分類される薬です。
薬局・ドラッグストアでは取扱いの出来ない薬に分類されるため、購入する事は出来ません。
イギリスではテスト的に2017年11月よりバイアグラが処方せんなしの市販薬として薬局・ドラッグストアで販売されております。
現在は世界各国を見てもこの試みはイギリスのみとなります。
薬剤師がバイアグラの販売をおこなう事が可能で、対象は40歳~65歳の男性。
血圧とコレステロールの測定と糖尿病の検査が必要です。
病院で診察や検査を受け処方してもらうよりもハードルは下がりますが、バイアグラが市販薬として購入可能と言っても、風邪薬のように薬局で誰でも簡単に購入できる訳ではありません。
以上の事からも、シルビトラを含むED治療薬全般が薬局・ドラッグストアで簡単に購入できるようになるには、まだまだ時間が必要そうです。
マツモトキヨシなど、薬局・ドラッグストアの通販サイトや、Amazon・楽天などの大手通販サイトでも薬をネットで購入可能です。
しかし、薬局薬店と同じく薬のネット通販で取扱い可能な薬は『要指導医薬品』と『一般用医薬品』です。
薬局・ドラッグストア同様、薬のネット通販では取扱いの出来ない薬に分類されるため、購入する事は出来ません。
また、薬の個人輸入代行サイトをネット通販と混同される場合がありますが、個人輸入の代行依頼をして購入するため、ネット通販とは別物になります。
病院やクリニックでシルビトラは処方可能【実際に処方可能病院はごく少数】
バイアグラなどのED治療薬と同様、シルビトラは処方可能です。
シルビトラは海外製です。海外で認可を得ている国はあっても、日本国内では未承認薬となるため、処方は保険適応外の自由診療に該当し、全額自己負担となります。
医師が患者の治療にシルビトラが必要と判断すれば、日本国内では未承認薬の処方も可能です。
処方する場合、事前に所轄の厚生局へ薬監証明の取得申請をおこないシルビトラの輸入手続きが必要となります。
しかし、ここで大きな問題点があります。
日本で処方されるED治療薬の成分量と比較しても、シルビトラはかなりの高用量となります。
日本人の平均的な体格ではそこまで高用量のED治療薬を必要とする場合が少ないため、取扱いは可能であってもシルビトラを処方している病院がほとんど無いのが現状です。
そのため、シルビトラを病院やクリニックを利用して購入している方はごく少数です。
個人輸入や輸入代行を利用すれば購入可能
個人輸入を利用すれば、シルビトラは購入可能です。
薬の個人輸入代行サイトを見た目でネット通販と混同される場合がありますが、正確には通販ではなく個人輸入の代行依頼をして購入となります。
シルビトラは医療用医薬品(処方薬)に分類されます。日本国内での取引に関しましては処方せんが必要となりますが、海外の医薬品を個人で使用する目的で輸入する事は法律でも認められています。
ただし、海外薬の約40%は偽薬を含む粗悪品という調査報告もありますので、注意が必要です。
メデマートでは、シルビトラの個人輸入代行を取り扱っております。
また、正規品・配送を100%保証しておりますので安心してご利用頂けます。
シルビトラの最安値は?個人輸入代行比較
病院でシルビトラを処方してもらう際にかかる費用は、通常、診察費+薬代ですが、シルビトラの処方をしている病院を調べてみましたが、見つかりませんでした。
そのため、今回の最安値は個人輸入代行を比較してみました。
シルビトラを購入するにあたって、最安値はいくらなのか価格が気になる所です。
医薬品には適正価格がありますので、あまりにも安価なシルビトラは正規品ではない可能性が高くなりますので注意が必要です。
今回は、検索エンジンで『シルビトラ』を調べ、上位7サイトから価格を調査してみました。1サイト極端に安価なサイトが有りましたが、その他6サイトはほぼ同価格帯でしたので、6サイトを比較させて頂きます。
メデマート | 10錠3,680円(1錠あたり368円) 30錠9,980円(1錠あたり332円) 50錠15,680円(1錠あたり313円) 送料1000円1万円以上で送料無料 初回500円割引クーポン【syokai】使用で最安値 シルビトラの購入ページはこちら |
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お薬通販部 | 10錠3,450円(1錠あたり345円) 30錠9,830円(1錠あたり327円) 50錠15,530円(1錠あたり310円) 送料1000円1万円以上で送料無料 |
薬ストア お薬なび グー薬局 ライフパートナー | 10錠3,500円(1錠あたり350円) 30錠9,980円(1錠あたり332円) 50錠15,750円(1錠あたり315円) 送料1000円1万円以上で送料無料 |
サプリ館 | 100錠10,260円(1錠あたり102円) 送料500円 配送方法:書留航空便 1万円以上のご注文で送料無料 |
シルビトラと成分単品で飲む違いとは?
