成分名 |
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物 |
適応症状 |
・毛細血管抵抗性の減弱もしくは透過性の亢進によって起こる出血傾向
・毛細血管抵抗性の減弱によって起こる皮膚もしくは粘膜及び内膜からの出血、眼底出血・腎出血・子宮出血
・毛細血管抵抗性の減弱によって起こる手術中・術後の異常出血 |
簡易説明 |
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウムは、出血症状の改善に使用される薬剤です。過去の薬剤では水に溶けにくい性質を持っていたため、経口薬のみしか適応できませんでしたが、本剤は注射化を実現しました。よって、経口摂取が難しい高齢者や緊急時の手術にも使用ができるようになりました。田辺三菱製薬が販売しておりましたが、現在はニプロESファーマ株式会社に販売移管しています。後発品も多数発売されています。 |
処方可能な診療科目 |
循環器内科/外科など |
健康保険の適応 |
健康保険適応 |
病院で処方してもらう時の費用目安 |
<先発品>
【製薬メーカー:ニプロESファーマ】
アドナ錠10mg約5.9円/(薬価)、アドナ錠30mg約8.6円/(薬価)、アドナ散10%約36.8円/g(薬価)
<後発品>
【製薬メーカー:陽進堂】カルバゾクロムスルホン酸Na錠30mg「YD」約5.9円
【製薬メーカー:鶴原製薬】カルバゾクロムスルホン酸Na錠30mg「ツルハラ」約5.9円
【製薬メーカー:鶴原製薬】カルバゾクロムスルホン酸Na細粒10%「ツルハラ」約8.4円/g
【製薬メーカー:東和薬品】カルバゾクロムスルホン酸Na錠30mg「トーワ」約5.9円
【製薬メーカー:あすか製薬】カルバゾクロムスルホン酸Na錠30mg「あすか」約5.9円
【製薬メーカー:日医工】
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム錠10mg「日医工」約5.1円
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム錠30mg「日医工」約5.9円
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム散10%「日医工」約8.4円/g
※病院によって差が有り、薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になります。
以下の剤形は、処方薬ではありません。
<先発品>
アドナ注10mg【製薬メーカー:ニプロESファーマ】10mg1管63円
アドナ注(静脈用)25mg【製薬メーカー:ニプロESファーマ】25mg1管59円
アドナ注(静脈用)50m【製薬メーカー:ニプロESファーマ】50mg1管59円
アドナ注(静脈用)100m【製薬メーカー:ニプロESファーマ】100mg1管88円
<後発品>
カルバゾクロムスルホン酸Na静注100mg「トーワ」【製薬メーカー:東和薬品】100mg1管57円
カルバゾクロムスルホン酸Na静注25mg「フソー」【製薬メーカー:扶桑薬品工業】25mg1管57円
カルバゾクロムスルホン酸Na静注50mg「フソー」【製薬メーカー:扶桑薬品工業】50mg1管57円
カルバゾクロムスルホン酸Na静注100mg「フソー」【製薬メーカー:扶桑薬品工業】100mg1管57円
カルバゾクロムスルホン酸Na静注100mg「日新」【製薬メーカー:日新製薬-山形】100mg1管57円
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム静注液25mg「日医工」【製薬メーカー:日医工】25mg1管57円
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム静注液50mg「日医工」【製薬メーカー:日医工】50mg1管57円
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム静注液100mg「日医工」【製薬メーカー:日医工】100mg1管57円 |
厚生労働省による認可、または発売年月日 |
1965年6月発売(アドナ錠10mg)
1970年8月発売(アドナ錠30mg)
1959年4月発売(アドナ散10%)
1956年10月発売(アドナ注10mg)
1957年9月発売(アドナ注(静脈用)25mg)
1959年4月発売(アドナ注(静脈用)50mg)
1967年12月発売(アドナ注(静脈用)100mg) |
国内のジェネリック認可 |
国内ジェネリック認可あり |
関連製品(先発薬) |
アドナ錠10mg/30mg【製薬メーカー:ニプロESファーマ】
アドナ散10%【製薬メーカー:ニプロESファーマ】
アドナ注10mg【製薬メーカー:ニプロESファーマ】
アドナ注(静脈用)25mg/50mg/100mg【製薬メーカー:ニプロESファーマ】 |
関連製品(ジェネリック) |
カルバゾクロムスルホン酸Na錠30mg「YD」【製薬メーカー:陽進堂】
カルバゾクロムスルホン酸Na錠30mg「ツルハラ」、細粒10%「ツルハラ」【製薬メーカー:鶴原製薬】
カルバゾクロムスルホン酸Na錠30mg「トーワ」【製薬メーカー:東和薬品】
カルバゾクロムスルホン酸Na錠30mg「あすか」【製薬メーカー:あすか製薬】
