成分名 | リボフラビン酪酸エステル |
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適応症状 | 高コレステロール血症 /ビタミンB2欠乏症の予防及び治療/口角炎/口唇炎/舌炎/脂漏性湿疹/結膜炎/びまん性表層角膜炎などのビタミンB2欠乏由来だと思われるもの。
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簡易説明 | ビタミンB2(リボフラビン酢酸エステル)の製剤である。水溶性ビタミンのひとつです。糖質やタンパク質、脂質などの代謝に関与する。具体的には、酸化還元酵素の補酵素として働く。特に脂質を分解することによってエネルギーを産生するため、高コレステロール血症の患者に対して使用される場合がある。医療用だけでなく一般用医薬品としても存在するため、ドラッグストアなどで購入が可能。 |
処方可能な診療科目 | 内科/皮膚科/婦人科/産科など |
健康保険の適応 | 健康保険の適応あり |
病院で処方してもらう時の費用目安 | 診察料などの目安 :約2,500円~10,000円
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厚生労働省による認可、または発売年月日 | ハイボン錠20mg 販売開始 1966年8月
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国内のジェネリック認可 | ジェネリック医薬品あり |
関連製品(先発薬) | ハイボン錠20mg
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関連製品(ジェネリック) | リボフラビン酪酸エステル錠20mg「ツルハラ」/リボフラビン酪酸エステル細粒10%「ツルハラ」/リボフラビン酪酸エステル錠20mg「イセイ」/リボフラビン酪酸エステル錠20mg「杏林」 |
効果・作用 | リボフラビン酢酸エステルは内服後、リボフラビンとなります。リボフラビンは吸収されたのち、肝臓でリン酸化されたフラビンモノヌクレオチドとフラビンモノヌクレオチドにAMPが結合したフラビンアデニンジヌクレオチドの2つの形で生理活性を示す。糖質、タンパク質、脂質の代謝やエネルギー産生に関わる酸化還元酵素の補酵素として機能を発揮する。特に脂質の代謝を助ける働きがあり、高コレステロール血症に対して適応がある。また、皮膚や粘膜、髪や爪などの再生にも関与する重要なビタミンである。ビタミンB2は水溶性のビタミンであるため、尿中などから排泄されてしまうため、普段の食事などから摂取する必要がある。ビタミンB2が欠乏することによる口角炎や脂漏性湿疹、結膜炎、びまん性表層角膜炎などの症状を呈する可能性がある。本剤は、ビタミンB2が不足したことによる口角炎や脂漏性湿疹などの症状に適応がある。
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使用方法 | 高コレステロール血症に対して用いる場合とビタミンB2の補充を目的として使用する場合で用量が異なる。
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副作用 | 主な副作用 ※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。 |
使用に注意が必要な方 使用出来ない方 |
使用に注意が必要な方 上記にあてはまる方は、リボフラビン酪酸エステルを使用する事が出来ない可能性があります。 |
併用禁忌薬 | 併用注意薬 併用禁忌薬 併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です |
よくある質問 |
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