成分名 |
亜鉛華 |
適応症状 |
外傷の保護/外傷の防腐/外傷の消炎/外傷の収れん/肛門そう痒症の保護/肛門そう痒症の防腐/肛門そう痒症の消炎/肛門そう痒症の収れん/湿疹・皮膚炎の保護/湿疹・皮膚炎の防腐/湿疹・皮膚炎の消炎/湿疹・皮膚炎の収れん/せつの保護/せつの防腐/せつの消炎/せつの収れん/凍傷の保護/凍傷の防腐/凍傷の消炎/凍傷の収れん/熱傷の保護/熱傷の防腐/熱傷の消炎/熱傷の収れん/白癬の保護/白癬の防腐/白癬の消炎/白癬の収れん/皮膚疾患の潰瘍/皮膚疾患の糜爛/皮膚疾患の湿潤面/面皰の保護/面皰の防腐/面皰の消炎/面皰の収れん/ようの保護/ようの防腐/ようの消炎/ようの収れんなど |
簡易説明 |
亜鉛華は、皮膚を保護して、かゆみをやわらげるはたらきがある塗り薬で、皮膚そう痒症、汗疹、じん麻疹、小児ストロフルス、虫さされなど、様々な症状の治療に用いられます。
亜鉛華は、「カチリ」とも呼ばれ、古くから使われている薬で、防腐、消毒、鎮痒作用のある“フェノール”と、患部を保護し炎症をやわらげる“酸化亜鉛”が含まれています。 |
処方可能な診療科目 |
内科/小児科/皮膚科/肛門科/泌尿器科など |
健康保険の適応 |
健康保険適応 |
病院で処方してもらう時の費用目安 |
診察料などの目安 :約1000円~5000円程
薬代1gあたりの目安:1g約1円
薬代後発薬1gの目安:10%約2円
※病院によって差が有ります。初診料・診察料・検査料などが必要です。 |
厚生労働省による認可、または発売年月日 |
【フェノール・亜鉛華リニメント「ニッコー」】
薬価基準収載年月 : 1979年1月
販売開始年月 : 1979年1月
再評価結果公表年月 : 1982年8月
【フェノール・亜鉛華リニメント<ハチ>】
薬価基準収載年月 : 1986年3月
販売開始年月 : 1989年1月
再評価結果公表年月 : 1982年8月
【フェノール・亜鉛華リニメント「JG」】
薬価基準収載年月 : 2008年9月
販売開始年月 : 2010年1月
再評価結果公表年月 : 1982年8月
【亜鉛華軟膏「日医工」】
薬価基準収載年月 : 2012年6月
販売開始年月 : 2006年1月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華軟膏「ニッコー」】
薬価基準収載年月 : 1979年1月
販売開始年月 : 1997年9月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華軟膏「コザカイ・M」】
薬価基準収載年月 : 1950年10月
販売開始年月 : 1949年11月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華軟膏シオエ】
薬価基準収載年月 : 1950年9月
販売開始年月 : 1949年1月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華軟膏<ハチ>】
薬価基準収載年月 : 1986年3月
販売開始年月 : 1986年3月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華軟膏「ヨシダ」】
薬価基準収載年月 : 1961年1月
販売開始年月 : 1961年1月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華軟膏「JG」】
薬価基準収載年月 : 2008年9月
販売開始年月 : 2010年1月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華軟膏「東豊」】
薬価基準収載年月 : 2008年7月
販売開始年月 : 1955年9月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華軟膏「ホエイ」】
薬価基準収載年月 : 1950年9月
販売開始年月 : 1965年7月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華デンプン「司生堂」】
薬価基準収載年月 : 1986年3月
