尖圭コンジローマの原因や感染経路・症状や治療薬・予防法と注意点を解説

尖圭コンジローマの原因や感染経路・症状や治療薬・予防法と注意点を解説 尖圭コンジローマ

性感染症について

性行為感染症と聞いて何を想像しますか?
最近では梅毒(ばいどく)が勢力を拡大してきていることはテレビでも報道されています。
梅毒以外の性感染症と言えば、性器クラミジア感染症や性器ヘルペスウイルス感染症、淋菌感染症(りんきんかんせんしょう)やHTLV-1感染症、そして尖圭(せんけい)コンジローマなどがあります。
今回は「尖圭コンジローマ」に着目していきます。
尖圭コンジローマは感染症法において5類感染症に指定されています。
5類感染症と言えば、最近では新型コロナウイルス感染症も同じく令和5年5月8日付で5類感染症に指定されました。
どちらにも共通して言えることは定点把握対象疾患に指定されており、定点医療機関からの報告が集計されています。
尖圭コンジローマに関しては2007年以降、性感染症定点医療機関は1000弱で推移しています。
したがって定点医療機関の医師が、症状や所見から尖圭コンジローマを疑い、性器や周辺に特徴的な病変が確認できれば、月毎に尖圭コンジローマとして報告しています。
この報告件数の動向から、尖圭コンジローマの発生傾向を把握できるようになっています。
感染者は10代から30代の若年層に多く、性交経験のある女性にやや多い傾向にあるということです。男女ともに20代前半がピークで、その後は減少傾向にあります。
原因となるウイルスは、性行為を通じて感染するため、性行為経験者ほどリスクが高まるようです。
一方で、コンドームを使用しても感染を完全に防ぐことは困難とされており、早期発見と適切な治療が重要視されています。
それでは実際に何が原因でありどの様な症状なのかを詳しく解説していきます。

コンジローマとは

コンジローマとは、一般に「尖圭コンジローマ」とも呼ばれる性感染症による疾患です。2003年11月5日以前は尖圭コンジロームと呼ばれていました。
尖圭コンジローマは性器周辺に発生するイボ状の疣贅(ゆうぜい)であり、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因です。このHPVには低リスクなものから高リスクなものまで多くの型が存在しています。中でも尖圭コンジローマを引き起こすのは6型および11型の低リスク型と呼ばれる型が原因となるウイルス性性感染症です。
尖圭コンジローマの「尖圭」というのは、イボが尖った形をしていることに由来しています。
尖圭コンジローマは、性交渉や性的接触によってHPVが感染することで発症します。
免疫力が低下している状態で発症しやすく、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)などとの重複感染も懸念されます。
潜伏期間は数週間から3ヵ月と長く、痛みやかゆみなどの自覚症状が乏しいため感染に気付きにくいのが特徴です。
気付かずに放置すると病変が広がったり、がん化するリスクもあるため、早期発見と早期治療が重要になります。
病院受診する場合には、婦人科や泌尿器科、皮膚科などで診療が行われています。
また、感染の予防にはワクチン接種が有効であるため、予防接種の機会を逃さないようにしましょう。
総じて、尖圭コンジローマに対する正確な知識を身につけ、適切な医療アプローチや予防策を取ることが、健康な性生活を維持する上で必要不可欠です。

