生理が来ない・・・生理周期が短い・・・生理不順の種類・原因・治療法などについて解説

生理が来ない…生理周期が短い… 生理不順の種類・原因・治療法などについて解説 低用量ピル

生理不順とは

生理不順のイメージ画像

通常、生理は約1カ月の周期で起こりますが、極端に短かったり周期にばらつきがあったりすることを生理不順(月経不順)と呼びます。
生理不順で悩む女性は少なくありませんが、人に相談しにくい内容のため、治療をしていない方も多いと考えられています。

正常な生理周期

正常な生理周期は25~38日で、前後6日程度のずれは問題ないとされています。
この期間から外れて生理が起こると生理不順と定義づけられますが、種類によっては早めに対処をしないといけないケースもあります。

生理不順の原因

生理不順を起こす原因画像

生理は、エストロゲンと呼ばれる卵巣ホルモンとプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンのバランスによってコントロールされています。
生理不順が起こっているときは、この女性ホルモンのバランスが崩れているとも言い換えられます。
女性ホルモンのバランスを崩す原因としては、生活習慣の乱れや更年期、婦人科疾患などがあげられます。

ストレスや生活習慣の乱れ

ストレスはホルモンのバランスに直接影響すると考えられています。
ストレスをためすぎると、女性ホルモンの分泌を司る脳の下垂体や視床下部が機能しなくなり、指令が正常に送られなくなります。
ストレスをため込みやすい人はどんなことで自分が負荷を感じるのか理解し、うまく向き合うことが大切です。

過度なダイエットや激しい運動

体型が気になり無理なダイエットをしている女性も少なくありませんが、過度なダイエットや激しい運動は女性ホルモンのバランスを崩すことにつながります。
体重がいきなり減少すると、脂肪細胞から分泌されているホルモン「レプチン」の量が減少します。
このレプチンはいくつかのホルモン分泌に関わっており、レプチンの量が減るとともに女性ホルモンの分泌量も低下、結果的にホルモンバランスが乱れてしまうのです。
短期間で5kg以上体重が減少した方や、全体重の10%以上急激に減少した方では生理不順が起こりやすくなるといわれています。

更年期による閉経前

女性は40歳ごろから更年期を迎えますが、この時期は女性ホルモンのバランスが崩れやすい時期です。
女性の身体は閉経が近づくにつれて、卵巣機能が低下し、女性ホルモンの量が減っていきます。
女性ホルモンは排卵や生理周期の維持に重要な役割を果たしているため、加齢に伴い経血量が減り、生理の期間は短くなっていきます。

子宮系の病気

生理不順が起こる原因の多くはホルモンバランスの乱れが影響していますが、病気によって起こる可能性もあります。
また、ホルモンバランスは崩れていなくても婦人科疾患が原因で子宮や卵巣に問題が発生し、生理不順が起こることもあります。
例えば、子宮内膜症は子宮内膜に似た組織が別の場所に発生する疾患です。通常は生理のたびに子宮内膜が体外に排出されますが、この疾患では体内に蓄積されてしまいます。
子宮内膜症が卵巣にできた場合、卵巣の炎症を引き起こし、生理不順を起こす原因となります。他にも子宮筋腫は、子宮の筋肉に良性の腫瘍ができる疾患です。
30歳以上の2~3割で見られ、過長月経や過多月経の原因となります。
更年期や年齢で生理不順が起こっているのだろうと安易に考えてはいけません。
気になる症状がある場合は、自己判断をせずに早めにお近くの医療機関を受診してください。

※生理不順を起こす婦人科系疾患の例

疾患名概要
子宮筋腫子宮にできる良性の腫瘍で30歳以上の2~3割では筋腫があるとされています。
筋腫の大きさに伴い生理痛が強くなったり、出血量の増加、月経期間の長期化がみられます。
放置していると不妊や流産の原因となることがあります。
子宮内膜症子宮内膜に似た組織が、卵管や直腸の表面などにできてしまう疾患です。
近年、10~20代にもみられるようになりました。
激しい生理痛や下腹部痛を伴いますが、腰痛や排便時の痛みなどの症状が出ることもあります。
放置していると不妊の原因となります。
子宮頸がん子宮の入り口にできるがんで、20~30歳ごろに多いです。
性交渉のときにHPVに感染することが原因になって起こります。
初期症状がほとんどないため、気づくのが遅くなりがちな疾患です。
進行していくと生理の期間が長くなったり、不正出血が出たりします。
子宮体がん50歳以上に多く見られる疾患で、子宮内膜の細胞が悪性に変化したものです。
無理なダイエットや加齢でホルモンバランスが崩れることで起こります。
最初に不正出血があらわれるため、違和感を感じたらすぐに病院を受診しましょう。
その他、おりものが茶褐色になったり、おりものの量が増えるなどの症状が起こる方もいます。

