最新情報:韓国から登場!ザイデナという第4のED治療薬について
韓国で開発されたED(勃起不全)治療薬をご存じですか?「ザイデナ」と呼ばれる医薬品であり、アジア初のED治療薬になります。主成分としてウデナフィルと呼ばれる全く新しい成分を使用しアジア人向けに作られました。その為日本人の体にも合うのではと考えられています。
ED治療薬としては4番目の医薬品として注目を浴びてはいますが、残念ながら日本での知名度はまだそれほど高くはありません。それは日本で販売されていない事が一番の原因と言えます。またそれ以上にバイアグラの知名度が高い為その陰に隠されてしまっている事もあるかもしれません。
4番目に開発された医薬品であるだけにその効果は今まで発売されてきた3種類のいいとこどりになっています。特に先の3種類を使用してみてあまり効果を実感しなかったり自分に合わないなと感じた人にはこのザイデナが意外と適しています。
EDの治療法には飲み薬以外では例えばペニス内注射療法であったり、ペニスポンプ、テストステロン補充療法、心理療法などがあります。今回は内服薬であるこの「ザイデナ」に着目し、詳しい情報と、その影響について解説してきます。
<ザイデナ関連商品>
韓国が誇る第4のED治療薬の効果と特徴
日本人の5人に1人はEDで悩んでいると報告されています。これは意外に多い数字で特に年齢が高齢になるにつれてその数は増えていきます。ではその中でどの位の人がED治療薬を使用しているのでしょう。実は25~29歳の年代が最もED治療薬を使用しているのです。EDの患者数と治療薬使用率が比例していない事に驚きを隠せませんよね。そしてもっと驚きなのはED治療薬の入手先です。病院で処方される人は5割程度で、続いてネット通販により入手する人が3割程度となっています。今回紹介するザイデナもネット通販で入手することができる為どんな薬なのか詳しく見ていきましょう。
「ザイデナ」の誕生について
ザイデナは韓国の大手製薬会社である東亜薬品が開発した成分であるウデナフィルを使用して製造され、韓国国内において2005年に発売されました。
開発段階では1.心疾患の治療、2.肺動脈性高血圧の治療、3.門脈圧亢進症の治療、4.過活動膀胱に対して研究が進められてきた成分ですが現在でもその臨床試験は続いています。
ザイデナは販売を開始してから10年以上経過し、現在では、アジア諸国を中心に約30ヵ国以上で販売されています。
しかし残念ながら日本やアメリカにおいては未承認のため、販売はされていません。
「ザイデナ」はどんな薬?
ザイデナの主成分であるウデナフィルは勃起陰茎内にある酵素PDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬になります。PDE5阻害薬の作用機序は一般的には次のような流れで進行します。
1) 勃起の生理学的プロセス
勃起は、性的刺激に応答して、ペニスの海綿体と呼ばれる組織内の血管が拡張し、血液が流入することによって実現します。この過程は、一酸化窒素(NO)の放出によって始まり、cGMP(サイクリックグアノシンモノリン酸)という化合物が増加することで維持されます。cGMPは、海綿体内の平滑筋を緩和し、血液が流入して勃起が発生するのを助ける役割を果たします。
2) PDE5の役割
PDE5は、cGMPを分解する酵素です。cGMPが過剰に分解されると、勃起が続かず、EDの症状が現れる可能性があります。PDE5阻害薬は、このPDE5酵素の働きを阻害することによって、cGMPの分解を減少させ、勃起を維持するための条件を整える役割を果たします。
3) PDE5阻害薬の作用
PDE5阻害薬は、薬物が体内に取り込まれると、ペニスの海綿体内の血管平滑筋の弛緩を促進します。これにより、性的刺激によって放出されたNOによるcGMPの増加が維持され、血液が流入して勃起が適切に続くようになります。
つまり、ザイデナの主な効能は血管を拡張して血流を良くする作用と、PDE5の働きを阻害する作用を持つと言う事です。
「ザイデナ」の特徴は?
