フェソテロジンフマル酸塩

成分名

フェソテロジンフマル酸塩

適応症状

尿意の切迫感、頻尿および切迫性尿失禁の治療に用いられます。

簡易説明

フェソテロジンフマル酸塩は尿意切迫感や頻尿などの治療に用いられるお薬です。 活性代謝物の5-HMTが膀胱平滑筋のムスカリン受容体を阻害することにより、膀胱の収縮抑制の効果があります。 通常、過活動膀胱による尿意の切迫感、頻尿および切迫性尿失禁の治療に用いられます。

処方可能な診療科目

泌尿器科など

健康保険の適応

健康保険適応

病院で処方してもらう時の費用目安

診察料などの目安:約3000円程度
新薬1錠あたりの目安:4mg169.1円 8mg253.7 円(薬価)
後発薬1錠あたりの目安:後発薬なし
※病院によって差が有り。薬代の他に、初診料・診察料・検査料などが必要になる。

厚生労働省による認可、または発売年月日

発売日2013年 3月15日

国内のジェネリック認可

ジェネリックなし

関連製品(先発薬)

トビエース

関連製品(ジェネリック)

なし

効果・作用

フェソテロジンフマル酸塩は抗コリン薬(ムスカリン受容体拮抗薬)に分類される過活動膀胱治療薬です。
過活動膀胱で起きる尿意切迫感や頻尿などの治療に用いられます。
過活動膀胱とは膀胱内に尿があまり溜まっていないに関わらず排尿の筋肉が収縮し急な尿意を感じたり
膀胱の収縮することによって、尿意切迫感や何回もトイレに行きたくなってしまう頻尿などの症状がある病気です。
中高年の男女に多く、突然に耐えられないほどの強い尿意を生じ、人によってはその直後に尿漏れを起こしてしまいます。
頻繫に尿意があり、頻尿や夜中の頻尿をともなうことが多く、このような過活動膀胱には、フェソテロジンフマル酸塩を含め抗コリン薬による治療が有効です。
膀胱の収縮には神経伝達物質のアセチルコリンが関係しています。
フェソテロジンフマル酸塩はアセチルコリンの働きを抑制する作用(抗コリン作用)により、膀胱の異常な収縮を抑え、過活動膀胱などが原因の尿意切迫感や頻尿などを改善します。
世界的にも広く使われている安心できるお薬ですが尿道機能障害の腹圧性尿失禁には適していないためご注意ください。
また従来の同じ効果を有するお薬と比べて口の渇きなどの副作用が比較的少ないことも特徴の一つです。

使用方法

成人はフェソテロジンフマル酸塩として4mgを1日1回経口服用
症状に応じて1日1回8mgまで増量可能
徐放性製剤なので割ったりはせず、そのままかまずに服用してください

副作用

口内乾燥、便秘、頭痛
尿が排泄できない[尿閉]
顔やのどのむくみ、唇や舌の腫れ[血管浮腫]

※その他、異変を感じた場合は直ぐに医師の診察を受け指示に従ってください。

使用に注意が必要な方
使用出来ない方

尿閉を有する方
眼圧が調節できない閉塞隅角緑内障の方
幽門、十二指腸又は腸管が閉塞している患者及び麻痺性イレウスのある方
胃アトニー又は腸アトニーのある方
重症筋無力症の方
重度の肝障害のある方
重篤な心疾患の方
本剤の成分あるいは酒石酸トルテロジンに対して過敏症の既往歴のある方

上記にあてはまる方は、フェソテロジンフマル酸塩を使用する事が出来ない可能性があります。
フェソテロジンフマル酸塩を使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

併用禁忌薬

抗コリン作用を有する薬剤
CYP3A4阻害薬
CYP3A4誘導薬
CYP2D6阻害薬

上記の併用禁忌薬に入ってないからといって、その他の医薬品と併用するのは危険です
現在、薬を服用している場合は、併用可能かどうか必ず医師に相談してください。

よくある質問
4mgと8mg、どちらを飲めばいいですか?

症状に応じて1日1回8mgまで増量可能です

食後に飲んだ方がいいですか?

食前・食後での効果の違いはありません

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医薬品を使用する場合、必ず医師や薬剤師の指示に従って下さい。
医薬品を使用し、体調不良が現れた場合、我慢せずに直ちに医師の診察を受け、指示に従って下さい。