シルビトラはバイアグラの成分シルデナフィル100㎎と、レビトラの成分20mgが両方同時に1錠に入った商品になります。
そこで、湧いてくる疑問として、シルビトラ1錠飲むのと、 バイアグラ100mgとレビトラ20mgを1錠ずつ飲むのと、一体何が違うの?どっちが良いの?どっちを各購入して服用すれば良い?という意見があるかと思います。
回答としましては、 まず、そもそもバイアグラやレビトラという勃起させる薬であるED治療薬というものが、1日1錠までしか飲んではいけない、と決まりがあります。
どんなED治療薬でも、どんな量の成分量だとしても1回服用したら、次の1錠は必ず24時間以上空けてから服用するように警告されています。
1度に複数錠服用してしまうと、副作用の危険性が高まります。
バイアグラ発売初期には、複数錠を一度に服用して死に至ってしまった、という事例があるくらいです。
以上の事から、まずこの時点でシルビトラ一択になります。
なので、バイアグラとレビトラの効果を一度に得たい、という場合はシルビトラを服用するしかありません。
ですが、念のため、別々よりもシルビトラを購入・服用した方が良い、というメリットを説明させていただきます。
シルビトラの購入・服用のメリット
- 別々に分けて飲むよりも、1錠の方が飲み間違いがない
- 2種類買うよりコスパが良くなる
- 1錠なので飲みやすい
- 1錠なので使いやすい
- 1錠なので管理しやすい
- 各単品で服用するとそれぞれ添加物が違うため、吸収されるタイミング、効果発動するタイミングにズレが生じてしまう可能性がある
⇒同じタイミングで服用した方が効果発動の計算がしやすい。
そして、更に疑問として生まれる事項として、シルビトラは複数成分が入っているので、複数錠扱いになるのでは?
⇒ジェネリック薬と言えど、商品化し販売するにあたって厳しい臨床試験を通ってきているため、シルビトラ1錠としての安全性は確率されています。
※別々のED薬を一緒に飲む事は禁止されており、安全性は確率されていません。
以上の事がシルビトラを購入・服用するメリットだと言えるかと思います。
シルビトラとシルダリストどちらが最強?
結論、シルダリストよりもシルビトラの方が効果の強さで言えば最強と言えるでしょう。
それでは、何故シルビトラの方が最強と言えるのか詳しく解説していきます。
シルビトラ同様に2種類以上のED治療薬成分をあわせた混合タイプに『シルダリスト』があります。
シルダリストは、ダラム社が開発した混合タイプのED治療薬です。
バイアグラの有効成分シルデナフィル100mgとシアリスの有効成分タダラフィル20mgを1錠にしております。
最強のED治療薬と言われるシルビトラは、バイアグラの有効成分シルデナフィル100mgとレビトラの有効成分バルデナフィル20mgを1錠にした混合タイプのED治療薬です。
シルビトラもシルダリストもベースはどちらも同じバイアグラの有効成分シルデナフィル100mgです。
シルビトラとシルダリストの違いは、シルビトラのレビトラ有効成分バルデナフィル20mgと、シルダリストのシアリス有効成分タダラフィル20mgです。
レビトラ有効成分バルデナフィルは、バイアグラと同等の強さを持ち即効性と食事による影響を抑える特徴を持っています。
シアリス有効成分タダラフィルは、比較的マイルドな効果が約72時間と長時間継続し、副作用も比較的弱く食事による影響を抑える特徴を持っています。
レビトラ有効成分バルデナフィルとシアリス有効成分タダラフィルを比較した場合、レビトラ有効成分バルデナフィルの方が強力な勃起効果を持っておりますので、シルダリストよりもシルビトラのほうが強いと言えるでしょう。
シルダリスト以外にもED治療薬には様々な混合タイプが存在します。
混合タイプの中で特に多いのが、ED治療薬+早漏治療薬の組み合わせで、こちらは勃起力と同時に持続力を持たせるタイプです。しかし、シルビトラやシルダリスト同様に2種類以上のED治療薬成分をあわせた混合タイプはありませんので、勃起の強さで比較した場合はシルビトラやシルダリストにはかないません。
以下にシルビトラとシルダリストの比較を記載致します。
強さの順位としては、『シルビトラ>シルダリスト>その他のED治療薬』です。
『強い効果を直ぐに効かせたい→シルビトラ』や『翌日以降へ効果を持たせたい→シルダリスト』など、用途にあわせて使い分ける事で、特徴を活かした使い方が可能です。
シルビトラ(シルデナフィル+バルデナフィル)の特徴
- 硬く力強い勃起力
- 服用後約10分~1時間で効き始める
- 服用後約45分~1時間で効果のピークを迎える
- ピーク後は緩やかに効果が低下
- 約3時間~6時間効果が持続
- 食事の影響をやや受けにくい
