成分名 | ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え) |
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適応症状 | ・がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制
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簡易説明 | ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え)は、好中球減少症の改善に使用されます。好中球減少症は発熱を伴うと、免疫力が弱まり、時には生命を脅かすこともあります。同じ機序の薬剤にグランと呼ばれている薬剤がありましたが、血中半減期が短く、患者によって投与方法を変えなければならないことがデメリットでした。そこで、本剤は血中半減期を長くし、がんの種類によらない投与が可能となりました。 |
処方可能な診療科目 | 血液内科 |
健康保険の適応 | 健康保険適応 |
病院で処方してもらう時の費用目安 | この薬は処方薬ではありません。
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厚生労働省による認可、または発売年月日 | 2014年11月発売【ジーラスタ皮下注3.6mg】
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国内のジェネリック認可 | 現在ジェネリック医薬品の製造はありません。 |
関連製品(先発薬) | ジーラスタ皮下注3.6mg【製薬メーカー:協和キリン】
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関連製品(ジェネリック) | 現在ジェネリック医薬品の製造はありません。 |
海外での使用実績 | アメリカなど70か国以上で販売されています。 |
効果・作用 | ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え)は、発熱を伴う好中球減少症の改善に使用される持続型 G-CSF 製剤です。似た薬剤にグランの商品名で発売されているフィルグラスチムがありますが、血中半減期が短く、毎日投与する必要がありました。また、癌腫によって投与方法を変えなければならないことが負担でした。そこで本剤は、血中半減期を長くするためにアムジェンによって開発され、がんの種類によらず、化学療法 1 サイクルごとに投与が可能となりました。
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使用方法 | がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制の場合、抗がん剤投与が終わった翌日以降、3.6mgを化学療法1サイクルあたり1回皮下投与します。
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副作用 |
主な副作用 ※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。 |
使用に注意が必要な方 使用出来ない方 |
使用が出来ない方 使用に注意が必要な方 上記にあてはまる方は、ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え)を使用する事が出来ない可能性があります。 |
併用禁忌薬 |
併用禁忌薬 併用禁忌薬がないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です |
ペグフィルグラスチム(遺伝子組換え)に関する よくある質問 |
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参考元一覧 | ジーラスタ皮下注3.6mg 添付文書
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