コンジローマの原因

主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染です。
このウイルスは200種類以上存在し、そのうち40種類が陰部に感染する可能性があります。なかでもHPVはローリスク型とハイリスク型に分類され、感染する型によって治療や予後に大きな影響を与えます。
ローリスク型には、主に6型と11型が含まれており、これらが尖圭コンジローマを引き起こす原因として知られています。
感染した者の90%はローリスク型であり、一般的には良性のいぼが形成されます。
しかし、中にはがんの原因となるハイリスク型に感染している可能性もあるため、油断せずに的確な検査・診断を受けることが重要です。
一方で、ハイリスク型には16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型が含まれており、これらの型は癌化する可能性があります。
ハイリスク型は男女共通で陰茎がん、肛門がん、中咽頭がん(喉のがん)、女性のみで子宮頸がんの原因となり得ます。症状が軽いからといって放置した場合、病状が進行する可能性があることから、早期発見・早期治療が重要となります。
尖圭コンジローマの原因であるHPVをもう少し詳しく見てみると、HPVは小型のDNAウイルスです。およそ8,000塩基対の2本鎖環状DNAがカプシドと呼ばれるたんぱく質の殻に包まれた状態で存在します。
HPVによる感染は表皮基底層細胞において起こり、感染細胞ではDNA合成系を活性化することでウイルスDNAの複製に利用されます。
感染した細胞は分裂と増殖を繰り返し、一方でアポトーシスが阻害されるため、異常な感染細胞が増殖することにより、尖圭コンジローマによる病変が形成されると考えられています。ですので感染しているHPVの型を知ることは、尖圭コンジローマの治療や予後の推定において非常に重要です。

コンジローマの症状

症状は一般に自覚症状が乏しいことが特徴ですが、次のような所見から初期症状が疑われます。

コンジローマの初期症状

  • 外陰部に腫瘤(しゅりゅう)を触知する
  • 外陰部の違和感や掻痒感、疼痛などを自覚する
  • おりものの量が増える

外陰部にできる病変は、淡紅色や褐色を呈する隆起性のものが典型的です。表面は角化し、刺々しい外観を持ち、形状から乳頭状、鶏冠状(けいかんじょう)、カリフラワー状などと表現されます。
好発部位は男性では亀頭部、冠状溝(かんじょうこう)、包皮、陰嚢(いんのう)などの陰茎周囲と、女性では膣、膣前庭、陰唇(いんしん)、子宮頸部などの陰部です。男女ともに肛門周囲や尿道口にも生じます。
子宮頸部や膣の内側にできることもあり、その場合は扁平な病変を呈することが多く、「flat condyloma」と呼ばれます。まれにウイルスに感染してもイボができないこともあります。
自然経過では20~30%が3ヶ月以内に消退するとされますが、放置すれば悪性化のリスクがあるため注意が必要です。
感染部位は性器のみならず口や喉にも感染します。その場合口内や口唇、喉にイボが現れます。
また母子感染が発生すると、小児の呼吸器に感染して呼吸困難を引き起こすことがあります。高リスク型のHPV感染では、子宮頸癌などの発癌リスクもあるため、定期的なスクリーニングが重要です。症状がなくても感染している可能性があることを念頭に、早期発見と適切な治療が必要となります。

コンジローマの感染経路

ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することで発症します。
最も一般的な感染経路は、感染した相手との性行為によるものです。
具体的には、膣性交、肛門性交、オーラルセックスなどの際に性器や肛門周囲の粘膜が接触することで感染します。
感染している相手の口唇が口内の粘膜と接触することで、ウイルスが伝播し、口唇や喉の領域にも感染する可能性があります。
コンドームを使用すればある程度感染を防ぐことができますが、コンドームが覆っていない部分からの感染もあり完全には感染を防ぐことはできません。
例えば、膣周囲や肛門周囲の粘膜に接触した場合には、コンドームをつけていてもHPVが感染する可能性があります。
また、コンドームが破れた場合も感染の危険性が増えます。
HPVは体液のみならず、感染部位の皮膚の接触でも感染が成立し得るため、注意が必要です。
性行為以外の感染経路は、トイレのウォシュレットであったりお風呂のイスやタオルなど、手指や道具を介して感染が広がる可能性があります。
妊娠中や分娩中に感染した母親から新生児に感染が伝播することがあります。
この場合、子宮内感染や分娩時の接触によって尖圭コンジローマが生じます。
HPVに感染すると、免疫力の低下などをきっかけに、数カ月から年単位で尖圭コンジローマが発症することがあります。
発症までに時間が空くため、実際の感染時期と発症時期が異なるケースも少なくありません。
HPVは完全に体内から排除することは困難で、再発を繰り返すことも珍しくありません。
コンジローマは治療できてもHPV感染そのものをなくすことは難しいため、感染経路に注意し続けることが大切です。

