ED治療薬登場の歴史と新有効成分ロデナフィル・ミロデナフィルを解説

ED治療薬登場の歴史と新有効成分ロデナフィル・ミロデナフィルを解説 ED治療薬(勃起不全)

これまでのED治療薬の歴史

ED治療薬の歴史は、1998年2月に初めて「バイアグラ(シルデナフィル)」が出てから始まりました。
その後も、さまざまな薬剤が発売されており、新しい薬剤であればあるほど有効性や安全性、飲み合わせといった弱点は徐々に改善されてきております。
そのため、特徴も各薬剤異なりますので、歴史とともに振り返ります。

世界で初めてのED治療薬

世界で初めて発売されたED治療薬は「バイアグラ」という薬剤です。
1990年代前半に、狭心症の薬剤を開発するために研究を行っていたところ、「シルデナフィル」という有効成分に勃起の作用を促進する効果があることが分かり、ED治療薬として開発がすすめられました。
1998年にファイザー社が発売してからあっという間に、画期的な新薬として世界中に広まりました。
しかし、「夢の薬」として正しい使い方よりも先に口コミが広まってしまったため、発売当初は狭心症治療薬などの一部薬剤の併用禁忌を知らずに服用してしまい、心肺停止の例も起こってしまいました。
このような事故を防止するために、日本でも、きちんと医療機関で取り扱えるような整備をすぐに整えました。

バイアグラの弱点を克服した薬剤

バイアグラは世界中で注目されていた薬剤でしたが、1つ弱点がありました。それは、食事と一緒に服用すると、効果が半減してしまうことです。
そこで、次に発売された薬剤が「レビトラ」というもので、食事と一緒に併用しても影響が出にくいという特徴を持っています。
また、効果もバイアグラが服用から30分ほどで発現するのに対して、レビトラは20分ほどで効果があらわれます。日本ではバイエル薬品から2004年に発売されました。

これまでのED治療薬とは異なるタイプの薬剤

レビトラとほとんど同時期に、「シアリス」というED治療薬が発売されました。
有効成分は「タダラフィル」で、アメリカのイーライリリー株式会社が発売しました。
日本では2007年に発売されています。
この「シアリス」は、バイアグラの弱点であった食事の影響がほとんどないことに加えて、副作用が少ない、効果の持続時間が長いという特徴を持っていました。
バイアグラやレビトラの効果持続時間はおよそ4時間ほどですが、シアリスは36時間と驚異的に効果が持続します。
その代わり効果が発現する時間は遅いですが、効果を続かせたいという悩みを持つ男性向けに、こちらも世界中でヒットしました。

第4のED治療薬

基本的にED治療薬は「バイアグラ」、「レビトラ」、「シアリス」が主に使用されており、2012年までは新しい薬剤も出ていませんでした。
しかし、2012年に第4のED治療薬と呼ばれる「ステンドラ」がアメリカで発売されました。
有効成分は「アバナフィル」といい、効果は4時間ほどの持続とこれまでの薬剤と大きく差はありませんが、副作用のリスクがこれまでの3剤と比較し軽減されています。
加えて、大きな特徴として効果の速さがあげられ、空腹時に服用すると15分ほどで効果が見込めます。日本ではまだ承認されていない薬剤となっています。

次世代ED治療薬があるって本当?

次世代治療薬は、「バイアグラ」、「レビトラ」、「シアリス」以外のED治療薬を指します。
ステンドラ(アバナフィル)やザイデナ(ウデナフィル)、今回ご紹介するヘレバ(ロデナフィル)、エムヴィクス(ミロデナフィル)が該当します。

ロデナフィルとは?

ロデナフィルは、「ヘレバ(Helleva)」という名前で発売されています。
2006年にブラジルのサンパウロに拠点を置くCristalia社が開発しました。
作用機序としてはこれまでのED治療薬と同じPDE5阻害薬とされていますが、炭酸ロデナフィルが体内で二つのロデナフィルに分解されてから作用します。
有効性がほかの薬剤よりも強いということが特徴です。現在、アメリカのFDAに申請中のため、あまりまだ名前は知られていません。

商品名ヘレバ(Helleva)
有効成分ロデナフィル
メーカーCristalia社

ミロデナフィルとは?

