イミキモド

目次

成分名 適応症状 簡易説明 受診科目 健康保険の適応 費用目安 厚生労働省による認可 国内のジェネリック認可 関連製品(新薬) 関連製品(ジェネリック) 効果・作用 使用方法 副作用 使用注意・使えない方 併用禁忌薬よくある質問

成分名

イミキモド

適応症状

肛門周囲尖圭コンジローマ/外性器尖圭コンジローマ/禿頭部日光角化症/顔面日光角化症

簡易説明

尖圭コンジローマによって発症したイボを消失させる効果があります。
『ウイルスの増殖を抑える効果』『ウイルスに感染した細胞を破壊する効果』があり、この2つの効果で尖圭コンジローマを治療します。
効果はあくまで発症したイボに効果があり、尖圭コンジローマのウイルスを完全に死滅させる効果は期待できません

処方可能な診療科目

皮膚科/性病科/婦人科/泌尿器科/肛門科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安  :約2,500円~10,000円
凍結療法の目安   :約4000円
外科的切除の目安  :約3000円~7000円
クリーム1包の目安 :約1163.7円(薬価)
病院によって差が有り薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可

2007年12月販売開始

国内のジェネリック認可

日本国内におけるジェネリック認可なし

関連製品(新薬)

ベセルナクリーム【製薬メーカー:持田製薬】

関連製品(ジェネリック)

イミキモドクリーム

効果・作用

イミキモドが配合されている、ベセルナクリームという医薬品が有名です。

▼イミキモドの作用
イミキモドは尖圭コンジローマのヒト乳頭腫ウイルスであるHPV-6、HPV-11に対して『ウイルスの増殖を抑える効果』『ウイルスに感染した細胞を破壊する効果』の2つの働きがあります。
またイミキモドは尖圭コンジローマの症状だけではなく、日光角化症へも適応となっています。
日光角化症は紫外線を長期間浴びてしまったことによって、皮膚角化細胞のDNA損傷が増え損傷細胞に対する免疫応答が低下してしまっている状態です。
イミキモドで細胞性免疫応答の活性化や細胞の自殺を促す作用で日光角化症病変の消失に効果があるとされています。

【尖圭コンジローマとは?】
尖圭コンジローマとは、性器や肛門のまわりにカリフラワー状のようなイボができる病気です。
HPV(ヒトパピローウイルス)は人にのみ感染するウイルスで、一度感染してしまうと短期間で増殖してしまうほか、感染してから発症するまでに平均で2.8ヶ月ほどかかると言われています。
このHPVには良性と悪性のものに分類され、良性のHPVはコンジローマの原因になりますが悪性のものは子宮けいがんの原因になります。
男性の場合、自覚症状も少なく痛みや痒みといった症状もなく、知らない間にイボができてしまったという事が多く、放置してしまうとどんどん増え続けてしまい排尿や排泄が困難な状態になってしまいます。
女性に関しても同じような症状になり、女性部以外の場所(膣内や口腔内)に発症することもあり、中々気がつかない方も多く、放置してしまうことがあります。
自覚がないまま、パートナーとの性行為(オーラルセックスも含む)で感染させてしまうこともありますので注意が必要です。

使用方法

▼イミキモドが含まれているベセルナクリームの使用方法
【尖圭コンジローマの場合】
ベセルナクリームは適量を1日1回、週3回(1日おき)就寝前に患部に塗布して下さい。
①ベセルナクリームの包みを開封して、指先にお薬を適量しぼり出します
②ベセルナクリームを患部にうすく塗布します
(膣口及び尿動口に塗布した場合は腫れや痛みが伴い排尿が困難になることがあります。また、見えにくい場所にイボがあるときは鏡などで確認しながら患部にのみ塗布するようにして下さい)
③ベセルナクリームが見えなくなるまでやさしく患部に擦り込みます 患部は絆創膏やテープなどでおおわないようにしてください
④ベセルナクリームを塗布したあとは、必ず手を石鹸でよく洗ってください
⑤ベセルナクリームを塗布した状態で6~10時間保ち、その間は患部を洗わないでください
⑥6~10時間を目安にベセルナクリームを石鹸で洗い流してください
万が一塗布し忘れてしまった場合は、次の日の就寝前に使用してください。
その後2日間連続で使用しないようにしてください。
ベセルナクリームの使用は原則として16週間までとしてください。
誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに自身の判断での使用を止めないでください。

