ベタメタゾン

目次

成分名 適応症状 簡易説明 受診科目 健康保険の適応 費用目安 厚生労働省による認可 国内のジェネリック認可 関連製品(新薬) 関連製品(ジェネリック) 効果・作用 使用方法 副作用 使用注意・使えない方 併用禁忌薬よくある質問

成分名

ベタメタゾン

適応症状

慢性副腎不全(アジソン病)/膠原病/関節リウマチ/ネフローゼ/潰瘍性大腸炎/喘息/湿疹/アトピー/アレルギー性鼻炎/結膜炎/角膜炎/メニエル病(めまい、耳鳴り)/顔面神経麻痺/重症筋無力症/いろいろな血液の病気/臓器移植後の拒絶反応の抑制など

簡易説明

炎症やアレルギーを抑制する作用があるので、炎症性・免疫系・アレルギー性の病気などに幅広く使用されています。
薬効時間が長く強力なステロイド薬になり、むくみや急激な血圧上昇がでることが少ないです。

処方可能な診療科目

内科/呼吸器内科/皮膚科/耳鼻咽喉科/整形外科/眼科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安:約1000円~5000円程度
新薬の目安:錠剤13.9円 散29.9円 シロップ6.6円 点眼・点耳・点鼻液41.8~65.6円
注射液2㎎4㎎20㎎100㎎178~1375円 軟膏17.5~27.3円 クリーム17.5~27.3円 ローション25.7円 坐剤68.5~96.7円(薬価)
後発薬の目安:錠剤6.3円 散19.9円 点眼・点耳・点鼻液21.8円 注腸411.9~584.3円
注射液2㎎4㎎20㎎62~434円 クリーム6~12.5円 軟膏6~13.4円 ローション6~13.4円(薬価)
※病院によって差が有り。薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可

1972年2月発売開始【ベタメタゾン錠0.5mg】

国内のジェネリック認可

ジェネリック有り

関連製品(新薬)

リンデロン坐剤0.5mg1.0㎎/リンデロン錠0.5mg/リンデロン散0.1%/リンデロンシロップ0.01%/リンデロン点眼液0.01%/リンデロン点眼・点耳・点鼻液0.1%/リンデロン注2mg(0.4%)/リンデロン注4mg(0.4%)/リンデロン注20mg(2%)(0.4%)/リンデロン注100mg(2%)/ベトネベート軟膏0.12%/ベトネベートクリーム0.12%/リンデロンVローション/リンデロンV軟膏0.12%/リンデロンVクリーム0.12%/リンデロンDP軟膏/リンデロンDPクリーム/リンデロンDPゾル/アンテベート軟膏0.05%/アンテベートクリーム0.05%/アンテベートローション0.05%など

関連製品(ジェネリック)

ベクロミン「Jean-Marie Pharmacal Co.,Ltd.」/ベタメタゾン錠0.5mg「サワイ」/ベタメタゾン散0.1%「フソー」/サンベタゾン眼耳鼻科用液0.1%「参天製薬」/ベルベゾロン眼耳鼻科用液0.1% 「ニッテン」/リノロサール眼科耳鼻科用液0.1% 「わかもと製薬」/ステロネマ注腸3mg1.5㎎「日医工」/リノロサール注射液2mg(0.4%)「わかもと製薬」/リノロサール注射液4mg(0.4%)/「わかもと製薬」/リノロサール注射液20mg(0.4%)「わかもと製薬」/ケリグロールクリーム0.12%「摩耶堂製薬」/デルモゾール軟膏0.12%「岩城製薬」/ノルコットクリーム0.12% [辰巳化学」/ベタメタゾン吉草酸エステルクリーム0.12%「YD」/ベタメタゾン吉草酸エステル軟膏0.12%「トーワ」/ダイプロセル軟膏0.064%「佐藤製薬」/ダイプロセルクリーム0.064%「佐藤製薬」/ディーピーポロン軟膏0.064%「摩耶堂製薬」/ディーピーポロンクリーム0.064%「摩耶堂製薬」/ディーピーポロン軟膏0.064%「東光薬品工業」など