販売開始年月 : 1986年3月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華デンプン「ヤマゼン」M】
販売開始年月 : 1973年2月
再評価結果公表年月 : 1979年2月
【亜鉛華デンプン「コザカイ・M」】
薬価基準収載年月 : 1950年10月
販売開始年月 : 1949年11月 |
国内のジェネリック認可 |
なし |
関連製品(先発薬) |
【製薬メーカー:日興製薬】
フェノール・亜鉛華リニメント「ニッコー」
【製薬メーカー:東洋製薬化成】
フェノール・亜鉛華リニメント<ハチ>
【製薬メーカー:日本ジェネリック】
フェノール・亜鉛華リニメント「JG」
【製薬メーカー:日医工】
亜鉛華軟膏「日医工」
【製薬メーカー:日興製薬】
亜鉛華軟膏「ニッコー」
【製薬メーカー:小堺製薬】
亜鉛華軟膏「コザカイ・M」
【製薬メーカー:シオエ製薬】
亜鉛華軟膏シオエ
【製薬メーカー:東洋製薬化成】
亜鉛華軟膏<ハチ>
【製薬メーカー:吉田製薬】
亜鉛華軟膏「ヨシダ」
【製薬メーカー:東洋製薬化成】
亜鉛華軟膏<ハチ>
【製薬メーカー:日本ジェネリック】
亜鉛華軟膏「JG」
【製薬メーカー:東豊薬品】
亜鉛華軟膏「東豊」
【製薬メーカー:マイランEPD】
亜鉛華軟膏「ホエイ」
【製薬メーカー:司生堂製薬】
亜鉛華デンプン「司生堂」
【製薬メーカー:山善製薬】
亜鉛華デンプン「ヤマゼン」M
【製薬メーカー:小堺製薬】
亜鉛華デンプン「コザカイ・M」
【製薬メーカー:吉田製薬】
酸化亜鉛「ヨシダ」 |
関連製品(ジェネリック) |
【ボチシート20% 帝國製薬】
【亜鉛華(10%)単軟膏「ヨシダ」 吉田製薬】
【亜鉛華(10%)単軟膏「ニッコー」 日興製薬】
【亜鉛華(10%)単軟膏シオエ シオエ製薬】
【亜鉛華(10%)単軟膏「コザカイ・M」 小堺製薬】
【亜鉛華(10%)単軟膏「ホエイ」 マイランEPD】 |
効果・作用 |
亜鉛華は、皮膚を保護して、かゆみをやわらげるはたらきがある塗り薬です。
亜鉛華は、「カチリ」とも呼ばれ、防腐、消毒、鎮痒作用のある“フェノール”と、患部を保護し炎症をやわらげる“酸化亜鉛”が含まれており、皮膚そう痒症、汗疹、じん麻疹、小児ストロフルス、虫さされなど、様々な症状の治療に用いられ、古くから使われています。
皮膚炎に対し、防腐、消毒、鎮痒の各作用を有するリニメントとして使用され、フェノールの防腐、消毒、鎮痒作用と酸化亜鉛の収れん作用のほかに、皮膚面に塗擦すると水分が蒸発してトラガントの薄膜が残り、皮膚を保護する作用をもちます。
開発の経緯としては フェノール・亜鉛華リニメントは土肥慶蔵氏の創案による処方といわれおり、古くから用いられていますが、外国公定書には収載されていません。
外観や性状としては、無色からわずかに赤色の結晶又は結晶性の塊で、特異なにおいがあります。
本品はエタノール(95)又は、ジエチルエーテルに極めて溶けやすくて、水にやや溶けやすく、10gに水1mLを加えるとき、液状になります。
取扱い上の注意として、経日的に分離を起こしたり、粘度が変化することがあります。 |
使用方法 |
・通常1日1回から数回適量を患部に塗布します。なお、症状により適宜増減します。 |
副作用 |
主な副作用
過敏症状/発疹/皮膚刺激感など
※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。 |
使用に注意が必要な方 使用出来ない方 |
使用が出来ない方 ■重度又は広範囲の熱傷のある患者
重度又は広範囲の熱傷のある患者は、酸化亜鉛が創傷部位に付着し、組織修復を遷延させることがあるため使用できません。投与しないでください。 |
併用禁忌薬 |
併用禁忌薬 なし
併用禁忌薬がないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です 現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。 |
よくある質問 |
|
サイト利用に関する注意事項 | 医薬品を使用する場合、必ず医師や薬剤師の指示に従って下さい。 医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。 |