モメタゾンフランカルボン酸エステル

成分名

モメタゾンフランカルボン酸エステル

適応症状

アトピー性皮膚炎/湿疹・皮膚炎群/乾癬/アレルギー性鼻炎など

簡易説明

モメタゾンフランカルボン酸エステルは、炎症を鎮める作用があり、腫れ・赤みを抑制し、痛みやかゆみを緩和してくれる作用があります。
皮膚炎を抑えるのに短時間で効果が出るため、アトピー性皮膚炎など多くの湿疹やひふ疾患に幅広く用いられている、抗炎症作用と抗アレルギー作用のある成分となっています

処方可能な診療科目

耳鼻咽喉科、皮膚科、アレルギー科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安:約2,500円~約7,000円
薬代1錠あたりの目安:0.1%1g約14.8円(薬価)
病院によって差が有り。薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

1987年

国内のジェネリック認可

あり

関連製品(先発薬)

ナゾネックス(MSD)

関連製品(ジェネリック)

エロコン軟骨(MSD)/アズマネックス(MSD)アズマネックスツイストヘラー100μg60吸入/アズマネックスツイストヘラー200μg60吸入/フルメタ(シオノギファーマ)/フルメタ軟膏/フルメタクリーム/フルメタローション/フランカルボン酸モメタゾン(岩城製薬)/フランカルボン酸モメタゾン軟膏0.1%「イワキ」/フランカルボン酸モメタゾンクリーム0.1%「イワキ」/フランカルボン酸モメタゾンローション0.1%「イワキ」/モメタゾンフランカルボン酸エステル(前田薬品工業)/モメタゾンフランカルボン酸エステル軟膏0.1%「MYK」/モメタゾンフランカルボン酸エステルクリーム0.1%「MYK」/モメタゾンフランカルボン酸エステルローション0.1%「MYK」/ナゾネックス(MSD)/ナゾネックス点鼻液50μg56噴霧用/ナゾネックス点鼻液50μg112噴霧用(東興薬品工業)/モメタゾン点鼻液50μg「MYL」56噴霧用/モメタゾン点鼻液50μg「MYL」112噴霧用/モメタゾン (キョーリンリメディオ)/モメタゾン点鼻液50μg「杏林」56噴霧用/モメタゾン点鼻液50μg「杏林」112噴霧用/モメタゾン(日東メディック)/モメタゾン点鼻液50μg「ニットー」56噴霧用/モメタゾン点鼻液50μg「ニットー」112噴霧用/モメタゾン(高田製薬)モメタゾン点鼻液50μg「タカタ」56噴霧用/モメタゾン点鼻液50μg「タカタ」112噴霧用/モメタゾン(東和薬品)/モメタゾン点鼻液50μg「トーワ」56噴霧用/モメタゾン点鼻液50μg「トーワ」112噴霧用/モメタゾン(日本ジェネリック)/モメタゾン点鼻液50μg「JG」56噴霧用/モメタゾン点鼻液50μg「JG」112噴霧用/モメタゾン(東亜薬品)/モメタゾン点鼻液50μg「CEO」56噴霧用/モメタゾン点鼻液50μg「CEO」112噴霧用など

効果・作用

モメタゾンフランカルボン酸エステルは、皮膚病、花粉症、喘息などの治療に使用されます。ステロイド系抗炎症薬です。
皮膚に直接塗布して使用するものもあれば、点鼻液・スプレーで使用するものもあり、喘息発作の予防として吸入する場合もあるお薬になっており、様々な用途で用いられている成分になっています。
腫れ・かゆみ、赤み・炎症に対して即効的に抑制する作用があります。

使用方法

軟膏の場合、1日1回~数回、患部に適量を塗布してください。

副作用

モメタゾンフランカルボン酸エステルの主な副作用として
・過敏症
・皮膚の感染症
・下垂体
・副腎皮質系機能障害
・眼圧亢進
・緑内障
・後のう白内障
などが挙げられます。
もし気になる副作用が出た場合は医師に相談するようにしましょう。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

【使用に注意が必要な方】
・以前に薬を使用してアレルギー症状が出た事がある方
・妊婦・産婦の方
・その他のアレルギー用薬などを使用している方
など

併用禁忌薬

▼使用禁忌
・細菌・真菌・スピロヘータ・ウイルス皮膚感染症の方
・動物性皮膚疾患の方
・湿疹性外耳道炎の方
・潰瘍(ベーチェット病は除く)
・第2度深在性以上の熱傷・凍傷の方など
上記を使用されている方は使用できない可能性がありますので、医師に相談の上、使用するようにしましょう。

よくある質問
モメタゾンフランカルボン酸エステルの点鼻薬は継続使用するものですか?

アレルギー性鼻炎治療に使用するステロイド剤なので、一定期間の継続使用する事で効果が治療できるものになります。

モメタゾンフランカルボン酸エステル0.1%の軟膏はどのくらいの強さになりますか?
5段階で2番目の強さに位置付けられているお薬になります。

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