シルビトラは、バイアグラの特徴である硬さと、レビトラの特徴である即効性を兼ね備えています。
シルダリスト(シルデナフィル+タダラフィル)の特徴
- 硬く力強い勃起力+自然な勃起力
- 服用後約30分~60分で効き始める
- 服用後約1~2時間で効果のピークを迎える
- ピーク後は緩やかに効果が低下
- 約3時間効果が持続後、約72時間まで自然な勃起力
- 食事の影響をやや受けにくい
シルダリストは、バイアグラの特徴である硬さと、シアリスの特徴である持続性を兼ね備えています。
シルビトラの効果と持続時間
シルビトラの効果作用と効き始めるまでから効果がどの位持続するを解説していきます。
シルビトラがED治療効果を及ぼす作用機序(メカニズム)
シルビトラにはバイアグラの有効成分シルデナフィル100mgとレビトラの有効成分バルデナフィル20mgが1錠に配合されています。
作用機序の詳細はシルデナフィルとバルデナフィルそれぞれの製造元製薬会社発表のメカニズムを記載致しますが、専門的な文となりますのでわかり易く簡易的に説明致します。
勃起が起こるメカニズムですが、脳が性的刺激を受けると男性器へ勃起を促す信号が送られます。男性器へ性的刺激による信号が送られると、男性器内のサイクリックグアノシン一リン酸(cGMP)という物質が活性化しcGMP濃度が上昇する事で男性器内の血管が広がって血流が流れ込み勃起が起こります。
cGMPはホスホジエステラーゼ タイプ 5(PDE5)によって分解される事で、男性器内のcGMP濃度が低下すると血管が収縮し勃起が収まります。
勃起には男性器内のcGMP濃度が非常に重要であり、cGMP濃度が十分に高くならないと、脳が性的刺激を受けても男性器の血管が広がらずに勃起が起こらなくなってしまいます。
シルビトラの有効成分であるシルデナフィルとバルデナフィルは共にホスホジエステラーゼ5 阻害薬【phosphodiesterase 5(PDE5)阻害薬】という薬に分類されます。
シルビトラを服用する事で、PDE5の働きを抑える効果があります。
PDE5の働きが抑えられる事で、cGMPの分解が抑えられ男性器内のcGMP濃度が上昇し、男性器内の血管がより広がる事で流れ込む血液量が増え、より強い勃起が起こるといった仕組みです。
これを聞くと、シルビトラを飲んだら男性器の血管が広がって効果が消えるまで勃起が続きてしまうんでは?と心配される方もおられるかと思いますが、そこは安心してください。PDE5阻害薬は、直接男性器内の血管を緩める訳ではなく、性的刺激の信号が送られた際に効果を発揮するので、性的刺激がなければ普段と変わりないという事になります。
以下に、シルデナフィルとバルデナフィルそれぞれの製造元製薬会社発表の作用機序の引用文を記載致します。
シルデナフィルの作用機序
本剤は陰茎海綿体のホスホジエステラーゼ タイプ 5(PDE5)を選択的に阻害することにより、非アドレナリン非コリン作動性(NANC)神経及び陰茎海綿体内皮細胞由来の一酸化窒素(NO)存在下で NO-cGMP を介する陰茎海綿体血管平滑筋の弛緩反応を増強し、陰茎勃起を誘発ないし増強する。
本剤は摘出したヒト陰茎海綿体平滑筋には直接の弛緩作用を及ぼさない。すなわち性的刺激により NO-cGMP 経路が活性化された場合にのみ PDE5 を阻害して、NO の作用を増強する。中枢性の興奮には作用しない。本剤の効果は性的刺激に対する自然な反応として発現し、性的刺激のない状態では効果は発現しない。
バイアグラ医薬品インタビューフォーム(ヴィアトリス製薬株式会社)
ヴィアトリス製薬株式会社
バルデナフィルの作用機序
2.薬理作用
(1)作用部位・作用機序
陰茎海綿体平滑筋及び関連小動脈を弛緩させて陰茎を勃起させるcGMPは、グアニル酸シクラーゼによる合成とPDE5(ホスホジエステラーゼ5)型による加水分解とのバランスにより調節されている。バルデナフィルはPDE5を阻害することによりcGMP量を増加させ、陰茎を勃起させる19)。
想定作用機序
①性的刺激により、非アドレナリン非コリン作動性(NANC)神経から陰茎海綿体平滑筋に一酸化窒素(NO)が遊離する。
②NOにより海綿体平滑筋のグアニル酸シクラーゼが活性化され、サイクリックGMP(cGMP)が産生される。
③バルデナフィルによりcGMP分解酵素であるPDE5が阻害され、cGMP濃度が高まる。
④海綿体平滑筋が弛緩し、海綿体に血液が流入、貯留して勃起が引き起こされる。
図Ⅵ-1 バルデナフィルの想定作用機序
NANC:非アドレナリン非コリン作動性 NO:一酸化窒素 PDE5:ホスホジエステラーゼ5型
GTP:グアノシン三リン酸 cGMP:サイクリックグアノシン一リン酸 5’-
GMP:グアノシン一リン酸