ザイデナは韓国国内の市場において、2005年の発売開始後2年で、バイアグラに次いで2位になった経緯があります。すでに10年以上の実績があり、多くの国で安全性や信頼性が高いと評価されています。
またザイデナは、バイアグラ、レビトラ、シアリスに次いで第4のED治療薬であるため、これまでの治療薬の良い部分を取り入れている医薬品になります。その特徴を詳しく見てみると、
1)作用発現が30分~1時間と速いため服用のタイミングを気にしない
2)作用持続時間は11~13時間と長いため、長時間楽しみたい人に向いている
3)食事の影響を受けにくいため満腹や空腹を気にせずに使用できる
4)副作用が出にくいことから薬に敏感な人に向いている
と言う事が挙げられます。またザイデナの用量は100mg及び200mgで、1日1回の服用が可能です。
以上の点から、全ての項目についてED治療薬としてバランスの良さが「ザイデナ」の特徴と言えます。
ザイデナの速効性と持続性
韓国発ED治療薬である「ザイデナ」は、服用後の効果発現が速い事、また効果の持続時間が長いことが特徴であり、その結果ED(勃起不全)や中折れと言った勃起不全に伴う諸症状を改善させる効果を持ちます。
ザイデナを服用後の作用持続時間は11~13時間と言われており、その間は何度でも勃起する事が可能です。長時間勃起状態のままなの?と心配される方もいるかもしれませんが、ザイデナは性的興奮や性的刺激を受けなければ勃起し続ける事はありません。また射精した後には自然と勃起状態もおさまります。しかしだからと言って、性欲を向上させる効果や媚薬・催淫と言った効果はありません。
いつ飲めば最も効果的?
ザイデナは食事による影響を受けません。厳密にいえば脂肪摂取条件下では最高血中濃度に到達する時間は遅くなりますし、低脂肪食の状態では最高血中濃度が約21%減少する可能性があります。しかし食事と一緒に摂取しても全体的な生物学的利用能は影響を受けない事から食事と一緒の服薬も問題ないと判断されています。
またザイデナ服用後、最高血中濃度までの到達時間は0.8~1.3時間と早い段階で訪れることから、性行為のおよそ30分から1時間前に服用しておくのが最も効果的な作用を得る飲み方であると言えます。
しかしアルコールの摂取については特に注意が必要です。たしなむ程度であればまず問題はありません。しかし多量にとるのであれば以下に説明しておきます。
飲酒が勃起に影響を与える要因
1) 中枢神経抑制効果: 適度な量のアルコールはリラックス効果をもたらし、緊張を減少させることがあります。しかし、過度なアルコール摂取は中枢神経系を抑制し、性的な刺激に対する反応性を低下させる可能性があります。
2) ホルモンの影響: 過度なアルコール摂取はホルモンのバランスに影響を及ぼすことがあります。テストステロンなどの性ホルモンは性的な機能に関与しており、ホルモンバランスの乱れが勃起障害を引き起こす可能性があります。
以上の点から適度な量のアルコール摂取はリラックス効果をもたらし、性的な興奮を高めることがあるかもしれませんが、過度のアルコール摂取は、中枢神経の抑制や血管の影響により、勃起障害を引き起こす可能性があります。
「ザイデナ」使用によるその効果は?
ザイデナ服薬による効果は以下の通りになります。
1) 性的興奮や性的刺激を視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感全てで受ける
2) 五感で受けた性的興奮や性的刺激の情報が脳に伝えられる
3) 性欲が高まり、性欲の反応として脳が勃起命令を出す
4) 脳からの勃起命令は脳→脊髄→勃起神経→陰茎の順に伝わる
5) 陰茎が脳からの勃起命令を受ける
6) 有効成分であるウデナフィルがPDE5と言う酵素の活性化を阻害する
7) 血管拡張物質のcGMPが正常に増加する
8) 陰茎海綿体の平滑筋と言う筋肉が弛緩する
9) 陰茎内の血管が広がり大量の血液が陰茎海綿体内に流入する
10) 陰茎がパンパンに膨らみ勃起状態となる
男性は特に視覚と聴覚から得られる情報が最も影響を受けます。
服薬により得られる心理的効果は?
勃起不全(ED)治療薬を服薬することで得られる心理的効果は、主に自信や安心感、パートナーシップの向上などが挙げられます。詳しく説明すると、
1) 自信の回復
ED治療薬を使用することで、性的な機能が改善する可能性があります。これにより、男性は自信を取り戻すことができ、自分自身の性的能力に対する自信が高まることがあります。適切に治療を受けることで、性の健康を管理できるという自己肯定感も高まることでしょう。
2) 安心感の増加
EDは多くの男性にとってストレスや不安の原因となることがあります。しかし、治療薬を使用することでEDの症状を軽減することができ、これによって不安や心配が減少します。治療を受けることで、性的な問題に対する対処能力が向上し、日常生活において安心感を得ることができるでしょう。
3) パートナーシップの改善
EDはカップル間の関係に影響を及ぼすことがあります。治療薬を使用してEDの症状が改善されると、パートナーとの性的な関係も改善される可能性があります。これによって、コミュニケーションや親密さが増加し、関係が強化されることがあります。
4) 心理的な軽減
EDは身体的な要因だけでなく、心理的な要因によっても引き起こされることがあります。治療薬を使用することで、心理的なストレスやプレッシャーが軽減されることにより、性的経験を以前よりも楽しむことができるようになるでしょう。
5) 生活の質の向上
性の健康は生活全体の質に影響を与えることがあります。ED治療薬を利用することで、性的な活動が改善され、生活の満足度や楽しさが増加する可能性があります。
ただし、これらの心理的効果は個人差があり、すべての人に当てはまるわけではないことを書き添えておきます。
副作用の少なさと快適な使用体験
ザイデナは副作用が出にくい事が一つの特徴となっています。これは出にくいのであって決して出ない訳ではありません。ED治療薬を使用する上でもっとも問題となるのが副作用の発現です。どの医薬品でも大なり小なり副作用はつきものです。しかし副作用が原因で治療が継続できなくなるのはとても残念なことです。
ザイデナにはこう言った心配が比較的少ない為、もし今まで他の治療薬が合わなくて使えなかった人が試してみるには良い商品かも知れません。
副作用なく使用できるのであれば快適な性活が遅れる事でしょう。
最も起こりやすい副作用は?
