クエン酸アルベリン

成分名

クエン酸アルベリン

適応症状

過敏性腸症候群/憩室症/痛みを伴う期間に関連する下腹部(腹部)のけいれんや膨満感など

簡易説明

クエン酸アルベリンは鎮痙剤と呼ばれる成分で、腸管平滑筋を弛緩させることにより胃腸の過剰な運動を抑えます。
腸内の筋肉に直接作用し、腸をリラックスさせます。
リラックス状態になると腸内で起こる筋肉の痙攣を防げるため、腹痛や膨満感、便秘、下痢などが起こりにくくなります。
「クエン酸アルベリン」は、「シメチコン」と組み合わせることで、プラセボ対照試験における腹痛及び不快感を効果的に軽減することが示されています。

処方可能な診療科目

処方可能な診療科目はありません。(日本国内未承認の為)

健康保険の適応

保険適応外

病院で処方してもらう時の費用目安

日本国内未承認のためデータなし

厚生労働省による認可、または発売年月日

-

国内のジェネリック認可

-

関連製品(先発薬)

メテオスパスミル【製薬メーカー:Laboratories Mayoly Spindler】

関連製品(ジェネリック)

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効果・作用

クエン酸アルベリンは鎮痙剤と呼ばれる成分で、腸管平滑筋を弛緩させることにより胃腸の過剰な運動を抑えます。
腸内の筋肉に直接作用し、腸をリラックスさせます。
「クエン酸アルベリン」は、「シメチコン」と組み合わせることで、プラセボ対照試験における腹痛及び不快感を効果的に軽減することが示されています。
ここでは、「クエン酸アルベリン」と「シメチコン」が配合された「メテオスパスミル」の効果作用を記載させて頂きます。
メテオスパスミルは、胃や腸内に溜まったガスの排出を促す薬で、
「シメチコン300mg」と「クエン酸アルベリン60mg」が配合されています。
「シメチコン」は胃腸管内のガスの表面張力を低下させることで消泡し、腹部の膨張感や圧迫感を軽減します。
「クエン酸アルベリン」は、腸管平滑筋を弛緩させる作用があり、胃腸の蠕動運動を抑えます。
2つの有効成分が組み合わさることで消化器が正常な状態へと改善され、ガス溜まりによる腹部の不快感や腹痛など様々な不調を緩和します。

使用方法

「クエン酸アルベリン」と「シメチコン」が配合された「メテオスパスミル」の使用方法を記載させて頂きます。

通常、成人は1回1錠を1日2~3回、食前に投与する。

※本剤は、日本国内での適応がないため、使用前に必ず医師・薬剤師にご相談ください。

副作用

「クエン酸アルベリン」と「シメチコン」が配合された「メテオスパスミル」の副作用を記載させて頂きます。
■メテオスパスミルの主な副作用

軟便/胃部不快感/下痢/腹痛/めまい/頭痛/吐き気/発疹/かゆみなど

まれに、黄疸/肝機能検査異常/アナフィラキシー/呼吸困難などの症状が現れる場合があります。

※重篤な副作用の発生率は低いですが、用法や用量を間違えると命に危険を及ぼすような、重篤な副作用が発生する恐れもあります。
異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

「クエン酸アルベリン」と「シメチコン」が配合された「メテオスパスミル」についての事例を記載させて頂きます。
・麻痺性イレウスの方
・腸閉塞の方

・本剤に対し過敏症の既往歴のある方
・妊娠中・妊娠の可能性のある方

上記にあてはまる方は、クエン酸アルベリンを使用する事が出来ない可能性があります。
クエン酸アルベリンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

併用注意薬
・レボチロキシン
上記にあてはまる方は、クエン酸アルベリンを使用する事が出来ない可能性があります。
クエン酸アルベリンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬
現在は報告されておりません

併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

よくある質問
クエン酸アルベリン単体で服用することはできないのですか?

はい、現在、「クエン酸アルベリン」は、「シメチコン」と組み合わせることで、プラセボ対照試験における腹痛及び不快感を効果的に軽減することが示されております。「メテオスパスミル」というお薬がそのお薬になります。

薬を飲んだ後に車の運転をしてもいいですか?

本剤服用中は、めまいが生じる事があるため、車の運転や高所での作業など危険な行為は避けるようにしてください。

日本国内未承認とはどういうことですか?

「未承認薬」とは、海外で承認されていながら、日本では承認されていない薬のことです。
現在、未承認薬を使用したい場合は、個人で輸入する必要があります。
また病院で未承認薬による治療を受けることもありますが、その場合は、治療にかかったすべての費用を自己負担しなければならないこともあります。

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医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。