成分名 | アスホターゼアルファ(遺伝子組換え) |
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適応症状 | 低ホスファターゼ症 |
簡易説明 | 本剤は、進行性の疾患である低ホスファターゼ症に用いられる薬剤です。進行性の疾患のため、骨の形成ができず、日常動作などをしにくくなります。しかし、本剤は骨の形成に重要なALPを補充することで骨に関連する症状の改善をすることができます。現在40を超える国と地域で販売されており、日本ではアレクシオンファーマが扱っています。 |
処方可能な診療科目 | 小児科/総合内科/内分泌内科など |
健康保険の適応 | 健康保険適応 |
病院で処方してもらう時の費用目安 | この薬は処方薬ではありません。
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厚生労働省による認可、または発売年月日 | 2015年8月発売 |
国内のジェネリック認可 | 現在ジェネリック医薬品の製造はありません。 |
関連製品(先発薬) | ストレンジック皮下注12mg/0.3mL
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関連製品(ジェネリック) | 現在ジェネリック医薬品の製造はありません。 |
海外での使用実績 | カナダ、アイスランド、ノルウェー、アメリカでは2015年、オーストラリアでは2016年以降承認されています。世界で40 ヵ国以上で販売されています。 |
効果・作用 | 本剤は低ホスファターゼ症に用いられる薬剤です。当疾患は遺伝性であり、骨を作る、骨を維持するために必要なALPの活性が低下することで、リン酸とカルシウムが結合できず健康な骨を作ることができません。ALPは全身に分布しているため、症状も全身にあらわれ、進行していきます。乳児の場合、呼吸を自分で行うことが難しいため、呼吸不全で死に至ることもあります。本剤は、アスホターゼ アルファ融合たんぱく質の製剤であり、アスホターゼ アルファはTNSALP触媒ドメインやの10個ほどのアスパラギン酸ペプチドからつくられます。投与することで、TNSALP 酵素活性が補充され、症状を改善することが主な作用機序となっています。
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使用方法 | 1回1kgあたり1mgを週に6回、もしくは1回1kgあたり2 mgを週3回皮下投与します。患者の症状にあわせて、減量することが可能です。 |
副作用 |
主な副作用 ※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。 |
使用に注意が必要な方 使用出来ない方 |
使用が出来ない方 使用に注意が必要な方 上記にあてはまる方は、アスホターゼアルファ(遺伝子組換え)を使用する事が出来ない可能性があります。 |
併用禁忌薬 |
併用禁忌薬 上記の併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です |
アスホターゼアルファ(遺伝子組換え)に関する よくある質問 |
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参考元一覧 | |
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