成分名 | アムホテリシンB |
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適応症状 | 消化管におけるカンジダ異常増殖、真菌血症、呼吸器真菌症、真菌髄膜炎、播種性真菌症 |
簡易説明 | ポリエンマクロライド系抗真菌性抗生物質である。有効成分は、アムホテリシンBであり、主にカンジダ属、アスペルギルス属等の病原真菌に対し抗菌力を示す。しかし、グラム陽性菌、 グラム陰性菌、ウイルス等には、ほとんど効果を示さない。
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処方可能な診療科目 | 消化器/呼吸器/泌尿器など |
健康保険の適応 | 健康保険の適応あり |
病院で処方してもらう時の費用目安 | 診察料などの目安 :約3,000円~10,000円
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厚生労働省による認可、または発売年月日 | ハリゾン錠100mg 販売開始 1987年10月
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国内のジェネリック認可 | ジェネリック医薬品あり |
関連製品(先発薬) | アムビゾーム点滴静注用50mg
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関連製品(ジェネリック) | ハリゾン錠100mg
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効果・作用 | アムホテリシンBを有効成分とする薬剤は、ポリエンマクロライド系抗真菌性抗生物質に分類され、真菌に対して効果を発揮する。錠剤やシロップ剤などの内服薬と注射剤が存在するが、適応が異なる。内服薬では、消化管におけるカンジダ異常増殖が適応となる。主に免疫機能が低下することで発症する。他にも、HIVや糖尿病、悪性腫瘍などにより、免疫機能が低下することを原因として発症することもある。また、ステロイド薬などの長期連用による免疫機能低下なども原因となる。いずれにせよ、免疫機能が低下することや全身状態が悪くなった時に発症する可能性がある。症状は、自覚症状がなく、検査で発見されるケースもあるが、咽頭や胸部の違和感や嚥下時痛、心窩部痛、嘔気、嘔吐などが認められる。注射剤は、深在性感染症が主な適応になる。移植やステロイドの内服などにより免疫機能の低下により、体の深部に入り込む疾患。内服薬とは異なり、注射薬は調製が必要。希釈や溶解する輸液にも注意が必要である。点滴速度にも注意が必要で、投与時関連反応の発現の可能性もある。その場合は、一時点滴の中断や点滴速度をゆっくりにするなどの対応が求められる。事前に抗ヒスタミン薬などの投与で投与時関連反応を抑制できるとの報告もある。 |
使用方法 | ハリゾン錠100mg: 成人に対し1回1錠を1日2〜4回食後経口投与する。なお年齢、症状により適宜増減する。
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副作用 | ショック・アナフィラキシー/皮膚粘膜眼症候群/中毒性表皮壊死症/投与時関連反応/腎障害/肝障害など ※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。 |
使用に注意が必要な方 使用出来ない方 |
使用が出来ない方 使用に注意が必要な方 上記にあてはまる方は、アムホテリシンBを使用する事が出来ない可能性があります。 |
併用禁忌薬 | 併用注意薬 上記を使用している方は、アムホテリシンBを使用する事が出来ない可能性があります。 併用禁忌薬 上記の併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です |
アカラブルチニブに関する よくある質問 |
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