オキシグルタチオン

成分名

オキシグルタチオン

適応症状

白内障手術時の洗浄
白内障手術時の眼灌流
硝子体手術時の洗浄
硝子体手術時の眼灌流
緑内障手術時の洗浄
緑内障手術時の眼灌流

簡易説明

オキシグルタチオンは、眼科手術時の眼内および眼外の洗浄液です。眼科手術で長時間の眼灌流・洗浄からの組織障害を防御する効果があります。

処方可能な診療科目

内科/眼科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安  :約1,000円~5,000円
薬代1瓶あたりの目安:0.0184%約3007.5円
薬代後発薬1瓶の目安:0.0184%約3583.7円
病院によって差が有り薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

発売開始年月 : 1992年1月

国内のジェネリック認可

国内ジェネリック認可あり

関連製品(先発薬)

ビーエスエスプラス500眼灌流液0.0184%【製薬メーカー:日本アルコン】

関連製品(ジェネリック)

オキシグルタチオン眼灌流液0.0184%キット「センジュ」【製薬メーカー:千寿製薬】

効果・作用

オキシグルタチオンは、すべての組織に分布するグルタチオンの酸化型で、ペントース回路における反応速度を調節します。また、角膜内皮の透明性の維持に関係している≪ATPase活性≫をコントロールし、内皮細胞層のバリアー機能、およびポンプ機能を受け持ってます。これにより、眼科手術における長時間の、眼灌流・洗浄からの組織障害を防御する効果があります。

▼作用部位:角膜を主とする眼組織
▼作用機序:角膜内皮のバリアー機能、およびポンプ機能を保護し、眼組織機能を
保持します。

使用方法

オキシグルタチオン溶液を希釈液で希釈し、眼科手術時に眼内及び眼外の灌流及び洗浄を目的とし、通常、次記の量を目安として適量を使用してください。
※術式、および手術時間等により適宜増減します。

白内障手術:60~240mL
硝子体手術:90~400mL
緑内障手術:30~260mL

副作用

主な副作用
角膜浮腫、角膜混濁

※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

使用が出来ない方
■オキシグルタチオンを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方、ビーエスエスプラスはアレルギー反応を起こしてしまう為、使用できません。
▼ビーエスエスプラスの有効成分
オキシグルタチオン
▼代表薬の添加物
ブドウ糖、等張化剤、pH調節剤

使用に注意が必要な方
糖尿病の合併症のある硝子体手術
上記にあてはまる方は、オキシグルタチオンを使用する事が出来ない可能性があります。
オキシグルタチオンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

上記にあてはまる方は、オキシグルタチオンを使用する事が出来ない可能性があります。
オキシグルタチオンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

現在併用禁忌薬に該当する医薬品はありません。

併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

オキシグルタチオンに関する
よくある質問
余った薬剤は保管してまた使用できますか?

使用は1回限りとし、残液は廃棄すること(本剤は保存剤を含有しないので、二次汚染のおそれがある)。

ビーエスエスプラス500眼灌流液0.0184% 添付文書

【上記引用元:日本アルコン株式会社】

希釈したものに使用期限はありますか?

希釈後6時間以内に使用すること。

ビーエスエスプラス500眼灌流液0.0184% 添付文書

【上記引用元:日本アルコン株式会社】

参考元一覧

ビーエスエスプラス500眼灌流液0.0184% 添付文書【日本アルコン株式会社】

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