カラミン

成分名

カラミン

適応症状

第1度熱傷の保護
第1度熱傷の収れん
湿疹・皮膚炎の保護
湿疹・皮膚炎の収れん
日焼けの保護
日焼けの収れん
汗疹の保護
汗疹の収れん

簡易説明

カラミンは、古くから使われているローション剤です。酸化亜鉛が含まれており、皮膚を保護し、炎症をやわらげる働きがあります。主に、あせも、日焼け、湿疹や皮膚炎、創傷などの肌を保護し整える時に使用されます。副作用が少ないため赤ちゃんに適した外用薬と言えます。

処方可能な診療科目

内科/皮膚科/小児科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安  :約1,000円~5,000円
薬代10mLあたりの目安:10mLg約11.6円
病院によって差が有り薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

発売年月日:1986年7月

国内のジェネリック認可

現在ジェネリック医薬品の製造はありません。

関連製品(先発薬)

カラミンローション*(丸石)【製薬メーカー:丸石製薬株式会社】

関連製品(ジェネリック)

現在ジェネリック医薬品の製造はありません。

効果・作用

カラミンは、酸化亜鉛が含まれているローション剤です。軽度の痒みの治療に使用されます。含まれている酸化亜鉛は、炎症をやわらげ、皮膚を乾燥させる働きがあります。副作用が少なく、赤ちゃんが使用するのに適しています。

▼作用機序
酸化亜鉛を外用で使用すると、皮膚のたん白質に結合、または吸着して不溶性の沈殿物や被膜を形成し、消炎、収れん、保護並びに緩和な防腐作用を現す。また、毛細血管の透過性を減少させ、血漿の滲出や白血球の遊出を抑制するので炎症を抑える(抗炎症作用)と共に、創面又は潰瘍面などを乾燥させる。

使用方法

用時よく振盪し、1日数回適量を患部に塗布してください。

副作用

主な副作用
過敏症状、発疹、皮膚刺激感

※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

使用が出来ない方
・広範囲熱傷
・重度熱傷
・患部湿潤
■カラミンを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方、カラミンローション*(丸石)はアレルギー反応を起こしてしまう為、使用できません。
▼カラミンローション*(丸石)の有効成分
カラミン
▼代表薬の添加物
グリセリン、ベントナイト、水酸化カルシウム

上記にあてはまる方は、カラミンを使用する事が出来ない可能性があります。
カラミンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

現在併用禁忌薬に該当する医薬品はありません。

併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

カラミンに関する
よくある質問
全身に使用して大丈夫ですか?

眼には使用しないこと。

カラミンローション*(丸石)添付文書

【上記引用元:丸石製薬株式会社】

使い方で注意点はありますか?

よく振盪してご使用下さい

カラミンローション*(丸石)添付文書

【上記引用元:丸石製薬株式会社】

参考元一覧

カラミンローション*(丸石)添付文書【丸石製薬株式会社】

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