レビトラ医薬品インタビューフォーム(バイエル薬品株式会社)
バイエル薬品株式会社
シルビトラの効き始めから効果持続時間
シルビトラにはバイアグラの有効成分シルデナフィル100mgとレビトラの有効成分バルデナフィル20mgが1錠に配合されています。
下記に、各有効成分毎に効き始めから効果持続時間をまとめました。
バイアグラ(シルデナフィル)の効き始めから効果持続時間
- 服用後約30分~1時間で効き始める
- 服用後約1時間で効果のピークを迎える
- ピーク後は緩やかに効果が低下
- 約3時間効果が持続し、約6時間後には服用前の状態に戻る
レビトラ(バルデナフィル)の効き始めから効果持続時間
- 服用後約20分で効き始める即効性
- 服用後約45分で効果のピークを迎える
- ピーク後は緩やかに効果が低下
- 約3.2時間効果が持続し、約5.3時間後には服用前の状態に戻る
シルビトラの効き始めから効果のピーク
シルビトラ服用後、早ければ約20分程度でバルデナフィルの効果が出始め、約30分程度でシルデナフィルの効果も出始めます。
服用後約45分~1時間程度でシルビトラの効果はピークを迎えるため、性行為の約1時間前を目安に服用がベストとなります。
シルビトラの効果持続時間
シルビトラ服用後、早ければ約20分程度でバルデナフィルの効果が出始め、約30分程度でシルデナフィルの効果も出始めます。
服用後約45分~1時間程度でシルビトラの効果はピークを迎えるため、性行為の約1時間前を目安に服用がベストとなります。
シルビトラの効き始めから効果持続時間まとめ
- 服用後約20分~1時間で効き始める
- 服用後約45分~1時間で効果のピークを迎える
- ピーク後は緩やかに効果が下がっていく
- 約3時間効果が持続し、約6時間後には服用前の状態に戻る
シルビトラを食後に飲むと効かない・食事の影響
シルビトラ以外にもED治療薬全般に言われる事ですが、食後に飲むと効かなくなるといった事をよく耳にします。これはその通りで、シルビトラを含むED治療薬全般は食事の影響を受けてしまいます。
シルビトラにはバイアグラの有効成分シルデナフィル100mgとレビトラの有効成分バルデナフィル20mgが1錠に配合されています。
この2つの有効成分が体にしっかりと吸収される事でシルビトラの効果が発揮されますが、シルデナフィルやバルデナフィルが食後に服用した場合の血中濃度のピークは、空腹時に服用した時の血中濃度のピーク時まで上昇しなくなってしまいます。これは、食事の影響によって効果が下がっているという事になります。
また、ピークを迎えるのが空腹時よりも遅くなり、ピークを迎えた後は血中濃度低下も緩やかになります。
シルビトラは、胃や腸で溶かされ、腸の粘膜から吸収されます。
空腹時は、速やかに胃で溶けながら腸へ移動しますが、胃に内容物があると腸への移動がスームズに行われなくなり、吸収されるまでの時間が遅くなる為です。
また、食事に含まれる脂質が腸の粘膜に油膜をはることで、成分が吸収しづらくなってしまい吸収速度が遅れてしまう事による影響です。
この様に、食事の量や内容によっても影響度が変わります。
シルビトラの効果を引き出すためには、正しい飲み方が重要です。
以下は、シルビトラの有効成分であるシルデナフィルとバルデナフィルの空腹時と食後の服用データの引用になります。
シルデナフィルの食事の影響
(4)食事・併用薬の影響
1)食事の影響 29)健康成人男性 16 例にシルデナフィル 50 mg を食後又は空腹時に単回経口投与し、体内動態に及ぼす食事の影響を検討した。シルデナフィルの Tmax は食後及び空腹時投与でそれぞれ3.0 及び 1.2 時間であり、食後投与により吸収速度が有意に減少、Tmax が 1.8 時間延長、t1/2は 0.09 時間短縮した。Cmax は食後投与で 149 ng/mL、空腹時投与で 255 ng/mL であり、AUC∞はそれぞれ 697.5 及び 806.2 ng・hr/mL であった。食後投与により Cmax 及び AUC∞は空腹時に比べてそれぞれ 42%及び 14%有意に減少した(「Ⅴ-4.用法及び用量に関連する注意」の項参照)。 薬物動態パラメータに対する食事の影響(健康成人男性、50 mg 単回経口投与)
Tmax
(hr)
Cmax
(ng/mL)
AUC∞
(ng・hr/mL)
t1/2
(hr)
食 後 3.0±0.8* 149±55.6* 697.5±289.4* 3.26±0.88
空腹時 1.2±0.5 255±116 806.2±269.4 3.35±1.72
mean±S.D.、n=16
*:p<0.05、分散分析
シルデナフィルの血漿中濃度推移に対する食事の影響(健康成人男性、50 mg 単回経口投与)
