アルクロキサ

成分名

アルクロキサ

適応症状

外傷の潰瘍
外傷の糜爛
進行性指掌角皮症
進行性指掌角皮症
熱傷の潰瘍
熱傷の糜爛

簡易説明

アルクロキサは、傷の治りをよくする薬です。主に角皮症や外傷・熱傷の治療で使用されます。皮膚角質の水分を保持する保湿効果があり、皮膚に潤いを与えます。
また、皮膚の再生を促進することで、傷の治りをよくします。進行性指掌角皮症のほか、外傷や火傷の治療に使用されます。医薬部外品では、歯磨剤などにも使われており、収れん作用で歯ぐきを引きしめる作用があり、歯肉炎の予防目的に配合されています。

処方可能な診療科目

内科/皮膚科/リウマチ科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安  :約1,000円~5,000円
薬代1gあたりの目安:6%約28.9円
薬代後発薬1gの目安:2%約7.9円
病院によって差が有り薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

発売開始:1984年5月

国内のジェネリック認可

国内ジェネリック認可あり

関連製品(先発薬)

イサロパン外用散6%【製薬メーカー:あすか製薬】

関連製品(ジェネリック)

アルキサ軟膏2%【製薬メーカー:小林化工】

効果・作用

アルクロキサは、保湿作用や、損傷した皮膚組織の血管新生や表皮形成を促進し、損傷部の治癒を促す効果があります。主に外傷の潰瘍、進行性指掌角皮症、進行性指掌角皮症などの治療に使用されます。

▼作用機序
アラントインの繊維芽細胞増殖・結合織代謝・血管新生促進作用による肉芽形成促進と表皮再生促進による損傷組織修復促進および、基剤の浸出液吸着作用にあると、考えられてます。

使用方法

1日1~3回患部に適量を散布してください。

副作用

主な副作用
皮膚そう痒感、皮膚疼痛、皮膚刺激感、過敏症状

※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

使用が出来ない方
■アルクロキサを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方、イサロパンはアレルギー反応を起こしてしまう為、使用できません。
▼イサロパンの有効成分
アルクロキサ
▼代表薬の添加物
炭酸マグネシウム、トウモロコシデンプン、パラオキシ安息香酸エチル

上記にあてはまる方は、アルクロキサを使用する事が出来ない可能性があります。
アルクロキサを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

併用注意薬
テトラサイクリン系外用剤
塩酸オキシテトラサイクリン外用剤
塩酸テトラサイクリン外用剤
ヨウ素化合物系殺菌消毒薬
ポビドンヨード
マーキュロクロム

上記を使用している方は、アルクロキサを使用する事が出来ない可能性があります。
アルクロキサを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬
現在併用禁忌薬に該当する医薬品はございません。

併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

アルクロキサに関する
よくある質問
塗るときの注意点はありますか?

汚染を防ぐために,容器の先端が患部に触れないように注意すること

イサロパン外用散6% 添付文書

【上記引用元:あすか製薬株式会社】

褥瘡で使用するときの注意点はありますか?

褥瘡の治療の場合には、体位変換、清潔、マッサージ栄養補給等の基本的ケアの実施も配慮すること

イサロパン外用散6% 添付文書

【上記引用元:あすか製薬株式会社】

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