生理不順の種類

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稀発月経

月経周期が39日よりも長く、1年に10回より少ないものを稀発月経と呼びます。
排卵が来ていれば大きな心配は不要ですが、排卵が来ていない場合は卵巣や下垂体の機能が低下している可能性があります。放置していると無月経や不妊症を起こすことがあるので治療が必要です。
排卵ができているかどうかは病院受診のほかにも基礎体温をはかることでチェックできますので試してみてはいかがでしょうか。

頻発月経

月経周期が24日より早く、1カ月に2回以上月経が来るものを頻発月経と呼びます。頻発月経は、無排卵性か排卵性かに分けられます。
無排卵性は、名前の通り排卵されていないのに月経が来ているケースです。
思春期や閉経前に起こりやすいとされています。経血量は少ないですが、2週間ほどだらだらと月経が続くことが特徴です。無排卵性の月経は妊娠できないため、治療を行う必要があります。
排卵性は、月経から排卵までの卵胞期が短くなっているパターンと、排卵から月経開始までの黄体期が短くなっているパターンがあります。卵胞期が短いパターンは思春期や更年期に多く見られます。黄体期が短いパターンは、放置していると不妊症や流産を繰り返す原因となりますので、ホルモン剤などの治療が必要になります。

過長・過多月経

月経の期間が長く、8日以上続く場合には過長月経と呼ばれます。
正常な月経の日数は1回あたり3~7日とされています。過長月経の場合、視床下部や脳の下垂体・卵巣のいずれかに異常があるリスクが高いため、早めに病院を受診することをおすすめします。
また、月経の期間は正常でも、経血の量が過剰な場合やレバーのような塊が出る場合は過多月経と呼ばれます。
正常な経血量は20~140mlとされていますが、超えている状態です。過多月経も、子宮内膜症や子宮がんが疑われますので、早目に原因を特定することが大切です。

過短月経・過少月経

過短月経は、月経の期間が短く、2日以内に終わる場合を示します。月経量が極端に少ない過少月経が起こっている方に過短月経もみられます。
ナプキン表面にわずかに血液が付着します。女性ホルモンの分泌量が少ないことが原因で、子宮の発育不全や子宮内膜の厚みが不足していることが考えられます。
放置すると不妊につながりますので、早めに病院を受診して治療を行うことが推奨されています。

生理不順の検査方法

生理不順の検査方法画像

まずは、妊娠でないことを確認します。妊娠をしていなければ、医師の問診の後、血液検査や超音波検査、画像検査を行っていきます。

血液検査

血液検査では、採血を行うことで、ホルモンの状態を調べることができます。
生理不順ではホルモンバランスが崩れていることが多いため、どのホルモンの量が少ないのか、多いのかを特定します。
この検査によって卵巣機能やホルモン分泌に異常があるかどうかを判断することができます。

超音波検査

超音波検査は、膣に細い棒を挿入して行われます。超音波検査では、子宮の大きさや子宮内膜の厚さ、卵巣の大きさを確認することができます。
子宮がんや卵巣がん、子宮内膜症、子宮筋腫など婦人科系の疾患を発見するときに役立ちます。
超音波検査は内診台に座って行いますが、痛みはほとんどなく数分で終わります。

画像検査

必要に応じて、CTやMRIと呼ばれる画像検査を行うことがあります。
画像検査では、超音波検査や血液検査よりも正確に体内のことを知ることができます。
体の内部をさまざまな方向から見ることもできるため、疾患の疑いがある場合に行われることが多いです。
CTは、X線を使って体内の様子を見る検査ですが、被爆する点がデメリットとなります。心配な方は事前に医師に伝えておくと良いでしょう。

生理不順の治療方法

生理不順の治療方法画像

生理不順の治療方法にいはいくつか方法があります。
過度なダイエットや激しい運動が原因でホルモンバランスが乱れている場合は、まず生活習慣の見直しを行います。
それでも改善しない、もしくは別の原因がある場合にはホルモン剤やピル・漢方薬の服用を検討していきます。

排卵誘発剤

生理不順の原因が黄体ホルモンの不足である場合、黄体ホルモン製剤である排卵誘発剤を投与します。ピルが卵胞ホルモンも含まれているのに対して、排卵誘発剤は黄体ホルモンのみとなります。人によっては腹痛や頭痛や吐き気などの副作用が起こります。