バイアグラ医薬品インタビューフォーム(ヴィアトリス製薬株式会社)
ヴィアトリス製薬株式会社
バルデナフィルの食事の影響
(4)食事・併用薬の影響
■食事の影響(外国人のデータ)31)
健康成人男子24例にバルデナフィル20 mgを標準的な食事(総エネルギーに占める脂肪の割合が約30%)摂取直後に投与した場合、未変化体のAUC及びCmaxに食事摂取による影響は認められなかった。
図Ⅶ-4 バルデナフィル20 mgを空腹時及び食後に単回投与したときの 血漿中未変化体濃度(外国人)
表Ⅶ-4 薬物動態学的パラメータ
投与 AUC
[μg・h/L] Cmax [μg/L] tmax a) [h] t1/2 [h]
空腹時 51.97(72) 14.22(70) 1.00(0.5-3.0) 3.9(66)
食後 59.12(56) 13.04(66) 1.00(0.5-4.0) 3.8(39)
a) 中央値(範囲) 幾何平均値(変動係数%)、n=24
レビトラ医薬品インタビューフォーム(バイエル薬品株式会社)
バイエル薬品株式会社
シルビトラの正しい服用方法
シルビトラの正しい服用方法まとめ
- 水又はぬるま湯で服用する
- 空腹時に服用する
- 性行為の約1時間前に服用する
- アルコールの摂取は少量に抑える
- 服用は1日1回まで・服用後次の服用まで24時間以上あける
①水又はぬるま湯で服用する
シルビトラを水又はぬるま湯で服用した後、胃で溶け腸でどの様に体内へ吸収され、効果を発揮するのかなど、水又はぬるま湯で服用する事を前提に設計され作られています。
他の飲み物で服用しても大差が無いものもあるかもしれませんが、シルビトラの効果を最大限引き出すためには、推奨されている水又はぬるま湯で服用しましょう。
水又はぬるま湯以外でシルビトラの服用時に飲んではいけない飲み物
- 牛乳など脂肪分を多く含む物
【脂質により吸収が妨げられ効果が下がる恐れ有り】 - グレープフルーツ
【効果を増大させ副作用が強く出る恐れ有り】
②空腹時に服用する
シルビトラは胃や腸の内容物に応じて体内へ吸収される速度や濃度に変化をもたらせます。空腹時であれば、胃や腸の内容物が無いため、吸収を邪魔する障害物がなくなるので、シルビトラの効果を最大限引き出す事が可能です。
胃や腸に内容物が残っており、特に食事や飲み物に含まれる脂質が胃や腸の粘膜に膜を貼ってしまいます。脂の膜によって有効成分の吸収速度が遅れたり吸収される量が減ってしまう事で、効果が低下してしまいます。
脂質の摂取をできる限り減らし、空腹時に服用する様にしましょう。
※脂質を多く含む料理一覧 ・中華料理 ・肉の脂身 ・魚の脂身 ・揚げ物 ・らーめん ・パスタ ・卵料理 ・乳製品 など
③性行為の約1時間前に服用する
シルビトラの有効成分が体に吸収され、血中濃度のピークを迎えるのが服用後約1時間~1時間30分です。
そこから逆算し、行為の約1時間前に服用する事で行為時にシルビトラの効果を最大限引き出す事が可能です。
④アルコールの服用は少量に抑える
アルコールを少量飲むことによって、リラックスなどに繋がるようであれば特に問題ありません。しかし、アルコールを飲みすぎてしまうと、脳の反応が鈍くなってしまいます。通常、勃起するには脳が性的刺激を受け、男性器へ勃起を促す信号が送られます。
しかし、アルコールによってそのメカニズムに支障が出てしまうと、シルビトラの有効成分が体にしっかり吸収されていたとしても、勃起しなくなってしまう可能性があります。
可能であればアルコールにの服用は控えたほうがシルビトラの効果を最大限引き出す事が可能です。
⑤服用は1日1回まで・服用後、次の服用までは24時間以上あける
シルビトラを服用後、効いてないんではないか?と更に追加で服用してはいけません。
1日1回までの服用、次の服用までは必ず24時間以上あいだをあけてください。
1回の用量以上服用してしまうと副作用のリスクが高まるためです。
シルビトラ服用時には、用法用量を必ず守りましょう。
シルビトラの副作用
シルビトラにはバイアグラの有効成分シルデナフィル100mgとレビトラの有効成分バルデナフィル20mgが1錠に配合されています。
シルビトラはED治療薬の中でも有効成分の配合量が多いため、効果が強い分、副作用も強い部類になります。
用法用量を守って使用する事で安全性は高まりますが、医薬品は副作用が起きるリスクもあります。事前にどのような副作用が起こる可能性があるか知っておくことで、安全に使用が出来ます。用法用量を守っている限り、重症化する例は極めて稀です。
シルビトラの主な副作用は、ほてり、頭痛、鼻詰まりです。 この様な症状が現れた場合は、シルビトラの効果が効き始めた合図でもあります。 また頭痛がひどい場合は、市販の痛み止めの併用も可能です。 このような症状が現れた場合は服用を中断し、担当の医師または薬剤師に相談するようにしましょう。