コンジローマの検査

コンジローマは男性及び女性の性器や肛門周辺にできる「イボ」が特徴です。
この病気の診断は、患部の外観を観察するだけでは難しく、確定的な診断のためには検査が必要です。

視診

医師は性器や肛門周辺のイボや変化を注意深く視診し診断します。
典型的な症状である小さなイボや複数の突起が見られる場合、医師はその病変を尖圭コンジローマと診断します。
視診以外にも検査にはいくつかの方法があります。

陰部擦過・膣ぬぐい検査

患部から細胞を綿棒で採取する陰部擦過・膣ぬぐい検査です。
この検査では、患部から採取された細胞を顕微鏡で調べ、HPV感染の有無や種類を確認します。
ただし、偽陰性や偽陽性の可能性があるため、他の検査と組み合わせる場合があります。

子宮頸細胞検査 HPV遺伝子型検査

女性の場合、尖圭コンジローマの検査に加えて、子宮頸がんとの鑑別をすることがあります。
子宮頸がんと尖圭コンジローマはともにHPV感染が原因であるため、両者を区別するためには注意が必要です。
子宮頸がんの検査としては、子宮頸細胞検査やHPV遺伝子型検査が行われることがあります。

その他

また、尖圭コンジローマだけでなく他の性感染症が合併している可能性も考慮されます。そのため、性感染症検査として血液検査することがあります。
この血液検査により、体内で他の性感染症が存在するかどうかを確認します。
尖圭コンジローマの検査は、早期発見と適切な治療を可能にする重要なステップとなります。

コンジローマの治療法

患者の症状や健康状態によって異なりますが、一般的には以下の三つの主要な治療法が採用されています。

①イミキモドクリーム(ベセルナクリーム5%)による治療

この軟膏を週に3回塗布することで、ウイルスに対する免疫力を高め、増殖を抑制し、感染細胞を障害してイボを排除します。
このクリームの使用期間は原則として16週間までとされています。
しかし治療期間は個人差があり、数ヶ月以上かかることもあります。
また、症状が消えた後も再発を防ぐために、最低でも4週間以上は継続治療が必要です。

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一般名イミキモド
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②液体窒素による治療

液体窒素による凍結療法は、-196度の極低温の液体窒素を用いてイボを凍結し、排除する治療法です。
この方法は麻酔なしで行え、比較的手軽に施術できる利点がありますが、冷たさと一時的な痛みが伴います。
ただし、何度も繰り返し行う必要があり、再発の可能性が高いため、他の治療法と併用されることが一般的です。

③手術療法

手術療法は、目に見えるイボを電気メスや炭酸ガスレーザーなどで直接切除または焼灼する方法です。この手法はイボを直接取り除くため、効果は早く現れます。しかし、ウイルスには直接作用しないため再発の可能性が高まります。
そのため、手術療法だけでなく、軟膏や他の治療法との併用が勧められます。

これらの治療法の選択は、健康状態や症状の程度によって異なります。
コンジローマの治療は単なる症状の取り除きだけでなく、再発を防ぐことも重要です。

コンジローマの予防法

尖圭コンジローマによる感染予防は重要な健康対策の一環です。
予防法には以下の項目がありますので参考にしてみると良いでしょう。

コンドームの使用
外陰部にアトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎などがある場合は、感染しやすくなる可能性があります。ヒトパピローマウイルスは、微小な傷から侵入・感染するため、皮膚の状態が感染リスクに影響を与えることがあります。性的接触時には、コンドームの使用が効果的です。コンドームは、直接の皮膚接触を避け、感染のリスクを軽減する役割があります。不特定の相手との性交渉が避けられない場合でも、コンドームの使用は感染予防の基本とされています。