<関連商品①>
●プロベラ
経口黄体ホルモン製剤の一種で、女性ホルモンである「黄体ホルモン」を補充するためのお薬になります。服用中は、排卵後と同じ状態が続きますので、排卵そのものも止まります。
基本的には服用中に生理がやってくることはございません。服用を止めた後は約2日から3日後程度に子宮内膜が剥がれ、生理がきますのでご安心ください。
また、個人差にもよりますが、効果が切れる早さは、早い方もいれば遅い方もいらっしゃるので、目安として1~10日程度と考えて下さい。
もし、服用中に生理がきた場合は、お薬の薬効が効いていない事が考えられます。その場合は生理が来た日にちや様子を専門医や医師にご相談して用量などを調整してもらう必要があります。

商品名プロベラ
画像プロベラ
有効成分メドロキシプロゲステロン酢酸エステル5mg/10mg
価格プロベラ5mg:1錠あたり97円~
プロベラ10mg:1錠あたり139円~
メーカーPfizer(ファイザー)
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<関連商品②>
●デュファストン
女性ホルモンのひとつである黄体ホルモンを補う薬です。
産婦人科領域で広く処方されている合成黄体ホルモン薬です。
黄体ホルモン不足やホルモンバランスの乱れによる婦人科系トラブルを改善します。

商品名デュファストン
画像デュファストン
有効成分ジドロゲステロン10mg
価格デュファストン10mg:1錠あたり209円~
メーカーAbbott(アボット)
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<関連商品③>
●プレマリン
エストロゲンには3つの成分があり、それぞれを主成分にした医薬品などが発売されています。
その中でも、エストロンを含む「プレマリン(結合型エストロゲン)」は、エストロゲン製剤の中で最も使用されているお薬になります。
作用が強い順で1.エストラジオール→2.エストロン→3.エストリオールになります。
そのため、結合型エストロゲンとして利用される「エストロン」は、作用の強さだけを見ると中程度の強さになります。
エストロゲンは女性体内の卵巣で作られますが、卵巣機能が弱まってしまう「卵巣機能不全症」になると「エストロゲン」が正常に作られなくなります。
このような場合に「プレマリン(結合型エストロゲン)」が有効であり、特に不妊症の治療に使用されます。

商品名デュファストン
画像デュファストン
有効成分結合型エストロゲン0.625mg
価格0.625mg:1錠あたり114円~
メーカーPfizer(ファイザー)
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低用量ピル

ピルには女性ホルモンである黄体ホルモンと卵胞ホルモンが含まれています。
月経はこの2種類のホルモンでコントロールされているため、内服することでホルモンバランスが整っていき、月経周期が正常化します。低用量ピルは、多嚢胞性卵巣症候群の治療薬としても有効です。
ただし、年齢によっては血栓症の副作用リスクが上昇するため、服用前には自身が使用可能か確認してください。
低用量ピルについて詳しく知りたい方は、下記のコラムをお読みください。超低用量ピルとの違いについてもコラムで解説しています。

<関連商品①>
●トリキュラー
第二世代のピル、トリキュラー(Triquilar)は、国内の産婦人科で一番処方されている低用量ピルです。
錠剤の数が異なる21錠と28錠の2種類があります。配合されるホルモン量が3段階に変化する3相性に分類します。
トリキュラーの主成分は、「黄体ホルモン(レボノルゲストレル)」と「卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール)」という2種類のホルモンです。
服用することで、排卵を引き起こすホルモンの分泌を抑えることができます。
※国内で流通しているパッケージとは異なりますが、成分は同じものになり品質や効果効能に違いはありません。
トリキュラーの飲み方や特徴については下記のコラムで詳しく解説しています。知りたい方はリンクをクリックしてお読みください。

商品名トリキュラー
画像トリキュラー
有効成分エエチニルエストラジオール0.03mg/レボノルゲストレル0.05mg
価格トリキュラー21錠:1箱あたり831円~
トリキュラー28錠:1箱あたり1,260円~
メーカーBayer(バイエル)/Zydus Healthcare(ザイダス ヘルスケア)
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<関連商品②>
●マーベロン
マーベロンは国内の産婦人科で処方される低用量ピルで、多くの方に利用されている経口避妊薬になります。
副作用も比較的少なく、避妊以外にも生理不順や生理痛の治療薬としても使われています。マーベロンは1相性ピルのひとつで、国内でも人気の高い低用量ピルです。