シルビトラの副作用
- ほてり、潮紅(血管拡張)
- 頭痛
- 鼻詰まり(鼻炎)
- 胸焼け(消化不良)
- 動悸(心悸亢進)
- 吐気
- めまい、傾眠、昏迷
- 目の充血、彩視症、結膜炎
- 顔のむくみ など
シルデナフィル100mgの副作用症例
27 例中
ほてり4.7%(19例
頭痛 1.2%(5例)
鼻炎 0.5%(2例)
めまい、昏迷、彩視症、嘔気、動悸、倦怠感 各 0.25%(1例)
バルデナフィル20mgの副作用症例
血管拡張(潮紅)(21%)、頭痛(21%)、鼻炎(10%)、消化不良(5%)
シルビトラの副作用発現率
どの程度の方に副作用が現れるのか各成分毎のデータを見ると、両方とも約50%の方に副作用が現れています。
シルビトラにはシルデナフィル100mg+バルデナフィル20mgの有効成分が含まれておりますので、約50%以上の方に副作用が現れる可能性が非常に高いでしょう。
シルデナフィル100mgの副作用発現率
国内症例
65歳未満 50人中19名(38%)
65歳以上 15人中 2名(13.3%)
外国症例
65歳未満 168人中86名(51.2%)
65歳以上 66人中36名(54.5%)
バルデナフィル20mgの副作用発現率
44~77歳を対象
147人中73名(49.7%)
バイアグラ医薬品インタビューフォーム(ヴィアトリス製薬株式会社)
ヴィアトリス製薬株式会社
レビトラ医薬品インタビューフォーム(バイエル薬品株式会社)
バイエル薬品株式会社
シルビトラの飲み併せ禁忌
シルビトラを安全に使うためには、飲んではいけない人、飲み合わせの悪い医薬品など、使用上の注意があります。
シルビトラの使用前には必ず確認し、担当の医師または薬剤師に安全に使用可能かどうか相談するようにしましょう。
警告
- シルビトラと硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下降させることがあるので、本剤投与の前に、硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤が投与されていないことを十分確認し、本剤投与中及び投与後においても硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤が投与されないよう十分注意すること。
- 心筋梗塞等の重篤な心血管系等の有害事象が報告されているので、本剤投与の前に、心血管系障害の有無等を十分確認すること。
禁忌(シルビトラが使えない方)
①シルビトラの成分(シルデナフィル・バルデナフィル)に対し過敏症の既往歴のある方
②硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の方
③心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる方
④重度の肝機能障害のある方
⑤低血圧の方(血圧<90/50mmHg)又は治療による管理がなされていない高血圧の方(安静時収縮期血圧>170mmHg又は安静時拡張期血圧>100mmHg)
⑥脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある方
⑦網膜色素変性症の方(網膜色素変性症の方にはホスホジエステラーゼの遺伝的障害を持つ症例が少数認められる。)
⑧アミオダロン塩酸塩(経口剤)を投与中の方
⑨可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤(リオシグアト)を投与中の方
⑩先天性のQT延長患者(QT延長症候群)、クラスIA(キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド(経口剤)、シベンゾリン、ピルメノール)又はクラスIII(アミオダロン(経口剤)、ソタロール)の抗不整脈薬を投与中の方
⑪脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内にある方
⑫血液透析が必要な腎障害のある方
⑬不安定狭心症のある方
⑭リオシグアト、CYP3A4を阻害する薬剤(リトナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、ロピナビル・リトナビル、ダルナビルを含有する製剤、ケトコナゾール(外用剤を除く)、イトラコナゾール、コビシスタットを含有する製剤)を投与中の方
使用上の注意
①食事と共にシルビトラを投与すると、空腹時に投与した場合に比べ効果発現時間が遅れることがあります。