定期的な健康チェック
性的感染症は、感染しても症状がすぐに現れないことが多いです。
特にHPVは潜伏期間が長く、感染者が自覚症状を持たないことが一般的です。
定期的な健康チェックや性感染症検査を受けることで、早期に感染の有無を確認し、必要に応じて治療を始めることができます。
これにより、感染が進行する前に対策を講じることが可能です。

予防接種
HPVの主要な予防手段として、HPVワクチンが存在します。
このワクチンは、特定のHPV型に対する免疫を構築します。
ただし、ワクチンは未感染の状態で受けることが効果的であるため、性行為前に受けることが推奨されます。
性行為を経て感染してからのワクチン接種も一定の効果がありますが、予防効果としては高くないため、予防接種の検討は早めに行うようにしましょう。

総じて、コンジローマの予防は単一の手段では難しいため、複数のアプローチを組み合わせることが重要です。健康な生活習慣、定期的な健康チェック、コンドームの正しい使用、そして予防接種などが、コンジローマおよび他の性感染症の予防に寄与します。

コンジローマの注意点

コンジローマは性的接触を介して感染する病気ですが、感染力が強く注意が必要な点がいくつかあります。
サウナや大衆浴場の利用は控え、治療中は性行為を避ける等、感染拡大を防ぐ配慮が求められます。
共用のバスタオルからの感染も起こり得るため、個人専用にすることが望ましいでしょう。
性的パートナーがいる場合、パートナーへの感染可能性は極めて高いと考えてください。自覚症状がなくても検査を受けるよう促し、治療をうける必要があります。
放置するとイボは大きくなり増殖する可能性があります。
さらに、症状が悪化すれば、不妊症の原因となる可能性も考えられます。
不妊症のリスクを減少させるためにも、少しでも異変を感じたら迷わず受診しましょう。パートナーへの感染予防、重症化を防ぐ意味でも早期発見・治療が重要です。
治療は根絶ではなく、イボの除去・増殖抑制が目的です。再発は3カ月以内が多いため、治療後も注視が必要です。
また、コンジローマはHPVに感染していても自覚症状のない場合があることにも注意が必要です。定期的な検査でのチェックも大切な予防法のひとつです。
コンジローマは決して恥ずかしい病気ではありません。正しい知識を持ち、感染拡大を防ぐためにも医師と患者が互いに理解し合うことが大切です。適切な治療とフォローアップを心がけ、QOLの維持・向上を目指しましょう。

尖圭コンジローマに関するよくある質問

尖圭コンジローマに関するよくある質問画像
Q
尖圭コンジローマ治療中でもコンドームを使用すれば性行為は可能ですか?
A

尖圭コンジローマの治療中は、コンドームを使用しても性行為は避けるべきです。
理由として、第一にコンドームが覆っていない部位からの感染リスクがあります。
皮膚のイボとして多彩な部位に発症するため、コンドーム使用で完全に予防できるわけではありません。
第二に、治療に使用している外用薬がパートナーの皮膚に付着する危険性があります。外用薬の成分で刺激やアレルギー反応を起こす可能性があるため、性行為時の使用は避けるべきです。
第三に、性行為による摩擦で治療部位が傷つき、治療効果が低下するリスクがあります。
以上の理由から、尖圭コンジローマ治療中はコンドーム使用に関わらず、性行為は控えることを強くおすすめします。

Q
尖圭コンジローマはお風呂でうつりますか?
A

尖圭コンジローマは性感染症であるため一般的にお風呂で直接感染することはありません。ただし、感染者が同じバスタブやプールを使用した場合、ウイルスが感染者の皮膚や粘膜に付着している可能性があります。これにより、感染者への直接的な接触がなくても、タオルなどを介して感染のリスクが生じる可能性があります。
感染者はサウナや大衆浴場の利用を控えるようにしましょう。