商品名マーベロン
画像マーベロン
有効成分エチニルエストラジオール0.03mg/デソゲストレル0.15mg
価格マーベロン28錠:1箱あたり1,613円~
マーベロン63錠:1箱あたり6,820円~
メーカーCMSD(メルクアンドカンパニー)/N.V. Organon(オルガノン)
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<関連商品③>
●ヤーズ
第四世代のピル、ヤーズは、国内の産婦人科で一番処方されている超低用量ピルです。 配合されるホルモン量が変化しない1相性に分類します。
ヤズ(ヤーズ)の主成分は、「黄体ホルモン(ドロスピレノン)」と「卵胞ホルモン(エチニルエストラジオール)」という2種類のホルモンです。
服用することで、排卵を引き起こすホルモンの分泌を抑えることができます。
※国内で流通しているパッケージとは異なりますが、成分は同じものになり品質や効果効能に違いはありません。
ヤーズの飲み方や特徴については下記のコラムで詳しく解説しています。知りたい方はリンクをクリックしてお読みください。

商品名ヤーズ
画像ヤーズ
有効成分エチニルエストラジオール0.02mg/ドロスピレノン3mg
価格28錠:1箱あたり2,841円~
メーカーBayer(バイエル)
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漢方薬

漢方薬を内服することで、自律神経の乱れが改善され、生理周期の安定が期待できます。
よく用いられる漢方としては「当帰芍薬散」や「桂枝茯苓丸」などがあります。排卵誘発剤のように即効性はありませんが、生理が起こりにくい体質自体が改善される可能性があります。
ご自身の悩みに応じて漢方は処方されますので、どの薬剤を飲むべきか迷う場合は病院を受診して相談することがおすすめです。

<代表商品①>
●桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
桂枝茯苓丸は、更年期障害や子宮内膜炎、月経不順、月経困難、冷え症、腹膜炎などに用いられます。ほてりやのぼせのある方に向いています。

商品名桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
有効成分桂枝茯苓丸エキス(1/2量)…1150mg
効果比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび
用法用量15歳以上は1回1包を1日3回食前もしくは食間に服用します。
メーカーツムラ、クラシエなど

<代表商品②>
●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、体力が衰えた方の冷え性や貧血、更年期障害におけるむくみなどの症状改善に使用されます。

商品名桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
有効成分桂枝茯苓丸エキス(1/2量)…1150mg
効果比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび
用法用量15歳以上は1回1包を1日3回食前もしくは食間に服用します。
メーカーツムラ、クラシエなど

<代表商品②>
●当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、体力が衰えた方の冷え性や貧血、更年期障害におけるむくみなどの症状改善に使用されます。

商品名当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
有効成分当帰芍薬散エキス2.0g
効果体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを訴える人の次の症状:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り
用法用量15歳以上は1回1包を1日2回服用します。
メーカーツムラ、クラシエなど

生理不順に関するよくある質問

生理不順に関するよくある質問画像
Q
生理不順を改善するために気を付けるべき生活習慣はありますか?
A

生理不順は肥満や睡眠不足、栄養不足でも起こる可能性があるため規則正しい生活を送ることが大切です。
バランスの良い食事をとり、十分な睡眠をとり、ストレスをためないことを意識して生活していきましょう。
また、激しい運動は生理不順を誘発する可能性があるため、運動は適度な量にとどめましょう。

Q
生理が始まってすぐで、周期が安定しない場合は病院に行った方がよいのでしょうか。
A

思春期の場合は様子を見ても問題ないと考えられます。生理が始まってから6~7年ほどは生理周期が安定しません。
ただし、生理が1年に4回未満の場合や強い痛み・出血など生理不順以外に気になる症状がある場合は、疾患が隠れている可能性もあるので病院の受診がおすすめです。
妊娠を早くから希望する方も受診をしておくことをおすすめします。生理不順を放置している間に子宮内膜の変化が進むと、胎児発育不全や着床率の低下を引き起こすこともあります。
将来妊娠を考える場合は、自分で我慢しすぎずに専門機関に相談するようにしましょう。

最後に

生理不順は、多くがホルモンバランスの乱れによって起こります。ホルモンバランスが乱れる原因となるのは、睡眠不足や過度な運動、ストレスなどです。
生活習慣の見直しで改善できるものは早めに行い、難しければ薬剤での治療を検討しましょう。
生理不順は長すぎるもしくは、短すぎるなどいくつか種類があります。それぞれにあった治療法がありますので不安な方は医療機関で治療方法を相談してみるとよいでしょう。
また、生理不順の裏には婦人科系の疾患が隠れていることもあり、早めに見つけられる可能性もあります。
生理不順は多くの女性が抱える悩みですが、まずは規則正しく、ストレスとうまく向き合える生活を心がけていきましょう。

出典

一般社団法人 日本女性心身医学会 女性の病気について
健康サイトbyアリナミン製薬 生理不順・生理困難
これって生理不順?チェック方法や原因、治し方を解説
生理不順で産婦人科を受診したら何される?治し方や薬は?
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