ネパフェナク

成分名

ネパフェナク

適応症状

内眼部手術の術後炎症

簡易説明

・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs〔エヌセイズ〕の点眼用製剤で、「シクロオキシゲナーゼ(COX)」という酵素を妨害します。
・炎症などを引き起こす体内物質「プロスタグランジン(PG)」の生成を抑制することで、炎症や痛みなどを抑えます。主に、結膜炎や眼手術時などに使われております。
・目の手術の際に処方され、白内障の手術のほか、緑内障、硝子体、内眼部レーザー手術などで使用され、炎症が抑えれることで傷の治りがよくなります。

処方可能な診療科目

内科/眼科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安  :約1000円~
薬代1錠あたりの目安:153円/ml【製薬メーカー:ノバルティスファーマ】
薬代後発薬1錠の目安:1331 3ml/【製薬メーカー:NOVARTIS】
病院によって差が有り薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

販売開始年月 : 2010年12月

国内のジェネリック認可

現在ジェネリック医薬品の製造はありません。(海外のみ)

関連製品(先発薬)

ネバナック懸濁性点眼液0.1%【製薬メーカー:ノバルティスファーマ】

関連製品(ジェネリック)

イレブロ点眼薬0.3%【製薬メーカー:NOVARTIS】

効果・作用

・目の炎症を鎮め「腫れや発赤、痛み」などの症状を抑えます。
・ 炎症を引き起こす「プロスタグランジン(PG)」という物質の生合成を抑える作用があり、 処方されるのは目の手術のときとなっております。主に、 白内障の手術、緑内障、硝子体、内眼部レーザー手術などで用いられ、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs〔エヌセイズとなります。
・点眼後に加水分解酵素によリ活性代謝物のアンフェナクに変換され、効力を発揮し、この特性により、角膜透過性が高まり、有効成分が患部組織に速やかに移行します。
・アンフェナクのシクロオキシゲナーゼ(COX)阻害によるプロスタグランジン生合成阻害であると考えられております。また、COX-1に対するIC50値は64.3μMでとなっており、活性代謝物であるアンフェナクのIC50値はCOX-1に対しては0.25μM、COX-2に対しては0.15μMとなっております。

▼特徴として▼
・プロドラッグ製剤で、狙った組織で、強力に効果を発揮します。また、副作用が少ないのも特徴です。
・角膜への早い透過性が高く、点眼後に速やかに眼の中に浸透していくので、効果が速くあらわれます。
・内障などの手術後に起こる合併症である「嚢胞様黄斑浮腫」の発症を効果的に抑制いたします。点眼後に、懸濁性のため、1~3分程度ぼやけがありますが、眼になじみ、吸収されると視界がスッキリします。

▼非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)とは▼
・Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs(非ステロイド性抗炎症薬)の略称。
・体内で炎症や疼痛、発熱など引きおこす要因となる物質の「プロスタグランジン」があり、体内でプロスタグランジンはアラキドン酸という物質からシクロオキシゲナーゼ(COX)という酵素の働きなどによって生成されております。
・PGは炎症や痛みを引き起こす要因となり、脳の視床下部にある体温調節中枢に情報を伝え、この情報を受け取った体温調節中枢は身体各部に体温を上げるように指示を出すことで発熱が生じます。
・非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)はCOXを妨害することでPGの生成を抑制し、痛みや炎症、発熱などを抑える解熱・鎮痛・抗炎症作用があります。
・全身への作用を期待して用いる製剤と、局所への作用を期待して用いる製剤がありますが、内服薬・坐剤・注射剤などの主に全身への作用を期待して用いる製剤となっております。
・COXには種類があり、COX1という酵素は胃粘膜保護や血小板凝集などに関係しております。それによりNSAIDsは胃腸障害(消化器症状)を引きおこしたり、血小板凝集を抑えるなどの作用をあらわす場合もあります。

▼白内障とは▼
水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気のことです。
水晶体とは、目の中でカメラのレンズのような働きがある組織で、外からの光を集めてピントを合わせる働きがあります。透明な組織で、白内障になると、白く濁り、集めた光がうまく眼底に届かなくなり「視界が全体的にかすむ、視力が低下する、光をまぶしく感じる、暗いときと明るいときで見え方が違う」などの症状があらわれます。

▼他の非ステロイド性抗炎症薬(点眼薬)▼
ジクロード/ニフラン/ブロナック/ネバナック

使用方法

・手術前日より、用時よく振り混ぜた後、1回1滴、1日3回点眼すること
※手術日は術前3回、術後1回点眼すること

〈点眼方法〉
①点眼前によく手指を洗いましょう。
②点眼の際に、容器の先端が直接目にふれないように注意してください。
③点眼後、まぶたを閉じて1~5分間目がしらを指先で押さえてください。あふれた液は清潔なティッシュなどでふき取りましょう。他の目薬を次に点眼する際には、5分以上間隔をあけてください。
※点眼し忘れた場合、すぐに1回分を点眼してください。また、次に点眼する時間が近い場合は点眼せず、次の点眼時間に1回分を点眼してください。
※2回分を一度に点眼するのはおやめください。

副作用

主な副作用
ネパフェナクには、副作用が起こる可能性があります。
ネパフェナクを服用した場合、どのような副作用が起こるか知っておきましょう。

アレルギー性結膜炎、結膜炎、眼異物感、眼そう痒症、眼脂、眼瞼炎、角膜炎、角膜障害、眼瞼縁痂皮、眼痛、結膜充血

重大な副作用
極めて稀な副作用ですが、重度の副作用にご注意下さい。
重篤な副作用の発生率は低いですが、用法や用量を間違えると命に危険を及ぼすような、重篤な副作用が発生する恐れもあります。
異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。

角膜潰瘍、角膜穿孔、角膜糜爛

その他の副作用
流涙増加、虹彩炎、眼部不快感、角膜沈着物、脈絡膜滲出、霧視、過敏症、悪心、皮膚弛緩症、頭痛

※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

使用が出来ない方
■ネパフェナクを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方 ネバナックは、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。

▼ネバナックの有効成分
ネパフェナク
▼代表薬の添加物
D-マンニトール、カルボキシビニルポリマー、チロキサポール、エデト酸ナトリウム水和物、ベンザルコニウム塩化物、等張化剤、pH調節剤2成分

・妊婦/産婦
・過敏症

使用に注意が必要な方
・角膜上皮障害

上記にあてはまる方は、ネパフェナクを使用する事が出来ない可能性があります。
ネパフェナクを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

併用禁忌薬
ヒダントイン系抗てんかん剤/クマリン系抗凝血剤/サルファ剤/スルホニルウレア系薬剤

上記の併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

よくある質問
ネバナックの術後使用期間はどうなってますか?

手術後1カ月は抗生薬(クラビット)、消炎薬(リンデロン、ネバナック)、を日に4回、散瞳薬(ミドリンP)を1日1回点眼となっております。

ネバナック点眼の順番はどうなりますか?

手術前日より、用時よく振ってから1回1滴を1日3回点眼します。 但し、手術日は術前3回、術後1回点眼します。

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医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。