過酸化ベンゾイル

成分名

過酸化ベンゾイル

適応症状

尋常性ざ瘡(ニキビ)

簡易説明

尋常性ざ瘡(ニキビ)の原因菌の増殖を抑える作用があります。 ニキビはホルモンバランスの影響により、皮脂の過剰な分泌が原因のひとつと 炎症を引き起こす細菌類を殺菌することで、ニキビを改善します。

処方可能な診療科目

皮膚科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安   :約1,000円~5,000円
先発クリームの目安  :1g約95.2円~153.7円(薬価)
病院によって差が有り。薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

2015年4月販売開始

国内のジェネリック認可

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関連製品(先発薬)

ベピオゲル2.5%【製薬メーカー:マルホ】/デュアック配合(クリンダマイシンの配合製剤)【製薬メーカー:グラクソ・スミスクライン】/ エピデュオゲル(アダパレンの配合製剤)【製薬メーカー:マルホ】

関連製品(ジェネリック)

ベンザックジェル5% ベンザックジェル5%【製薬メーカー:ガルデルマ】

効果・作用

過酸化ベンゾイルは、アメリカで多用されているニキビの治療薬です。 角質層を柔軟にするピーリング作用があり、皮脂を抑えて乾燥させる効果やアクネ菌を強力に殺菌する効果を持っているのが特徴です。

使用方法

1日1回、洗顔後、就寝前に患部に適量を塗布して下さい。
※過敏症や重度皮膚刺激感が認められた場合は使用を中止して下さい。
※切り傷、すり傷、湿疹のある皮膚への塗布は避けて下さい。
※眼、口唇、鼻翼及び粘膜を避けながら、患部に塗布すること。眼の周囲に使用する場合には眼に入らないように注意すること。万一、眼に入った場合は直ちに水で洗い流して下さい。 ※日光又は日焼けランプ等による過度の紫外線曝露を避けて下さい。

副作用

皮膚の剥がれ/かゆみ/紅斑/乾燥/かぶれ腫れ/刺激感/ピリピリ感
過酸化ベンゾイルには、副作用が起こる可能性があります。
異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

■使用出来ない方
過敏症や重度皮膚刺激感が認められた方
妊婦又は妊娠している可能性のある方
過酸化ベンゾイルを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

【併用禁忌薬】 特にありませんが、他の外用剤と併用する場合は、皮膚刺激症状が増すおそれがあるため注意してください。

現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

よくある質問
妊娠前に使用していましたが赤ちゃんに影響はありますか?

妊娠前のことなので問題ございません。

サイト利用に関する注意事項

医薬品を使用する場合、必ず医師や薬剤師の指示に従って下さい。
医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。