Q
妻に尖圭コンジローマが発覚した場合、浮気の証拠になりますか?
A

それだけでは浮気の証拠とはなりません。尖圭コンジローマは、発症までの潜伏期間が3週間から8ヶ月と長く、感染者が具体的にいつ感染したのかを特定するのは難しいことがあります。
また、尖圭コンジローマは性行為だけでなく、感染した部分に触れた手が非感染者の粘膜や傷口に触れることでも感染する可能性があります。したがって、妻が感染したからといって、現在の浮気の有無を確定するのは困難です。
浮気の有無や感染経路については、冷静にパートナーとコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことが重要です。相手が尖圭コンジローマに感染したことが判明した場合、前のパートナーとの性行為による感染の可能性も考慮されるべきです。
疑念がある場合は、お互いに感染症のリスクについて理解を深め、安心感や信頼感を築くことが、パートナーシップを健全に保つために役立ちます。

Q
尖圭コンジローマは完治しますか?
A

尖圭コンジローマは完治することは非常に困難です。
原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)を完全に体内から駆逐することはできないため、再発しやすいのが特徴です。初期のうちに治療すれば、一時的に症状を抑えられ、完治に近い状態にできる可能性はあります。しかし、再発のリスクは常にあります。再発を防ぐには、ある程度の期間、通院して経過観察する必要があります。症状が完全に消失した後も、HPVに再接触すると再び感染・発症する可能性があります。したがって、完全な意味での完治は困難と考えた方がよいでしょう。再発予防のためにも定期的な検査が必要不可欠です。
完治しにくい特徴があるため、症状の改善だけをもって完治とは言えません。再発防止のため、定期検査が大切です。

Q
尖圭コンジローマは自然治癒しますか?
A

尖圭コンジローマ自体は良性の腫瘍であり、一部の症例ではイボが自然に消失することがあります。研究によれば、尖圭コンジローマの20〜30%は自然消失する傾向があるとされています。しかし、これはすべての症例に当てはまるものではなく、個々の症状や感染状態によります。
重要な点として、尖圭コンジローマの原因であるヒトパピローマウイルスの中にはがん化する可能性がある株も存在します。がん化するリスクがあるため、尖圭コンジローマの治療は重要であると言えます。早期に「イミクァッドクリーム【ベルセナ・アルダラ】」などを使用することにより、適切な治療を行うことで、がん化のリスクを低減することが期待されます。
また、尖圭コンジローマを放置することは他の人に感染させるリスクを増加させます。感染予防の観点からも、症状がなくても、治療を行うことが重要です。感染者は他者への感染リスクを考慮し、適切な措置を取るべきです。

まとめ

尖圭コンジローマまとめ

  • 良性腫瘍のイボと悪性腫瘍になる可能性のイボがある
  • 治療中は性行為、公衆浴場など共用する設備、物品の使用は避ける
  • 完治することは難しい

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じる性感染症です。
生殖器や肛門周囲にイボ状の病変が発生するのが特徴であり、このウイルスは皮膚や粘膜の微小な傷から侵入するため、性行為を介した感染が最も多くみられます。
したがってコンドームの使用などによる予防が非常に重要となります。
尖圭コンジローマの原因となるHPVには100種類以上の型が存在し、そのうち30種類程度が生殖器にたいしイボを引き起こします。症状は小さな赤い突起やイボとして現れ、特に痛みやかゆみを伴うことはまれです。
検査では視診に加え、生検やウイルスDNA検出などを組み合わせて実施します。
治療には冷凍療法や薬物療法、レーザーによる切除などがありますが、再発しやすいのが難点です。
治療中は性行為を控える必要があります。また、共同浴場の利用は避けるべきでしょう。
放置すれば悪化する可能性が高いため、早期発見と適切な治療が大切です。パートナーとのコミュニケーションと理解が、感染拡大の防止とQOLの維持につながります。

出典

東京都福祉保健局
独立行政法人医薬品医療機器総合機構 ベセルナクリーム
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