成分名 | ビサコジル |
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適応症状 | ・便秘症
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簡易説明 | ビサコジルは大腸を刺激することによって便通を改善する成分です。腸のぜん動運動が低下している便秘では、便を押し出すためのぜん動運動が十分に行われていないため大腸内に便がたまってしまい、その結果、便からどんどん水分がなくなっていき最終的に硬くなってしまいます。具体的なビサコジルの作用としては、結腸や直腸の粘膜における「副交感神経」に作用することにより腸のぜん動運動を活発にし、それと同時に結腸で便の水分が身体に再吸収されるのを抑えることで便中の水分を保ち、スムーズな排便を促すことができます。 |
処方可能な診療科目 | 内科/小児科/消化器内科/消化器外科/外科など |
健康保険の適応 | 健康保険適応 |
病院で処方してもらう時の費用目安 | 診察料などの目安 :約1000円~2000円
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厚生労働省による認可、または発売年月日 | 発売年月:1968年3月 |
国内のジェネリック認可 | 国内ジェネリック認可あり |
関連製品(先発薬) | テレミンソフト坐薬2mg/テレミンソフト坐薬10mg【製薬メーカー:EAファーマ】 |
関連製品(ジェネリック) | ビサコジル坐剤乳幼児用2mg「JG」(長生堂製薬)/ビサコジル坐剤10mg「JG」(長生堂製薬)/ ビサコジル坐剤2mg「日新」(日新製薬)/ビサコジル坐剤10mg「日新」(日新製薬) |
効果・作用 | ビサコジルは便秘症に使用する薬ですが、「便秘症」とは一般的に4~5日以上にわたって便が出ない状態ことをいう事が多いです。便通の状態については個人差が非常に大きく、1~2日排便がなくても不快感がなければ、便秘とは言えません。ただし毎日排便があったとしても排便量が少なく残便感がありすっきりしないような状態なら便秘と言えます。ほかにも排便時に息んだりそれにともなう痛みがあったり、不快感、お腹のハリ、腹痛などがあったりして日常生活に支障をきたす場合は便秘症と言えます。
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使用方法 | ・乳幼児:通常1回、ビサコジル2ミリグラムを1日1〜2回、肛門内に挿入することができます。
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副作用 | 主な副作用 ※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。 |
使用に注意が必要な方 使用出来ない方 |
使用が出来ない方 使用に注意が必要な方 上記にあてはまる方は、ビサコジルを使用する事が出来ない可能性があります。 |
併用禁忌薬 | 現在併用禁忌薬に該当する医薬品はありません。 併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です |
よくある質問 |
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