効果・作用

ベタメタゾンは強力なステロイド薬になり、アレルギー性の病気・炎症性の病気・免疫系の病気に有効的であり幅広く使用されています。
昔からある代表的なステロイド薬であり飲み薬、外用薬、注射、目薬などさまざまな製剤が発売されています。
ベタメタゾンは、プレドニゾロンのC-9位にフッ素、C-16位にβ-メチル基を付加した合成副腎皮質ホルモンです。
抗炎症作用、抗アレルギー作用などの糖質コルチコイド作用をもっており、その作用の強さはヒドロコルチゾンの約25~30倍、プレドニゾロンの約6~7倍です。鉱質コルチコイド作用はほとんどないとされています。

使用方法

【錠剤の場合】
成人1日0.5~8mg(1~16錠)を1~4回にわけて服用してください。
なお、年齢、症状により適宜増減します。
【坐剤の場合】
1日初期投与量0.5~2.0mgを1~2回に分けて直腸内に挿入してください。
その後、症状をみながら漸減するが、症状により適宜増減することもある。
【軟膏の場合】
1日1~数回、適量を患部に塗布してください。
【クリームの場合】
1日1~数回、適量を患部に塗布してください。
【ローションの場合】
1日1~数回、適量を患部に塗布してください。
【シロップの場合】
成人、1回5~10mLを1日1?4回服用してください。
小児、1回5mLを1日1?4回服用してください
なお、年齢、症状により適宜増減します。
【点眼液の場合】
1回1~2滴を1日1~数回点眼してください。
なお、症状により適宜増減します。
【点鼻液の場合】
1日1~数回点鼻してください。
なお、症状により適宜増減します。
【注射の場合】
1回体重1kgあたり0.5~4mgを静脈内注射してください。
なお、症状により適宜増減します。

副作用

▼主な副作用
【錠剤】
イライラ感/不眠/消化不良/下痢/吐き気/食欲増進など
長期服用の場合、にきび/むくみ/生理不順など
【坐剤】
局所刺激作用(排便感増強、熱感など)/満月様顔貌/にきび/発疹/下痢など
【軟膏】
毛嚢炎/せつ/にきび/発疹/皮膚萎縮/毛細血管拡張/ステロイド潮紅/皮膚感染症/皮膚真菌症/皮膚カンジダ症/皮膚白癬など
【クリーム】
毛嚢炎/せつ/にきび/発疹/皮膚萎縮/毛細血管拡張/ステロイド潮紅/皮膚感染症/皮膚真菌症/皮膚カンジダ症/皮膚白癬など
【ローション】
毛嚢炎/せつ/にきび/発疹/皮膚萎縮/毛細血管拡張/ステロイド潮紅/皮膚感染症/皮膚真菌症/皮膚カンジダ症/皮膚白癬など
【シロップ】
満月様顔貌/過敏症/発疹/生理不順/クッシング症候群様症状/下痢/悪心/嘔吐/胃痛/胸やけ/腹部膨満感など
【点眼液】
過敏症/眼瞼炎/結膜炎/接触性皮膚炎/化膿性感染症/下垂体・副腎皮質系機能抑制/全身使用の場合と同様な症状/創傷治癒遅延など
【点鼻液】
刺激感/過敏症/化膿性感染症/下垂体・副腎皮質系機能抑制/全身使用の場合と同様な症状/創傷治癒遅延など
【注射】
満月様顔貌/浮腫/関節の不安定化/疼痛増悪/腫脹増悪/圧痛増悪/組織萎縮による陥没/月経異常/クッシング症候群様症状/下痢/悪心など

ベタメタゾンには、副作用が起こる可能性があります。
ベタメタゾンを服用した場合、どのような副作用が起こるか知っておきましょう。
副作用の出方は、個人差や服用量によっても違ってきます。
ベタメタゾンは、医師や薬剤師に指示された、用法・用量を守っていれば安全に使用出来るお薬です。