【日光角化症の場合】
ベセルナクリームは適量を1日1回、週3回(1日おき)就寝前に患部に塗布して下さい。
①ベセルナクリームの包みを開封して、指先にお薬を適量しぼり出します
②ベセルナクリームを患部にうすく塗布します (顔面または禿(とく)頭(とう)部以外の部位には使用しないでください)
③ベセルナクリームが見えなくなるまでやさしく患部に擦り込みます
治療部位(25平方センチメートルまでを目安)に最大1包塗り、クリームが見えなくなるまですり込んでください。
傷のある治療部位および治療部位の周辺の傷のある部位には使用しないでください 眼、口唇および鼻孔に付着しないように、注意してください。
患部は絆創膏やテープなどでおおわないようにしてください
④ベセルナクリームを塗布したあとは、必ず手を石鹸でよく洗ってください
⑤ベセルナクリームを塗布した状態で6~10時間保ち、その間は患部を洗わないでください
⑥8時間を目安にベセルナクリームを石鹸で洗い流してください
万が一塗布し忘れてしまった場合は、次の日の就寝前に使用してください。
その後2日間連続で使用しないようにしてください。
4週間休薬後に効果不十分のため4週間の追加塗布及び経過観察を行った後にも効果が認められない場合は、さらなる本剤の塗布は行わずに他の適切な治療に切り替えてください

■生活上の注意
・塗布した患部、またはその周辺に症状が強い皮膚の赤み、ただれ、潰瘍、表皮の はがれなどがあらわれやす部位になるので指示された使用方法・使用量を守ってください。
・治癒の過程で塗布した部位またはその周辺の皮膚の赤み、ただれ、表皮のはがれ、腫れなどがあらわれることがあります。このような症状が強い場合は、石鹸を用いて、水または温水でこの薬を洗い流し、ただちに医師または薬剤師に連絡してください。
・さむけ、発熱、筋肉痛などのインフルエンザのような症状があらわれることがあるので、これらの症状があらわれた場合は、ただちに医師または薬剤師に連絡してください。
・この薬を使用した後で、皮膚の色が変色したり脱色し元に戻らないことがあります。
・女性の場合、ベセルナクリームを腟口付近および尿道口付近に塗布した場合、尿道口付近およびその周辺に痛みや腫れがあらわれ、尿が出にくくなることがあるので、腟口付近および尿道口付近に塗る際は、注意してイボの部分にのみ塗ってください。
・仮性包茎等の男性では、包皮内のイボを治療する場合、皮膚の赤み、ただれ、表皮のはがれ、腫れなどがあらわれやすくなるので、毎日、包皮を反転させた上でイボの部分を洗い、包皮内を清潔に保ってください。
・この薬に含まれる油脂成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化させ、破損する可能性があるため、避妊用ラテックスゴム製品に薬が付かないように使用してください。
・セックスパートナーにこの薬がつくと、皮膚障害などがあらわれることがあるので、この薬を塗った状態での性行為は避けてください。
・ベセルナクリームを塗布した部位が日光にさらされると、光線過敏性反応(日光の当たる部分の発疹や水ぶくれ、過度の日焼け、皮膚の色素沈着、かゆみなど)があらわれることがあるので、使用後に、手指に残った薬または誤ってイボの部分以外(顔など)についた薬は石鹸を用いて、水または温水で洗い流してください。

副作用

イミキモドの副作用
紅斑/皮膚糜爛/表皮剥離/痂皮/過敏症/湿疹/皮膚落屑/皮膚乾燥/皮膚小水疱/皮膚亀裂/皮膚出血など

イミキモドには、副作用が起こる可能性があります。
イミキモドを服用した場合、どのような副作用が起こるか知っておきましょう。

副作用の出方は、個人差や服用量によっても違ってきます。
イミキモドは、医師や薬剤師に指示された、用法・用量を守っていれば安全に使用出来るお薬です。

■イミキモド副作用(重度)
極めて稀な副作用ですが、重度の副作用にご注意下さい。
▼皮膚障害(潰瘍、びらん、紅斑、浮腫、表皮剥離)
使用部位およびその周辺の皮膚のひどい潰瘍、ただれ、赤み、腫れ、表皮のはがれなど
▼排尿困難
尿が出にくい

重篤な副作用の発生率は低いですが、用法や用量を間違えると命に危険を及ぼすような、重篤な副作用が発生する恐れもあります。
異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

■イミキモドを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方(ベセルナクリームの場合)は、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。

▼ベセルナクリームの有効成分
イミキモド

▼ベセルナクリームの添加物
・イソステアリン酸
・ベンジルアルコール
・セタノール
・ステアリルアルコール
・白色ワセリン
・ポリソルベート 60
・モノステアリン酸ソルビタン
・濃グリセリン
・キサンタンガム
・パラオキシ安息香酸メチル
・パラオキシ安息香酸プロピル

■妊婦・授乳婦の方
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
■小児の方
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない

上記にあてはまる方は、イミキモドを使用する事が出来ない可能性があります。
イミキモドを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

ベセルナクリームと併用禁忌の薬はとくにありません。
ただし、併用する薬がある場合は念のため医師・薬剤師へ報告をしてください。

イミキモドに関する
よくある質問
生理中にクリームの使用は避けた方がいいいですか?

生理中も使用可能ですが、量が多い日は使用しなくても大丈夫です。

妊娠中の使用しても大丈夫でしょうか?

妊娠中に使用しても問題はありません。

サイト利用に関する注意事項

医薬品を使用する場合、必ず医師や薬剤師の指示に従って下さい。
医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。