成分名 | ペミガチニブ |
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適応症状 | がん化学療法後に増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌 |
簡易説明 | これまで切除不能な胆管がんの二次治療はエビデンスのある治療選択肢がなく、新たな治療が望まれていたなか、国内初の選択的な「線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)」の阻害薬として、胆道がん治療薬として承認された薬です。
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処方可能な診療科目 | 消化器内科、外科など |
健康保険の適応 | 健康保険適応
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病院で処方してもらう時の費用目安 | 診察料などの目安:約1,000円~5,000円
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厚生労働省による認可、または発売年月日 | 発売年月日: 2021年6月 |
国内のジェネリック認可 | 現在ジェネリック医薬品の製造はありません。 |
関連製品(先発薬) | ペマジール錠4.5mg【製薬メーカー:インサイト・バイオサイエンシズ・ジャパン】 |
関連製品(ジェネリック) | 現在ジェネリック医薬品の製造はありません。 |
海外での使用実績 | 2022年8月26日、FDA(米国食品医薬品局)は、線維芽細胞増殖因子受容体1(FGFR1)再構成を有する再発または難治性の骨髄/リンパ腫瘍(MLN)の成人を対象にペミガチニブ(販売名:ペマジール)を承認した。
ペミガチニブ[販売名:Pemazyre(日本での販売名:ペマジール)]は、初回化学療法後に進行または転移した希少タイプの胆管がんの患者に対して、今後選択肢の一つとなるであろう。
英国国立医療技術評価機構(NICE)は、FGFR2と呼ばれる分子ががん細胞の表面に異常な形で存在し、標準治療に反応しない胆管がんを有する成人患者への本薬剤の使用を承認した。
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効果・作用 | ペマジール(ペミガチニブ)は、国内初の選択的線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)の阻害薬です。
米国デラウェア州ウィルミントン―2021年 3月 23日―インサイト・コーポレーション(ナスダ
ック:INCY、以下「インサイト」)は本日、選択的線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)阻害剤 であるペマジール®(一般名:ペミガチニブ、以下「ペマジール」)について、がん化学療法後に 増悪したFGFR2融合遺伝子陽性の治癒切除不能な胆道癌の治療薬として、厚生労働省による国内 製造販売承認を取得したと発表しました。
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使用方法 | 通常、成人には、ペミガチニブとして1日1回13.5mgを14日間経口投与した後、7日間休薬してください。これを1サイクルとして投与を繰り返します。なお、患者の状態により適宜減量してください。 |
副作用 |
主な副作用 ※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。 |
使用に注意が必要な方 使用出来ない方 |
使用が出来ない方 使用に注意が必要な方 上記にあてはまる方は、ペミガチニブを使用する事が出来ない可能性があります。 |
併用禁忌薬 |
併用禁忌薬 上記の併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です |
ペミガチニブに関する よくある質問 |
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参考元一覧 | |
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