②チトクロームP450 3A4を阻害する薬剤(マクロライド系抗生物質)との併用により、バルデナフィルの血漿中濃度が上昇することが認められているので、バルデナフィルの投与量は5mgを超えないこと。
③α遮断薬との併用により、症候性低血圧があらわれるおそれがあるので、α遮断薬による治療で患者の状態が安定していることを確認した上で、低用量から投与を開始すること。
使用上の注意(重要)
①性行為は心臓へのリスクを伴うため、ED治療を開始する前に心血管系の状態に注意すること。シルビトラは血管拡張作用を有するため一過性の軽度な血圧低下があらわれる場合があります。
②臨床薬理試験においてシルビトラ投与によるQTc延長がみられていることから、心血管系障害又は肝障害のある方に対しては、シルビトラ投与中に必要に応じて心電図検査を実施することが望ましいです。
③4時間以上の勃起の延長又は持続勃起(6時間以上持続する痛みを伴う勃起)に対する処置を速やかに行わないと、男性器組織の損傷又は勃起機能を永続的に損なうことがあるので、勃起が4時間以上持続する症状がみられた場合、直ちに医師の診断を受け処置を行うこと
④めまいや視覚障害の可能性があるため、自動車やバイクなどの運転、機械の操作を行う場合は注意すること
⑤シルビトラ投与後に急激な視力低下又は急激な視力喪失があらわれた場合には、シルビトラの服用を中止し、速やかに眼科専門医の診察を受け処置を行うこと
シルビトラの服用に注意が必要な方
①合併症・既往歴等のある方
脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以前にある方
禁忌に該当するため、心血管系障害の有無等を医師による十分な確認が必要です。
②男性器の構造上欠陥(屈曲、男性器の線維化、Peyronie病等)のある方
性行為が困難であり痛みを伴う可能性があります。
③持続勃起症の素因となり得る疾患(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病等)のある方
④PDE5阻害薬又は他のED治療薬を投与中の方
併用使用に関する安全性は確立していません。
⑤出血性疾患又は消化性潰瘍のある方
ニトロプルシドナトリウム(NO供与剤)の血小板凝集抑制作用を増強することが認められています。出血性疾患又は消化性潰瘍のある方に対する安全性は確立してません。
⑥多系統萎縮症(Shy-Drager症候群等)のある方
シルビトラの血管拡張作用により、原疾患による低血圧を増悪させることがあります。
⑦大動脈弁狭窄症、特発性肥大性大動脈弁下狭窄症等、左室流出路の閉塞のある方
シルビトラの血管拡張作用による影響を受ける場合があります。心血管系の状態によって性行為が望ましくない患者にはED治療薬の使用は行うべきではありません。
⑧腎機能障害のある方
重度の腎障害(Ccr<30mL/min)のある方
低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。血漿中濃度が増加することが認められています。
⑨肝機能障害のある方(重度の肝機能障害のある方)
投与しないこと。シルビトラは主として肝臓で代謝され、糞中に排泄されることから、肝硬変等の重度の肝機能障害のある方ではシルビトラの排泄が遅延し血漿中濃度が増加する可能性があります。
⑩肝機能障害のある方(重度の肝機能障害のある方を除く)
低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。血漿中濃度が増加することが認められています。
⑪高齢者
低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。高齢者では本剤のクリアランスが低下します。
併用禁忌
・ニトログリセリン
・亜硝酸アミル
・硝酸イソソルビド
・ニコランジル等
併用により、降圧作用を増強することがある。
NOはcGMPの産生を刺激し、一方、シルビトラはcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介するNOの降圧作用が増強します。
リオシグアト(アデムパス)
併用により、症候性低血圧を起こすことがあります。
リオシグアト投与によりcGMP濃度が増加し、一方、シルビトラはcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの細胞内濃度が増大し、全身血圧に相加的な影響を及ぼすおそれがあります。
・リトナビル(ノービア)
本剤のAUC 0-24 が49倍に増加し、Cmaxが13倍に上昇し、半減期が10倍に延長するとの報告があります。