▼重度の副作用
【錠剤】
重い感染症/副腎不全/糖尿病/消化管潰瘍/胃腸出血/膵炎/抑うつ/骨粗鬆症/目の重い症状/血栓症など
【坐剤】
誘発感染症/感染症増悪/B型肝炎ウイルス増殖による肝炎/続発性副腎皮質機能不全/糖尿病/消化管潰瘍/消化管穿孔/膵炎/精神変調/うつ状態/痙攣/骨粗鬆症/大腿骨頭無菌性壊死/骨頭無菌性壊死/上腕骨頭無菌性壊死/ミオパシー/緑内障/後嚢白内障/眼圧亢進/血栓症など
【軟膏】
眼圧亢進/緑内障/後嚢白内障/白内障など
【クリーム】
眼圧亢進/緑内障/後嚢白内障/白内障など
【ローション】
眼圧亢進/緑内障/後嚢白内障/白内障など
【シロップ】
誘発感染症/感染症増悪/B型肝炎ウイルス増殖による肝炎/続発性副腎皮質機能不全/糖尿病/消化管潰瘍/消化管穿孔/膵炎/精神変調/うつ状態/痙攣/骨粗鬆症/大腿骨頭無菌性壊死/骨頭無菌性壊死/上腕骨頭無菌性壊死/ミオパシー/緑内障/後嚢白内障/眼圧亢進/血栓症など
【点眼液】
角膜ヘルペス/角膜真菌症/緑膿菌感染症/角膜穿孔/緑内障/眼圧亢進/後嚢白内障など
【注射】
ショック/アナフィラキシー/呼吸困難/全身潮紅/血管浮腫/蕁麻疹/誘発感染症/感染症増悪/B型肝炎ウイルス増殖による肝炎/続発性副腎皮質機能不全/糖尿病/消化管潰瘍/消化管穿孔/膵炎/精神変調/うつ状態/痙攣/骨粗鬆症/大腿骨頭無菌性壊死/骨頭無菌性壊死/上腕骨頭無菌性壊死/ミオパシー/緑内障/後嚢白内障/眼圧亢進/血栓症など

重篤な副作用の発生率は低いですが、用法や用量を間違えると命に危険を及ぼすような、重篤な副作用が発生する恐れもあります。
異変を感じた場合は、直ぐに医師の診察を受け指示に従いましょう。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

■ベタメタゾンを配合した医薬品の添加物に、アレルギーをお持ちの方
下記、添加物にアレルギーをお持ちの方(ベタメタゾン錠0.5mgの場合)は、アレルギー反応を起こしてしまう為、服用できません。

▼ベタメタゾン錠0.5mgの添加物
・結晶セルロース
・ステアリン酸Mg
・乳糖
・ヒドロキシプロピルセルロース

【使用に注意が必要な方】
・感染症の方
・糖尿病の方
・骨粗鬆症の方
・腎不全の方
・甲状腺機能低下のある方
・肝硬変の方
・脂肪肝の方
・脂肪塞栓症の方
・重症筋無力症の方
・高齢者の方

【使用ができない方】
・有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の方
・消化性潰瘍の方
・精神病の方
・結核性疾患の方
・単純疱疹性角膜炎の方
・後嚢白内障の方
・緑内障の方
・高血圧症の方
・電解質異常のある方
・血栓症の方
・最近行った内臓の手術創のある方
・急性心筋梗塞を起こした方
・妊娠中、授乳中の方
・新生児

上記にあてはまる方は、ベタメタゾンを使用する事が出来ない可能性があります。
ベタメタゾンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

【併用注意薬】
現在調査中です

【併用注意薬】
フェノバルビタール/フェニトイン/リファンピシン/アスピリン/アスピリンダイアル/ミネート/サザピリン/ワルファリンカリウム/ブホルミン塩酸塩/クロルプロパミド/アセトヘキサミド/インスリン製剤/フロセミド/アセタゾラミド/トリクロルメチアジド/シクロスポリン/エリスロマイシン/パンクロニウム臭化物/ベクロニウム臭化物/リトドリン塩酸塩など

ベタメタゾン
よくある質問
ステロイド系のお薬は副作用が出ると聞きましたが服用を続けて大丈夫なのでしょうか。

短期間の使用なら副作用の心配もないですが、長期使用の場合でしたら副作用がでることもございます。
ステロイドの長期服用時の注意点として「自分の判断で急にやめない」ということがあります。反発的な重い症状が出るおそれがあるためです。中止するときは、医師の診断のうえで、時間をかけて徐々に減らします。

ベタメタゾン0.5㎎を服用中ですがインフルエンザの予防接種は可能でしょうか。

ベタメタゾン0.5㎎とインフルエンザの予防接種はとくに問題はございません。

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医薬品を使用する場合、必ず医師や薬剤師の指示に従って下さい。
医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。