ミロデナフィルは、「エムヴィクス(エムヴィックス)」という名前で発売されています。
2007年に韓国のDong-A Pharm社が開発した薬剤です。
効果の持続時間は6時間ほどで、過去の3剤と比較して副作用が少ないといわれています。
特徴としては、ODフィルムタイプの錠剤(Mvixs ODF)が発売されており、水がなくても服用できることです。
ODフィルムとは、口の中で自然に溶けていくタイプの薬剤で、薬を服用していることに気づかれにくいという利点もあります。

商品名エムヴィクス (エムヴィックス)
有効成分ミロデナフィル
メーカーDong-A Pharm

既存のED治療薬と何が違う?

基本的に新しい薬剤はこれまでの薬剤と比較して、何か特徴(強み)がないと承認されません。
そのため、ロデナフィルもミロデナフィルも有効性か安全性に強みがあるとされています。
ロデナフィルに関しては、勃起を改善する力、有効性がバイアグラやレビトラ、シアリスと比べて強いとされています。
ミロデナフィルに関しては、個人差はあるといわれているものの副作用が少ない点、水なしでも服用ができるODフィルム錠(Mvixs ODF)がある点が違いとされています。

ロデナフィルとミロデナフィルは購入できないの?

ロデナフィルとミロデナフィルは現在日本では認可されていません。
そのため、基本的に日本の医療機関では購入できません。また、FDAでも認可されていないため、個人輸入でも扱っているところはごくわずかだと考えられます。
日本で承認されるとしても、少し先になるでしょう。
しかし、ED治療薬はすでに複数種類発売されており、どれも世界中での使用実績が豊富な薬剤です。
もし、ED治療薬について詳しく知りたい方は、以下の詳細ページよりお取り扱い可能な医薬品が載っておりますので、ご覧ください。

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ロデナフィル・ミロデナフィルに関するよくある質問

ロデナフィル・ミロデナフィルに関するよくある質問画像
Q
ブラジルで開発されたロデナフィルは、他薬剤と比較してなぜ有効性が強いとされているのでしょうか?
A

Q
ロデナフィルやミロデナフィルはアメリカでは承認されているのですか?
A

ロデナフィルはFDAに申請中とのことですが、2023年10月の段階では両剤ともFDA承認を得ていません。

Q
ロデナフィルの併用禁忌薬はありますか?
A

ロデナフィルの併用禁忌薬としては、ニトログリセリンや、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビドやニコランジルなどの硝酸剤・一酸化窒素(NO)供与剤が代表例として挙げられます。
リオシグアトなどのsGC刺激剤も併用禁忌のため、一緒に使用することは避けてください。

Q
ミロデナフィルの併用禁忌薬はありますか?
A

ロデナフィルと同じく、硝酸剤・一酸化窒素(NO)供与剤、sGC刺激剤です。
硝酸剤や一酸化窒素(NO)供与剤は、高血圧や狭心症に使用される薬剤です。
sGC刺激薬は慢性的な心不全などに使用されます。

最後に

ロデナフィル・ミロデナフィルまとめ

  • ロデナフィルは他のED治療薬と比べて効果が高い
  • ミロデナフィルは副作用が少ない
  • ロデナフィル・ミロデナフィルは日本・FDAでは未承認

本日はED治療薬の歴史と、次世代のED治療薬について紹介しました。ED治療薬は1990年後半の発売以降、さまざまな特徴を持つ薬剤が出てきています。薬剤が発売されるにつれて、有効性や安全性、食事への影響なども改善してきている中で、さらに次世代のED治療薬としてまだ日本で承認されていない薬剤もいくつか出てきています。EDは、多くの男性が悩んでいる症状で、放置していると改善しにくくなったり、症状が悪化してしまうケースもありますので、不安な方は一度医療機関を受診し、治療をしていきましょう。

出典

J-GLOBAL炭酸ロデナフィル
J-GLOBALミロデナフィル

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