ロバスタチン

成分名

ロバスタチン

適応症状

高コレステロール血症/家族性高コレステロール血症/脂質異常症/高脂血症

簡易説明

ロスマックは、脂質異常性、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症、高脂血症などの治療薬で、世界中で高い評価をされ続けているクレストールのジェネリック医薬品です。
コレステロール値が高い状態が長く続くと、血管にコレステロールが溜まっていき、動脈が狭くなるため、動脈硬化を悪化させる原因となります。
ロスマックの有効成分のロスバスタチンは、コレステロールの生成を抑制し、排泄を促すことで、血管のコレステロールや中性脂肪の量を下げます。
クレストールはリピトールと同じ成分を持ち、悪玉コレステロールや中性脂肪などの値を下げる作用があり、コレステロールの合成を抑えたり排泄を促進することで、血中コレステロール量を減らして、動脈硬化を予防し、善玉コレステロール(HDL)を増やして、正常値に戻してくれる効果があります。
有効成分ロスバスタチン含有し、HMG-CoA還元酵素阻害薬です。
血管の負担が軽減されると、心疾患や脳卒中に罹患するリスクを大幅に減らすことができます。
コレステロール低下作用に対する費用対効果が最も優れている薬剤です。
病院や健康診断で脂質異常性、高脂血症と診断された方に、副作用も少ないためオススメの治療薬です。
ロスマックのようなお薬を活用しながら、コレステロール値をコントロールするよう心掛けることが、大事です。

処方可能な診療科目

内科など

健康保険の適応

現在調査中

病院で処方してもらう時の費用目安

薬代1錠あたりの目安:1錠 63円
※病院によって差が有り。薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

2017年12月

国内のジェネリック認可

なし

関連製品(先発薬)

クレストール

関連製品(ジェネリック)

ロスマック

効果・作用

ロスマックの有効成分のロスバスタチンは、体内で生産されるコレステロールを阻害し脂質異常症の治療と予防に効果があります。
糖質、たんぱく質、脂質などが分解して出来るアセチルCoAという物質によって生産されるのがコレステロールです。
このアセチルCoAという物質がコレステロールへ移行されるときにHMG-CoA還元酵素という酵素が働きます。
アセチルCoAとは、アセチル補酵素Aの略で、過剰のアセチルCoAは、脂肪酸生合成の原料となり、中性脂肪を生成します。
したがって、アセチルCoAの代謝を抑制することで、コレステロール、動脈硬化、高脂血症を防ぐ事ができます。
HMG-CoA還元酵素とは、肝臓でのコレステロールが生成される時に酵素の動きを阻害する働きがあり、血栓が出来ないようにする作用があります。
このように、ロスマックの有効成分ロスバスタチンは、酵素の動きを妨げ、コレステロールの生産を抑えるものです。
悪玉コレステロールが高い状態が続くことで、血管に多大な負担がかかります。
血管に負担がかかることで、心筋梗塞、狭心症、脳卒中などのリスクが高まります。
その原因とされる悪玉コレステロールを、ロスマックの有効成分ロスバスタチンは、酵素の働きを妨げ、コレステロールを抑制することで、脂質異常症の治療と予防に効果があり、いろいろ起こりえる疾患リスクを減らしてくれます。
投与後5時間後に最高血中濃度に達し、20時間後に消失半減期を迎えると記載されています。

使用方法

一日一回2.5mg~5mgの服用
5mgしかない場合は、ピルカッターなどで半分にして使用することをおススメ致します。
コレステロール値を早急に減少するには、5mgから服用してください。
通常4週間をみていただいてますが、その以降でも効果がみられないようであれば、10mgまでの増量は可能です。
重症な方に関しては、一日最大20mgまでの増量は可能です。
年齢や重症具合で、それぞれの症状によって服用量を調節してください

副作用

【主な副作用】
筋肉痛、腹痛、発疹、下痢、便秘、そう痒感、蕁麻疹、倦怠感などのほかに、重篤なものとして横紋筋融解症、末梢神経障害、ミオパシー、肝機能障害、血小板減少、心不全の発症、動脈硬化症などがある。
服用後、軽度な副作用(筋肉痛など)であっても、症状が出るようであれば、一旦服用を止め、医師に診察、ご相談してください。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

【使用が出来ない方】
ロスマックに対して過敏性素因のある方
肝臓や腎臓の機能に異常または、低下していると考える方
シクロスポリン、フィブラート系薬剤、ニコチン酸、アゾール系抗真菌薬、マクロライド系抗生物質を使用中の方
妊婦、授乳中または妊娠の可能性のある方
アルコール依存症の方
ご高齢の方

上記にあてはまる方は、ロバスタチンを使用する事が出来ない可能性があります。
ロバスタチンを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

シクロスポリン
フィブラート系薬剤
クマリン系抗凝血剤
水酸化アルミニウム
水酸化マグネシウム
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

よくある質問
保管方法はどうすればいいの?

直射日光は避けましょう。
高温多湿は避けましょう。
冷暗所での保管が望ましいです。
ピルカッターなどで、半分にしたものに関しては、錠剤をしっかり密封して保管。早めに服用してください。
記載された服用期限は厳守してください。

ずっと使い続けなくてはいけないの?

コレステロールの薬を飲み続けなければいけないということは決してありません。また急にやめても影響の少ない薬の一つです。

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