ミコナゾール

成分名

ミコナゾール

適応症状

クリプトコックス、カンジダ、アスペルギルス、コクシジオイデスのうち本剤感性菌による真菌血症、肺真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎など

簡易説明

ミコナゾールは、抗真菌作用により真菌の一種であるカンジダの増殖を抑える抗真菌薬で、皮膚真菌症の治療に用います。
強い抗真菌活性と幅広い抗真菌スペクトルを特徴としており、水虫の原因菌である白癬菌だけではなく、カンジダや癜風菌にも有効で、殺菌的に作用することから、正しく治療すれば完全に治療することができます。

処方可能な診療科目

内科/皮膚科/耳鼻咽喉科/産婦人科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安 :約1000円~5000円程度
薬代1管あたりの目安:200mg約1536円
薬代1錠あたりの目安:50mg約1126円
薬代後発薬1gの目安:1%6円
※病院によって差が有ります。初診料・診察料・検査料などが必要です。

厚生労働省による認可、または発売年月日

【フロリードF注200mg】
販売開始年月 : 1986年2月
【フロリードDクリーム1%)】
販売開始年月 : 1981年1月
【フロリード腟坐剤100mg】
販売開始年月 : 1980年2月
【オラビ錠口腔用50mg】
販売開始年月 : 2019年2月

国内のジェネリック認可

ジェネリックがあります。

関連製品(先発薬)

フロリードゲル経口用2%【製薬メーカー:持田製薬】
フロリードDクリーム1%)【製薬メーカー:持田製薬】
フロリード腟坐剤100mg【製薬メーカー:持田製薬】
オラビ錠口腔用50mg【製薬メーカー:そーせい】

関連製品(ジェネリック)

ミコナゾール硝酸塩クリーム1%「YD」

海外での使用実績

ミコナゾールの主な外国での発売状況については、イギリスを含む複数国において販売されています。

効果・作用

ミコナゾールは、抗真菌作用により真菌の一種であるカンジダの増殖を抑える抗真菌薬です。
クリプトコックス、カンジダ、アスペルギルス、コクシジオイデスのうち本剤感性菌による真菌血症、肺真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎などの治療に用いられます。
カビである真菌が皮膚に感染しておこる病気が皮膚真菌症であり、多くは白癬菌やカンジダなどが原因でひきおこされます。
白癬症はカビの一種である白癬菌による皮膚感染症の総称で、足や爪の白癬・頭部白癬・股部白癬・体部白癬などに分かれます。
本剤は真菌の細胞膜などに作用して、その構造や機能などを障害することで抗真菌作用をあらわす薬で、本剤の剤形には軟膏剤、クリーム剤、液剤などがあり、薬剤によっては皮膚病変の状態や使用部位などに合わせた剤形選択が可能な場合もあります。
強い抗真菌活性と幅広い抗真菌スペクトルを特徴とすることから、水虫の原因菌である白癬菌にくわえてカンジダや癜風菌にも有効で、殺菌的に作用することから、正しく治療することで完全に治療することができます。
効き目が非常に良くて、刺激痛などの副作用も比較的少ないことから、皮膚真菌症の治療に広く用いられます。

使用方法

▼用法用量
「経口投与」
成人には1回1錠(ミコナゾールとして50mg)を1日1回、上顎歯肉(犬歯窩)に付着して用います。

「点滴静注」
本剤をミコナゾールとして200mgあたり200mL以上の生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈して、成人にはミコナゾールとして初回200mgより開始し、以後1回200mgから400mgを1日1回から3回、30分から60分以上かけて点滴静注します。ただし、輸液量が制限される場合には、ミコナゾールとして200mgあたり50mL以上の生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈して、30分から60分以上かけて点滴静注します。また、髄膜炎の場合は髄腔内注入を併用します。なお、年齢や症状により適宜増減します。

「髄腔内注入」
成人にはミコナゾールとして1日1回5mgから20mgを1日から7日毎に髄腔内に注入します。なお、年齢や症状により適宜増減します。

副作用

重大な副作用
▼ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)
ショック、アナフィラキシーがあらわれることがあります。悪心・嘔吐、血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難、チアノーゼ、意識低下等があらわれた場合には、直ちに投与を中止して、適切な処置を行ってください。

▼肝機能障害(5%未満)、黄疸(頻度不明)
肝機能障害、黄疸があらわれることがあります。観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止して、適切な処置を行ってください。

▼急性腎障害(頻度不明)
急性腎障害があらわれることがあります。観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止して、適切な処置を行ってください。

▼QT延長(頻度不明)、心室性不整脈(心室性期外収縮、torsades de pointesを含む心室頻拍等)
QT延長、心室性不整脈(心室性期外収縮、torsades de pointesを含む心室頻拍等)があらわれることがあります。観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止して、適切な処置を行ってください。

▼汎血球減少、白血球減少、血小板減少(いずれも頻度不明)
汎血球減少、白血球減少、血小板減少があらわれることがあります。観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止して、適切な処置を行ってください。