最もよく見られる副作用は顔面紅潮と頭痛でした。特に顔面紅潮は10%以上の方に現れています。他に見られる頻度の高い副作用として眼球充血、消化不良、じんましんなどが1%以上10%未満の方に見られています。
例えば、顔面紅潮いわゆる顔のほてりであれば放置していても特に問題はありません。熱っぽさが残るのであれば冷たいタオルで冷やすのも良いですね。この副作用であれば服薬を中止する理由にはなりませんよね。続いて頭痛についてですが、これは程度にもよります。あまりひどいようであれば頭痛薬を服薬する必要がありますよね。鎮痛剤で落ち着くのであればこちらも服薬を中止する理由にはあげられません。
この中で特に問題となる副作用と言えば蕁麻疹ではないでしょうか。アレルギー反応はとても辛い反応ですのでこれでは続けることはできないでしょう。直ちに使用を中止し主治医に相談し適切な治療を受けてください。また消化不良や眼球充血も続けることは可能な副作用ですね。発生頻度が高いからと言ってそれが服薬を中止しなければならない理由かと言えばそうでもありません。
頻度は少ないが注意が必要な副作用は?
0.1%以上1%未満の副作用についてみていきましょう。
全身系:胸痛、腹痛、疲労、熱感、胸部不快感
神経系:めまい、抗部硬直、知覚異常
感覚器:視野曇り、眼痛、色視症
皮膚および付属器官異常:眼浮腫、顔面浮腫、じんましん
消化器系:吐き気、歯痛、便秘、胃炎、胃不快感
代謝および内分泌系:口渇
呼吸器系:呼吸困難
筋骨格筋:関節周囲炎
全体的にみてこれらの副作用は休薬し治療が必要な副作用が多いように見えます。むしろ発生頻度が少ないからこそ注意が必要なのかもしれませんね。
もし仮にザイデナを使用してこれらの副作用が出た場合、無理に性行為を行うことはやめましょう。そして治療が必要と判断される場合は直ちに病院を受診し主治医に相談するようにしましょう。
副作用が起きたときの対処法は?
副作用が発生した場合はどう対処したらよいのでしょうか?市販薬で対応可能な症状もある為症状ごとに見ていきましょう。
例えば頭痛や発熱、歯の痛みが見られる場合には解熱鎮痛剤の使用が考えられます。アセトアミノフェンでもロキソプロフェンNaでも併用に問題はありません。商品名で言えば「タイレノール」とか「ロキソニン」が該当します。また悪心・嘔吐、腹痛が起きた場合には胃腸薬の使用が考えられます。医療用医薬品のドンペリドンは市販されていないためジフェンヒドラミン酸塩やブチルスコポラミン臭化物あたりが選択肢として考えられます。商品名では「トラベルミン」、「ブスコパン」が該当します。胃炎・胃部不快感・消化不良などであれば「ガスター10」とか「スクラート胃腸薬」、「五苓散」などを選択すると良いでしょう。軽い蕁麻疹であればメキタジンを配合する「ジンマート錠」が販売されています。
ザイデナには併用禁忌薬及び併用注意薬は多いですが、副作用を抑えるために使用する医薬品には併用可能のものが多いです。困ったときは医師・薬剤師に相談してみると良いでしょう。
ザイデナのジェネリック薬
韓国で開発されたザイデナ、発売からすでに10年以上が経過していますがジェネリック医薬品は発売されているのでしょうか?まずはジェネリック医薬品とは何かを解説します。
ジェネリック医薬品は、既存の特許保護期間が切れた原薬(先発医薬品)と同等の有効成分を含む医薬品のことを指します。ジェネリック医薬品は、安全性と効果が確立されており、先発医薬品と同じ治療効果を持つものですが、通常は先発医薬品よりも低価格で提供されます。以下にジェネリック医薬品の特徴と利点について説明します。
特徴
1) 有効成分の同一性:ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分を含んでいます。そのため、治療効果や安全性は同等とされています。
2) 品質と安全性:ジェネリック医薬品は、厳格な規制に基づいて製造され、品質と安全性が確保されています。製造過程や品質管理は厳格に監視されています。
3) 価格の低さ:先発医薬品が特許保護期間中に高価で販売されるのに対して、ジェネリック医薬品は特許が切れた後に市場に登場するため、研究開発費などのコストを削減できます。そのため、一般的には低価格で提供されることが多いです。
4) 選択肢の拡大:ジェネリック医薬品の登場により、患者は同等の治療を低コストで受けることができるため、医療の選択肢が広がります。
利点
1) 経済的な利点:ジェネリック医薬品は先発医薬品よりも低価格で提供されるため、医療費を節約することができます。特に長期的な治療が必要な場合において、経済的な利点が大きいです。
2) 選択肢の増加:低価格で提供されるため、多くの患者にとって治療の選択肢がふえます。高価格な先発医薬品に手の届かない人々も、ジェネリック医薬品を利用することで適切な治療を受けることができます。
これらのメリットをもってザイデナのジェネリック医薬品も販売されています。
ザイデナのジェネリック医薬品にはどんなものがあるの?