・アタザナビル(レイアタッツ)
・ホスアンプレナビル(レクシヴァ)
・ロピナビル・リトナビル(カレトラ)
・ダルナビルを含有する製剤(プリジスタ、プレジコビックス、シムツーザ)
本剤の血漿中濃度が上昇し、半減期が延長するおそれがあります。
・ケトコナゾール(外用剤を除く)(経口剤は国内未発売)
・イトラコナゾール(イトリゾール)
本剤のAUCが10倍に増加し、Cmaxが4倍に上昇するとの報告があります。
・コビシスタットを含有する製剤(スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス、シムツーザ)本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがあります。
CYP3A4阻害によりクリアランスが減少します。
・クラスIA抗不整脈薬
キニジン、プロカインアミド(アミサリン)、ジソピラミド(リスモダン(経口剤))、シベンゾリン(シベノール)、ピルメノール(ピメノール)
・クラスIII抗不整脈薬
アミオダロン(アンカロン(経口剤))、ソタロール(ソタコール)
バルデナフィルの心臓伝導系への影響を検討する臨床薬理試験においてバルデナフィル投与によるQTc延長がみられています。
これらの薬剤はいずれもQTc延長作用がみられています。シルビトラを併用した場合、相加的なQTc延長がみられるおそれがあります。
併用注意
・(シメチジン等)
シメチジンとの併用により、本剤の血漿中濃度が上昇し、最高血漿中濃度(Cmax)が1.5倍に増加し、血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC)がそれぞれ1.6 倍に増加。低用量から投与を開始するなど慎重に投与してください。
・マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン等)
エリスロマイシンで、バルデナフィルのAUCが4倍に増加し、Cmaxが3倍に上昇するとの報告があります。
・ビカルタミド
本剤の血漿中濃度が上昇するおそれがあります。
CYP3A4阻害によりクリアランスが減少します。
(ボセンタン、リファンピシン等)
シルビトラの血漿中濃度が低下します。
代謝酵素誘導によるクリアランスの増加
アムロジピン等の降圧剤との併用で降圧作用を増強したとの報告がある。
本剤は血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用による降圧作用を増強することがあります。
ドキサゾシン、テラゾシン、タムスロシン等のα遮断剤との併用でめまい等の自覚症状を伴う血圧低下を来したとの報告があります。
降圧作用が増強することがあるので、低用量から投与を開始するなど慎重に投与してください。
併用により降圧作用が増強するおそれがある。
シルビトラは血管拡張作用による降圧作用を有するため、併用による降圧作用を増強することがあります。
グレープフルーツなどの一部柑橘類に含まれるフラノクマリンという成分が、シルビトラの成分分解する体内酵素の働きを弱めてしまうため、有効成分の吸収量が大幅増加し、作用が大きく増強してしまいます。
副作用が強まる可能性が高くなるため、注意が必要です。
併用に注意が必要なフラノクマリン類を多く含む柑橘類
グレープフルーツ、ハッサク、ブンタン、夏みかん、スウィーティー、ダイダイ、金柑、ライム、晩白柚(ばんぺいゆ)、サワーオレンジ
併用可能なフラノクマリン類が少ない柑橘系
レモン、オレンジ、ネーブル、ポンカン、デコポン、すだち、ゆず、温州ミカン、日向夏
ED治療薬シルビトラまとめ
シルビトラまとめ
シルビトラ特徴
- バイアグラ+レビトラ
- 1番強力なED治療薬
- 硬さと即効性を兼ね備える
シルビトラ効果まとめ
- 服用後約20分~1時間で効き始める
- 服用後約45分~1時間で効果のピークを迎える
- ピーク後は緩やかに効果が下がっていく
- 約3時間効果が持続し約6時間後には服用前の状態に戻る
シルビトラ正しい服用方法まとめ
- 水又はぬるま湯で服用する
- 空腹時に服用する
- 性行為の約1時間前に服用する
- アルコールの服用は少量に抑える
- 服用は1日1回まで・服用後次の服用まで24時間以上あける
シルビトラ副作用まとめ
- 副作用の大半は、ほてり、潮紅(血管拡張)、頭痛、鼻詰まり
- 副作用を感じたら効き始めた合図でもある
- 強い副作用を感じたら我慢せずに直ぐに医師に相談する
シルビトラ禁忌・併用注意
- 使用前に医師に相談し禁忌注意点などを確認する
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