その他の副作用
発赤/紅斑/皮膚そう痒感/皮膚乾燥/皮膚亀裂/丘疹/接触性皮膚炎/皮膚びらん/皮膚刺激感/皮膚小水疱/落屑

※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

使用が出来ない方
■ミコナゾールを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方は、フロリードにアレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。

▼フロリードの有効成分
ミコナゾール
▼代表薬の添加物
[フロリードF注200mg]
・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、乳酸

[フロリードDクリーム1%)]
・ポリオキシエチレンセチルエーテル、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、ミリスチン酸イソプロピル、軽質流動パラフィン、セタノール

[フロリード腟坐剤100mg]
・ハードファット

[オラビ錠口腔用50mg]
・ヒプロメロース、濃縮乳タンパク質、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク

▼ワルファリンカリウム、ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ニソルジピン、ブロナンセリン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、リバーロキサバン、アスナプレビル、ロミタピドメシル酸塩、ルラシドン塩酸塩を投与中の患者
ワルファリンカリウム、ピモジド、キニジン硫酸塩水和物、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ニソルジピン、ブロナンセリン、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩、リバーロキサバン、アスナプレビル、ロミタピドメシル酸塩、ルラシドン塩酸塩を投与中の患者には使用できません。投与しないでください。

▼妊婦又は妊娠している可能性のある女性
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には使用できません。投与しないでください。

使用に注意が必要な方
■経口血糖降下剤(グリベンクラミド、グリクラジド、アセトヘキサミド等)を投与中の患者
経口血糖降下剤(グリベンクラミド、グリクラジド、アセトヘキサミド等)を投与中の患者は、血糖値その他患者の状態を十分観察しながら慎重に投与してください。低血糖症状をきたした症例が報告されています。

■本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を持つ患者
本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を持つ患者は、本剤の添加剤であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する医薬品でショックの発現が報告されています。観察を十分に行ったうえで、慎重に投与してください。異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処理を行ってください。

■薬物過敏症の既往歴のある患者
薬物過敏症の既往歴のある患者(ただし、本剤に対して過敏症の既往歴のある患者には投与しないこと)には、観察を十分に行ったうえで、慎重に投与してください。異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処理を行ってください。

■腎機能障害患者
腎機能障害患者は、症状を悪化させるおそれがあります。観察を十分に行ったうえで、慎重に投与してください。異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処理を行ってください。

■肝機能障害患者
肝機能障害患者は、症状を悪化させるおそれがあります。観察を十分に行ったうえで、慎重に投与してください。異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処理を行ってください。

■授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮して、授乳の継続又は中止を検討してください。

■小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していません。

■高齢者
高齢者は一般に生理機能が低下していることが多いため、用量を調節して慎重に投与してください。

上記にあてはまる方は、ミコナゾールを使用する事が出来ない可能性があります。
ミコナゾールを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

併用注意薬
・経口血糖降下剤
 グリベンクラミド
 グリクラジド
 アセトヘキサミド 等
・フェニトイン
・カルバマゼピン
・ドセタキセル
・パクリタキセル
・イリノテカン塩酸塩水和物
・シクロスポリン
・タクロリムス水和物
・アトルバスタチン
・ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
 ビンクリスチン硫酸塩
 ビノレルビン酒石酸塩
 ビンブラスチン硫酸塩 等
・ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤
 ニフェジピン
 アムロジピンベシル酸塩
 シルニジピン 等
・ベラパミル塩酸塩
・シルデナフィルクエン酸塩
・アルプラゾラム
・ミダゾラム
・ブロチゾラム
・メチルプレドニゾロン
・セレギリン塩酸塩
・エバスチン
・イマチニブメシル酸塩
・ジソピラミド
・シロスタゾール
・HIVプロテアーゼ阻害剤
 リトナビル
 ロピナビル.リトナビル
 ダルナビル エタノール付加物 等
・リファンピシン

上記を使用している方は、ミコナゾールを使用する事が出来ない可能性があります。
ミコナゾールを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬
・ワルファリンカリウム
 ワーファリン
・ピモジド
 オーラップ
・キニジン硫酸塩水和物
 キニジン硫酸塩
・トリアゾラム
 ハルシオン
・シンバスタチン
 リポバス
・アゼルニジピン
 カルブロック
・オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン
 レザルタス配合錠
・ニソルジピン
・ブロナンセリン
 ロナセン
・エルゴタミン酒石酸塩.無水カフェイン.イソプロピルアンチピリン
 クリアミン配合錠
・ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩
・リバーロキサバン
 イグザレルト
・アスナプレビル
 スンベプラ
・ロミタピドメシル酸塩
・ジャクスタピッド
・ルラシドン塩酸塩
 ラツーダ

上記の併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

アカラブルチニブに関する
よくある質問
市販の水虫薬を使用していますが、併用して問題ないですか?

併用については医師に相談してください。その際に市販の水虫薬を使用していることを、医師に必ず伝えてください。検査で菌が見つけにくいことがあります。

ミコナゾールを使った治療のコツは何ですか?

治療のポイントとして広めに塗ることです。また、根気よく続けることで周囲の菌や角質に潜んでいる菌を完全に死滅させることができます。

サイト利用に関する注意事項

医薬品を使用する場合、必ず医師や薬剤師の指示に従って下さい。
医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。