ザイデナ(ウデナフィル)は、男性の勃起不全や性的機能障害の治療に使用される医薬品です。この薬は発売当初特許が保有されていましたが、特許が切れると他の製薬会社によって同じ有効成分を含むジェネリック医薬品が販売されました。
ジェネリック医薬品は、同じ有効成分を含んでいるため、効果や安全性はオリジナルの薬と同等です。以下に、ザイデナのジェネリック医薬品について、現在販売されている2製品について代表的な医薬品をご紹介します。
1) 「ズデナ」:インドのサンライズレメディーズ社(Sunrise Remedies)が開発したジェネリック医薬品です。有効成分はザイデナと同じウデナフィルであり、ズデナのウデナフィル含有量は100mgの1規格のみの販売となります。
2) 「ザイスマ」:インドのアスレ社(Asle pharmaceuticals)が開発したジェネリック医薬品です。有効成分はザイデナと同じウデナフィルであり、ザイスマのウデナフィル含有量は100mg/200mgの2規格が販売されています。
臨床試験と今後の展望
現在日本において男性の勃起不全の治療薬として承認されているPDE5阻害剤は3種類(シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィル)あり、ウデナフィルは現在日本では承認されていません。またアメリカでもまだ承認されていませんが、ED治療薬と前立腺肥大症に適応のある薬剤として開発が進められているようです。同様に心疾患の治療、肺動脈性高血圧の治療、門脈圧亢進症の治療、過活動膀胱に対しての臨床試験も続いています。
日本で未承認のザイデナはどこで手に入る?
ザイデナは日本では未承認の医薬品です。従って通常病院を受診して入手できるものではありません。ではどこで入手できるのでしょうか?実は入手できるルートは3つあります。
1つ目はインターネットによる個人輸入です。しかしネット上に流通するED治療薬の約4割が偽物であると言う調査結果も報告されているだけに注意が必要です。
2つ目として海外の製薬会社と直接契約しているクリニックを受診することです。医師が個人輸入した厚労省未認可の海外製の非正規品を処方している医療機関ですので全額自費であることは言うまでもありません。
そして3つ目としてメデマートなどの正規品個人輸入代行しているサイトから購入することです。メデマートであればザイデナに限らず他にもたくさんの医薬品を扱っており、サイトも見やすい為購入しやすいのではないでしょうか。
最終的には自己責任にはなってしまいますが、そう言われるのであれば自分が信じられるところから入手したいものですね。
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Q&A
まとめ
ザイデナまとめ
- 韓国が開発した第4のED治療薬
- 効果は即効性、持続性が特徴
- 副作用が少ない
韓国が開発した第4のED治療薬である「ザイデナ」は非常にバランスの良い医薬品です。速効性、持続性を持ちながら副作用も少ないと言ったメリットもあります。アジア人向けのED治療薬と呼ばれており使用してみたい日本人も少なくはないでしょう。但し現在日本では承認されておらず日本国内で入手とした場合、購入まで少しハードルが高いかも知れません。それでももし使ってみたいなと思われた方は個人輸入代行のサイト「メデマート」から購入するのはいかがでしょうか?少しの勇気があれば未来のあなたも元気になることでしょう。
参考にした文献およびサイト
【参考元:Udenafil for the treatment of erectile dysfunction】【参考元:ウデナフィル:勃起不全の管理における有効性と忍容性】【参考元:ザイデナ100ミリグラム(ウデナフィル)】
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