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム錠10mg/30mg/散10%「日医工」【製薬メーカー:日医工】
カルバゾクロムスルホン酸Na静注100mg「トーワ」【製薬メーカー:東和薬品】
カルバゾクロムスルホン酸Na静注25mg/50mg/100mg「フソー」【製薬メーカー:扶桑薬品工業】
カルバゾクロムスルホン酸Na静注100mg「日新」【製薬メーカー:日新製薬-山形】
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム静注液25mg/50mg/100mg「日医工」【製薬メーカー:日医工】 |
海外での使用実績 |
アドナ注射はインドネシアなどで発売されています。
アドナ錠は、外国では発売されていません。 |
効果・作用 |
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウムは、細い血管に作用し、血液透過性亢進を抑えることで、血管抵抗力を強くさせます。血液凝固系に影響をほとんど与えずに、止血効果を示すことが動物実験により認められています。これまでの薬剤は水に溶けにくく注射剤として使用することが難しい面がありましたが、本剤は水溶性を高めることで注射化を実現させました。
臨床試験としては、74施設、合計1521名を対象に、2種の二重盲検比較試験を実施しています。結果、毛細血管抵抗力を高めることに加えて出血状態・出血症状の改善が示されました。
また、血管が弱まっている高血圧症もしくは動脈硬化症41例を対象とした二重盲検比較試験を行ったところ、血管抵抗値の有意な増強効果が示されました。
血管が弱まっている高血圧症・糖尿病・紫斑病等の患者51例を対象とした二重盲検比較試験を行ったところ、血管抵抗値を有意に強くさせ、皮下出血などの出血症状も同時に改善しました。
ウサギを対象に、1kgあたり5㎎、10㎎を静脈内投与したところ、呼吸や血圧の変動は認められませんでした。また、同様に、血小板数の変動、血液凝固時間の変動、血管の収縮にも異常な影響を及ぼさないことが認められています。 |
使用方法 |
アドナ錠の場合、1日30~90mgを3回にわけて経口投与します。
アドナ注10㎎の場合、1管を皮下注射もしくは筋肉内に注射します。
アドナ注(静脈用)の場合、25~100㎎を静脈内注射もしくは点滴します。
患者の状態によって、増やしたり減らしたりすることが可能です。 |
副作用 |
主な副作用
注射部位の痛みや蕁麻疹、食欲不振など
最も多い副作用でも5%未満となっております。
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー
※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。 |
使用に注意が必要な方 使用出来ない方 |
使用が出来ない方 ■カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物を配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方はアレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。
▼アドナの有効成分
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物
▼代表薬の添加物
カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウム、デキストリン、二酸化ケイ素、乳糖水和物、トウモロコシデンプン、セルロース
使用に注意が必要な方 ・以前、カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物を使用して過敏症となったことのある方は注意をしてください。
・高齢者は一般的に生理機能が低下しているため、使用する際は減量するなど注意をしてください。
上記にあてはまる方は、カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物を使用する事が出来ない可能性があります。 カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物を使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。 |
併用禁忌薬 |
現在併用禁忌薬に該当する医薬品はありません。
併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です 現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。 |
カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物に関する よくある質問 |
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参考元一覧 |
アドナ注10mg 添付文書 |
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